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INTERVIEW

a crowd of rebellion

2018.07.11UPDATE

2018年07月号掲載

a crowd of rebellion

メンバー:高井 佑典(Ba) 近藤 岳(Dr) 小林 亮輔(Vo/Gt) 宮田 大作(Vo) 丸山 漠(Gt)

インタビュアー:米沢 彰

-ここで新作の話に移りますが、メジャー3rdアルバム『Ill』の完成おめでとうございます。作品の手応えはいかがですか?

小林:ありがとうございます! もう手応えしかないですね! アルバムのタイトル"手応え"にしたいくらい(笑)。

一同:(笑)

小林:それくらい、僕は本当に好きなアルバムですね。現時点で言いたいことは全部言えましたし、メンバー全員のかっこいいところが絶妙にバランス良く入って。よくみなさんに言っていただけるのが"変幻自在な"とか"いろんなジャンルをごちゃ混ぜにしたような"とかいうことで、そういう印象を持っていただけてるんだと思うんですが、今回はそれが確実に洗練されてますし、本当に最高傑作だと思います。

-タイトル・トラック「Ill」はミュージック・ビデオも好評のようですね。YouTube上での再生数の伸びが、ここのところのミュージック・ビデオの中ではかなり好調ですよね。

宮田:今までの中で一番だと思います。

-そういう反響が見えるのは手応えに繋がりますよね。

宮田:コンセプトを決めて、実際「Ill」のMVを出すまで、"俺たちはこれでいこうって思ってるけど、本当にこれでいいのかな? どんなリアクションが来るんだろう......"って思ってて。それで、あのMVを出したときに、ワッとリアクションが来て、"あ、今回のコンセプトとか、方向性は間違ってなかったんだな"って。

-作曲している立場としての手応えはいかがですか?

丸山:これまでは、ちょっとふざけたというか、楽しいっていうのを意識して作ってたんですけど、今回はダークなイメージで。僕たちの中では"いったんふざけ系は封印しよう"ってことになって。それで、"もっとかっこいい俺らを見せてこう!"みたいなイメージで作ったのが今作です。今までは"何がしたいのかわからない"みたいな部分もあったと思うんですが、今回はそういう意味でも一貫した作品になったんじゃないかと思いますね。

-作品全体のコンセプトが1本通っているなっていうのが聴いていてわかる作品ですが、まず始めにコンセプトを決めてから制作にあたられたんですね。

宮田:そうですね。まず、コンセプトを固めて、1曲1曲の意味とかも考えて、今回の『Ill』という作品に沿った曲っていうのを、タイトルとかも含め決めていったので、ギュッとまとまった感じになったんじゃないかと。

-なるほど。ところで、さっきの「Ill」のMVの話に戻りますが、最初に"グロ注意"的な注意書きを見てから観たんですけど、思ったほどグロでもなかったなって(笑)。なので、安心して観れました。

宮田:良かったです(笑)。苦手な人は苦手ですからね。俺はもっとヤバいのでも良かったんですけど。最初にMVの構想を練ってたときは、もうちょっとダークというか、ヤバい感じだったんですよ。それから、映像を作ってくれる会社との話し合いに行ったときに、"そこまでやるとちょっとヤバいから......"っていう話になって(笑)。やりすぎちゃうと観てもらえなくなっちゃいますからね。なので、"じゃあギリギリ、虫なんてどうでしょう?"みたいな案を担当の方から出してもらって。俺としては、インパクトがあって目を背けたくなるようなものって構想があって。嫌がらせ大好きな性格なんで(笑)。当初はミミズ1,000匹くらいとか、ゴキブリ500匹くらいとか部屋に散りばめて......って考えてたんですけど、まぁ、思っていたより数は少なく、ちょうどいい感じになりましたよね(笑)。

-シチュエーションとか世界観が映画の"ソウ"みたいだなって思ってて、そのうち血とか出てくるんだろうなって勝手に思ってたんですよ(笑)。

宮田:最初は虫を食べるくらいの勢いだったんですけどね(笑)。

-虫を食べないと鍵が出てこないとか(笑)。

宮田:そうそう(笑)。俺が最初に担当の人に伝えてたイメージがちょうど、映画の"ソウ"とか"サイレントヒル"とかで。あとは"ミスト"とか、ああいう空気感ですね。きれいなんだけど、悲しい雰囲気が漂っているような。そういうきれいな質感の映像に、グロがパッと入ってくる、あの感覚を表現したいっていうことを伝えて。映像のイメージ的にはそのとおりのものができたんで、良かったですね。