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INTERVIEW

KEMURI × 激ロック × バイトル

2017.09.11UPDATE

2017年09月号掲載

KEMURI × 激ロック × バイトル

メンバー:伊藤 ふみお(Vo)

インタビュアー:吉羽 さおり Photo by 川村 隼也

後藤:次の質問です。KEMURIさんは今年11月に入場無料のツアー、['FREE SHOW!' ~SKA BRAVO SPECIAL TOUR 2017~]を開催します。このツアーは、KEMURIさん初の試みであるクラウドファンディングを用いたツアーで、1stアルバム『Little Playmate』の再現ライヴということになりました。公式Twitterを利用して、リターン・グッズの色や模様をファン投票で決めたりと、ファンが参加するようなライヴやイベントはとても珍しくて、自分自身も楽しいなという気持ちになっているんですけど。発案から開催に至った経緯と、このツアーにかける意気込みをお聞かせ願えればと思います。

意気込みはね、ものすごいですよ(笑)。目標金額を達成したいという意気込みと、あとはこれがどれくらい面白いものなのかっていうのをわかってもらいたいというのがあるね。これ面白いだろう? っていうのがあるんですけど、なかなか伝わりきらないのもあるんです。だから一生懸命やってる。で、なんでこういうライヴをしようと思ったかというと、最初から応援してくれている人、KEMURIに興味がある人と、いろんなライヴを作れないかなっていう気持ちがあったんです。KEMURIが音楽活動を始めてから、ずっと同じ方法でライヴをやってきているんですよね、当然チケットを買って観に来るというね。始めたころは3人くらいしかいなかったかもしれないけど、それが30人になり、300人になり、3,000人になり、と今に至るんだけど、ずっと変わらないわけ。そういうところも変えていけないかなというのが、まずは始まりでしたね。たまにはタダでライヴやりてぇな、っていうのもあるし。平日の仕事が終わったあとにふらっと遊びに来るにも、タダだったら来やすいじゃないですか。

後藤:たしかにそうですね。

居酒屋に行く代わりに、どこかのライヴ会場に行って、ビール1杯飲みながらライヴを観られるようなね。今回も対バンがいるけど、3バンド出てチケット代が例えば4,500円だったら、人情としては頭から観たくなるよね。僕はそうなんです。でもタダだったら、『Little Playmate』の曲をちょっと聴きに行けたらいいかなとか、最後の20分でも来たい人が来やすいようなライヴをするには、やっぱりタダというのがよかったし。それでまずやってみようと思って。クラウドファンディングにしたのは、KEMURIはだいたい今4,000円プラス消費税くらいのチケット代でやっているんだけど、ものすごくKEMURIが好きな人でも、あの曲1曲聴いて良かったからちょっと行ってみたいなという人でも、4,000円なんですよね。

後藤:はい。

だけど、ちょっと興味持って、ちょっと観てみたいけど、払いたくない人はタダでいいわけ。でも、KEMURIだったら1万円払っても観たいですよという人がいたり、その人なりのライヴを作ってもらえる方法が、クラウドファンディングにあったんですよね。今の時代にやるっていうのが面白いんじゃないかなと思って、CAMPFIRE(※クラウドファンディングを実施できるサイト)を活用させていただいて今回の実施になったんです。

後藤:2014年に始まったこの"SKA BRAVO"という企画イベントでは、毎回海外のバンドを呼んでいます。今年も海外から2バンドを呼ぶことがアナウンスされていますが、この日本国内でのイベントにおいて、海外のバンドを呼ぶ狙いというのはなんですか。

日本人は外を知らないといけないんです。開国の昔からね。そうやって外を見て、実際に外に行って、日本に持って帰ってきて──真似かもしれないけど、それをまず広げていくのをずっとやらないといけないと思うし、そういう活動をしたいんです。それがわかってもらいたくてやっているんですよね。特にもともと洋楽好きだし、スカ・パンクからきているから、海外バンドに来てもらってライヴをやってます。

後藤:"SKA BRAVO"は日本国内でのイベントですが、KEMURIさんは以前から海外でも精力的に活動をしています。昨年10月にはイギリス、11月にはアメリカでツアーを回りましたが、海外のツアーでは、日本と違ってどういうところが大変で、どういうところに惹かれるかなどあれば教えてください。

まず、昨年のツアーは結構サウンド・チェックもできたので良かったんですけど、やっぱり音響は大変ですね。今では、勝手を知ってる会場で、KEMURIのことをよくわかっているスタッフにセッティングをしてもらってライヴをやっちゃってるから。それがなくなるのが大変ですね。あと、昨年のUK、USツアーで大変だったのは、移動式のホテルみたいなバスでの移動だったんです。ものすごく楽しかったんだけど、プライバシーを守るには、薄いカーテン1枚閉めるだけで(笑)。それは大変といえば大変だったかな。あとは、そのツアー・バスで何百キロも移動するんだけど、ツアー・バスのルールがあって。トイレの使い方も厳密なルールがあって、自分の生理現象がどうあれ従わなきゃいけないのよ(笑)。それに合わせるのが結構大変だった。したいときにできないみたいな感じだったから、もがき苦しんでるメンバーもいたかな。

後藤:大変なことも多い一方で、何度も海外ツアーに行く意味とはどういうものですか。

大変なことも多いんだけど、ほんの少しかもしれないけど、大きな喜びがあるんだよね。例えばロンドンのライヴは、ブリクストン・アカデミーというライヴハウスでできたのは大きな喜びでしたね。僕にとっての憧れのライヴハウスだったので。それで会場に行ったら、KEMURIだけを観に来たんだという男子グループみたいなのが何組もいるわけ。しかも、イギリス人かと思ったら、俺たちはスペインから来たとか、アイルランドから来たとかで。"『Little Playmate』を聴いてから20年待ってた"って言うんだよね。それなんですよ、なるべく行けるように頑張りたいなって思っちゃうのは。英語で歌っていた意味があったなとか。

後藤:日本語の歌詞を歌ったときの海外の方の反応はどうなんですか。

それがね、「Ato-Ichinen」(『Little Playmate』収録)という曲とかは、昔から聴いているらしくて、一緒に歌うんだよね。新しめの日本語詞の曲は、今回やらなかったからわからないんだけど。イギリスやアメリカではそうだったかな。アメリカでは、英語の歌詞の曲だけど、さっき話していた「HATE」がすごかった。ちょうどツアーが、今の政権の大統領選挙の1週間くらいあとで。ツアーをする会場、する会場の外で3,000人規模の反対デモをやっていて。こんなにみんなイヤなんだ、っていう感じだったの。当然スカ・パンクのライヴに来るような人たちは、反現政権みたいな人が多かったようで、「HATE」なんて初めて聴く曲だと思うんだけど、みんな覚えて歌ってた。"Hate! Hate! Hate for good!"、つまり"良きことのための憎しみ"と歌っている曲なんだけど、そのサビのメロディをみんな覚えて5回くらい繰り返して、歌ってた。泣きながら歌ってる奴とかもいてね。日本語の曲でも初めて聴くような英語の曲でもそういう反応があって、びっくりしました。残っていく曲ってそういうものなんだなって思いましたね。


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