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INTERVIEW

HEY-SMITH

2012.10.16UPDATE

2012年10月号掲載

HEY-SMITH

Member:猪狩(Gt / Vo)

Interviewer:荒金良介

-今夏は10-FEET主催の『京都大作戦』で初の源氏ノ舞台(メイン・ステージ)、また、『FUJI ROCK FESTIVAL』初出演を果たすなど、数々のフェスに参加しましたよね。何か思い出に残ったフェスや、夏フェスに出た全体の印象などを教えてもらえますか?

今年出たフェスに関してはホンマに全部印象に残ってマス。
それぞれに思い出が違うので全部ハッキリと覚えてます。
FUJI ROCKで普通にホテルの廊下でNoel(NOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDS)に会ったり(笑)。普段映像でしか見たことない人たちにたくさん会えたのは嬉しかったです。
出演もしたし、観にもたくさん行きました。
そこで、出たいフェスがハッキリしたのが今年ですね。
好きなフェスには出演し続けたいですね。

-今年の3月末に対面でインタビューをやらせてもらいました。そのときは前作のツアーも終わり、ライヴDVDもリリースして、当面の目標がないから何をしてやろうかというワクワク感と、何をしていいんやろうという不安の両方の気持ちがあると言ってましたが。今の心境はどうですか?

今はシングルのリリースも決まって、とにかく早く聴いてもらいたいです。
今の自分の気持ちをハッキリ歌えた曲たちなので、ハッキリ言って自信もありますね。
最近曲がいっぱい降ってくるんです(笑)。
安心してます(笑)。

-その3月末に話を聞いたときは、HEY-SMITH自体の持ち曲はゼロ、猪狩さんが使えないメタル・チューンが19曲あると言ってましたが、それ以降に腰を据えて楽曲制作に取り組む時間はできたのでしょうか?

あーそんな話しましたねー!
そうゆう時間は特別には設けなかったですね。
ライヴやりながら、ライヴがない日はスタジオで曲作りって感じで制作しました。
なんかライヴしてた時期に曲がポンポン降ってきたんです。
“天才や!”って思いました。(笑)

-ちなみに今作に収録された楽曲は、いつ頃にできたものですか?

「Download Me If You Can」に関しては起きたらできてました(笑)。
まじラッキー!って思いました。
もうこの曲をシングルで出したいなってすぐに思って、他の曲は「Download Me If You Can」とはまた違った曲を書こうとして書きました。
出来たのは夏ですね。レコーディング直前です。

-今回はバンドにとって初のシングルになりますよね。何かしらコンセプトみたいなものはありましたか?

俺のこの夏の心境がそのまんま入ってます。
夏の思い出達って感じですかねー(笑)。
「Download Me If You Can」は自分にも周りにも歌った曲で、「Goodbye To Say Hero」も自分にも相手にも歌った曲です。
とにかく自分の心境が正直にそのまんま入ってます。

-Track.1「Download Me If You Can」はメタルから緩やかなスカへ、2曲目は「Goodbye To Say Hello」はメロコアから爽快な歌メロへ、どちらも起伏の激しい展開がユニークな曲調ですね。それぞれ聴かせどころや、楽曲的に苦労した点など、教えてもらえますか?

ユニークですか(笑)。
「Download Me If You Can」はさっきも言ったとおり、起きたらできてたので苦労は全くなかったですね。
メタルやらスカやらダブ、シンガロングまで、俺の好きな要素が全部入ってる欲張りな曲ですね。
Goodbyeも直球な感じで凄く好きです。
ここはギタリストなんでやっぱソロが聴きどころですかね。

-3曲目はTHE BEACH BOYSの「Surfin’U.S.A」をカヴァーが入ってますが、この曲を選んだ理由というと? また、アレンジで考えたところは?

これは来日もありましたけど、俺が単純にTHE BEACH BOYSが好きやからです。
さっき言った、この夏で感じたコトを考えてた時に、いきなり、“夏と言えばTHE BEACH BOYSでしょ!”ってなりました。
んで、単純に1番好きな曲を選びました。
あんまり原型ないですけど、このアレンジ好きです。

-今作のレコ発ツアーは、前回のツアーで回ることができなかった佐賀、山形を含む5本で、絞られたライヴ本数になってます。どんなパフォーマンスを見せようと思っていますか?

えー!そんなとこまで考えてなかった(笑)。
俺基本的にライヴに臨む時に何にも考えてないんです。
MCとかもなんも決めてないので、“今までの生き様を見てくれ!”って感じですね。
俺っていう人間がギター弾くから聴いとけって感じです。