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INTERVIEW

a crowd of rebellion

2016.06.17UPDATE

2016年06月号掲載

a crowd of rebellion

Member:宮田 大作(Vo) 小林 亮輔(Vo/Gt) 丸山 漠(Gt) 高井 佑典(Ba) 近藤 岳(Dr)

Interviewer:米沢 彰

-前まではちょっと、気難しそうな感じとか、とっつきにくそうな感じはありましたけど。

小林:それは、みなさんに言われますね。

-今作は、別に大きくわかりやすくなったというわけではないんですけど、なんか話しやすそうになったなという感じがすごいあるんですよ(笑)。

一同:(笑)

宮田:いや、ありがたいですね。

高井:でも暗いんです(笑)。

宮田:すんません(笑)。

-そういうところは変わらずなんですね(笑)。話は変わりますが、ここまでやってきて、また見えてきたものもあると思うんですけど、今の時点でバンドとして、個人としての目標や野望など見えているものがあれば教えてください。

小林:大きなステージが当たり前になって、いろんな人が目を向けてくれれば嬉しいかなとは思います。

宮田:野望かどうかはわかんないですけど、この前、神社でMVを撮ってきて、そのときにお参りしたんです。"5万枚売れますように"って。

一同:(笑)

小林:現段階での野望としては、"CDめっちゃ売れろ"っていう。

宮田:率直に言いますと、"5万枚"が野望ですね。

-結構高いところですね。

宮田:やっぱいきたいですよね。しかも、"俺たちのままで5万枚いく!"っていうことが、俺らにとっては意味があることだと思ってるんです。このアルバムでいうと「Crocus」とか「Sketch」とか「Traffic Light」みたいな曲ですべて固めて5万枚いっても、俺たちにとってはなんの意味もない。"このアルバムの、この感じで5万枚を突破する"っていうのが俺たちにとって、歌詞にもありますけど"存在理由"があるのかなと思います。この音楽業界に対して、そこを狙っていくのが、俺たちにとって一番の野望ですね。

-なるほど。では、リリース後の予定を教えてください。

小林:リリース後ですと、6月24日に代官山UNITで"X_day"というワンマン・イベントがありまして、その"X_day"はWMD(Warner Music Direct)から招待券付きの初回盤を買っていただいた方を対象にしたライヴなんです。それと、7月18日にはXmas Eileenのツアーの名古屋公演への出演があって。9月からはオール・ワンマンでツアーに出ます。

宮田:俺ら最初、"マジか!? せめてツーマンで......"って言って(笑)。

一同:(笑)

-そういう葛藤もあってのワンマンなんですね(笑)。

小林:そうですね。

宮田:俺らも腹を決めて、"やったるぜ!"って。

-ツアーに向けて、何か宣言しておきたいことはありますか?

高井:ライヴに来てくれー!

宮田:覚悟しとけよ!

小林:いろんな意味で。

高井:初めて行く場所なのにワンマンっていう県もありますからね。

-攻めますね。

宮田:冒険ですね。

高井:でも、なかなか経験できることじゃないので。東名阪でライヴをやるのは結構聞くパターンだと思いますけど、この規模感でやれることはなかなかないので、いい意味で挑戦だと思ってます。成功できるように頑張ります。

宮田:普通のことはやらんぞ!

小林:頑張るぞ!

-では、最後に読者へのメッセージもお願いします。

丸山:今回はCDの中身も面白いことになってるので、ぜひCDを手に取ってみてください。初回盤は紙ジャケになってて、開くとQRコードが入ってて、それを読み取ると歌詞を掲載したサイトに行けたり。

近藤:ホント今回、中身もすごく濃いものになってるし、前作の『Daphne』は"ジェットコースターに乗ってるみたいなCDだ"って言ったんですけど、これも――

小林:富士急!? ドドンパ!?

近藤:いや、もうドドンパどころじゃない、これはもうテーマ・パーク! ジェットコースターも乗れるし、メリーゴーランドも乗れるし。なんでもありの、でも楽しい、そんなアルバムになってるんじゃないかって思っています。面白いギミックが詰まってるんで、ぜひCDを買って、自分で開けて楽しんでください!