DISC REVIEW
-
2007年春、新潟県新潟市にて結成、2012年2月より現在の5人となる。前作『Hydrangea』は欧米のメタルコア、スクリーモ・サウンド直系のサウンドであったが、今作『Zygomycota』にて大きく進化を果たしている。誤解を恐れずに言うなら“Crossfaith meets 凛として時雨”か!?マッチョなスクリーム・ヴォーカルに凛として時雨のTK氏を思わせるハイトーン・ヴォイスが突き刺さるという、エクストリーム・ミュージックとインディー・ロックの意外な組み合わせではあるが、これが実にいい。あとはライヴでこの曲たちをどうやって表現していくかが今後彼らが大きく化けるかどうかの分かれ目だろう。兎にも角にも期待のニューカマーであるのは間違いない!! ムラオカ