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INTERVIEW

HEY-SMITH

2014.12.22UPDATE

2014年12月号掲載

HEY-SMITH

メンバー:猪狩 秀平 (Vo/Gt)

インタビュアー:荒金 良介

-そのこだわりはどこから?

バンド同士で決めたイベントだな、会社同士で決めたイベントだなって、わかるんですよ。バンド同士でやってるイベントは、そこに出ているバンドに由縁があって、MCでもそういう話に触れたりして、こういう気持ちでやってるんだというのがわかるんですよ。その気持ちがわかると、嬉しいんですよね。

-HEY-SMITHは2006年からずっとバンド活動を続けてきて、そこで出会った人たちで何かひとつ大きなものを成し遂げたい。その集大成が今年のハジマザと言えますか?

それはありますね。そのカタマリなんじゃないですか。今年は野外でやったけど、またサーキットでやりたいという気持ちもあるので。東京、仙台はライヴハウスが密集してるから、そういうこともできるし。

-野外にこだわらず、いろいろと形を変えていく。その発想は面白いですね。

Warped Tourが自分の頭にあって。同じメンツで各地を回るじゃないですか。でっかいバスでみんなで修学旅行みたいに回る。絶対楽しいじゃないですか!

-最高に楽しいでしょ。では、今作に収録されている9月13日、14日に渡って開催されたハジマザを振り返って、今はどんな気持ちですか?

心の底から楽しかったです。2ヶ月経った今でもフラッシュバックしますからね。準備してるときは初めてのことが多すぎて、最初は違う会場を押さえていたのに急にダメになったりして、問題山積みでした。前日までこんなこと2度とできるかって。

-やってられるかと(笑)。

こんなにしんどいの?って。練習してる時間もないくらいですからね。でも初日にひとバンド観たら、また次もやりたくなりました。ライヴに関してもみんながイベントを作ろうとしてくれてる雰囲気がすごくあって。MCもそうやし、出番が遅くても朝からバンドが顔を出してくれたり......そういう感じで全部繋げてくれて、めっちゃ嬉しかった。最後のバトンは死ぬほど重かったですけどね(笑)。最後はSHANK、SiM、HEY-SMITHという流れにしたかったんですよ。もちろん先輩も出てるけど、俺らの世代という気持ちが強かったから、トップもcoldrainにやってもらいましたからね。特にSHANKからSiMのバトンはすごかったです。特にMAH(Vo)が重すぎるMCを泣きながらしてくれて。それぐらい感情が高ぶっていたのかなって。

-そのプレッシャーは自分たちのライヴ中にも感じました?

ライヴが始まると、まったくゼロなんですよ。始まる前はやばかったですけど、始まったらゴール決めるだけやなって。ライヴはこれまでにないくらい楽しかったです。

-映像を観ても、猪狩君が楽しさ一杯で幸せそうにプレイしているのが印象的でした。

自分で観ても、そうやなと思ったのはTask-n(Dr)がとある曲の2番にいくところをアウトロに行っちゃって、大チョンボしたんですよ。普段なら"えっ、何してんの!?"となるはずなのに、こんな大舞台でこんなことしてやがるって、指差して笑ってましたからね。

-それこそ前回のDVDでは本編のアンコール前まで、猪狩君は気を抜けなかったと話してくれたじゃないですか。それとは真逆の心の持ちようですね。

うん、全然違いますね。ミスしようがどうなっても平気でしたね。客がステージに上がって、めちゃくちゃにされても笑ってたと思う。何なんでしょうねえ。

-ライヴ中のMCも以前より増えた気がしたんですけど、どうですか?

自分の中でちょっと変わったのは、音楽やライヴを突き詰める時期がツアー中にあったけど、また振り出しに戻って、楽しさがあってからの突き詰めでしょうという気持ちが強くなったんですよ。今は楽しい、イェーイ!という気持ちの方がでかくなってますね。

-そういう気持ちになれたのは今年から?

いや、前からあったけど、俺が引っ張らなきゃいけないみたいな気持ちが強くて。でも俺が自由に泳いで引っ張ってもらえるのも楽しいなと思えるようになった。Mukky(Vo/Ba)が耳を悪くして、バンドにとっての大問題が発生しても、あっけらかんと笑えていた自分たちっていいなって。だから、楽しむことが1番やなって。

-それが猪狩君の幸せそうな表情に繋がってるんでしょうね。

でもまた確実に尖ってやろうと思ってますけどね。

-(笑)ライヴでも"自由"という言葉を何度も口にしてたけど、まず自分が自由な気持ちでプレイしないと、伝わらないだろうし。

今、音楽が楽しいですもん。ライヴはハジマザ以降やってないんですけど、そうすると普通に音楽を聴く時間が増えて。ツアー中はかっこいいポイントを探しながら音楽を聴いてるけど、ただ単に音楽を聴いてると、改めて音楽めっちゃええやんと思って。

-"HAZIKETEMAZAREはマジで俺が自信を持って愛してると思う人しか関与してません"とライヴ中に言ってましたけど、「Download Me If You Can」演奏前のMCもこれまでと違いましたよね?

ほんとですか? 覚えてない(笑)。

-"俺たちのこの関係性はダウンロードされることはない"と言ってましたよね。

ああ、たしかに。