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INTERVIEW

10-FEET

2014.06.12UPDATE

2014年06月号掲載

10-FEET

メンバー:TAKUMA (Vo/Gt) NAOKI (Ba/Vo) KOUICHI (Dr/Cho)

インタビュアー:荒金 良介

-でもこれだけアレンジされてるのに、10-FEETらしさはありますからね。

TAKUMA:そうですね。やっぱり、僕たちの楽曲作りのセンスが素晴らしいなと改めて感じました。

KOUICHI:言っちゃった?

TAKUMA:そう、NAOKIが言ってました(笑)。

-ははははは。

NAOKI:僕はもっと謙虚なんで(笑)。

-ROTTENGRAFFTYはZepp DiverCity(3月26日)にコラボレーションしたときとアレンジがガラッと違うので驚きました。この曲はウクレレを入れてるんですかね?

TAKUMA:ギタレレぐらいの響きちゃいます?アコギではないと思うなあ。これも良かったですね。

-あと、RHYMESTERを迎えた「focus」も両者が混ざり合ってるし、10-FEET版『JUDGEMENT NIGHT』みたいな印象を受けました。

TAKUMA:そうなったらいいなあと思ってました。打ち込みもRHYMESTERなりの解釈が伝わってきたし、お互いの良さが活きてますよね。

-"言わばミクスチャーをさらにミクスチャー"という歌詞がありますけど、これは作品全体に言える名フレーズですね!

TAKUMA:ほんとそうですね。今の時代を象徴するような言葉だなと思いました。

-では、カヴァー作『Re: 6-feat』の話に移りたいんですが、これは初の試みですよね?

TAKUMA:カヴァーは楽しいからライヴでもたまにやってましたけど、作品にすることは考えてなかったですね。

-そこが意外なんですよね。ライヴではやっていたのに、過去にシングルのカップリング曲でも一切カヴァーには触れて来なかった。

TAKUMA:今回は僕らがプレイヤーになる前に聴いてたルーツ音楽なんですよね。例えばお互いのツアーにバンドを呼んで、出てもらうバンドから僕らが自信も刺激を受けたいし、そのバンドと勝負することで、ツアーのライヴ自体がより良くなる。僕らのことは知ってるけど、このバンドを知らないよ、という人にそのバンドの素晴らしさを知ってもらいたいという気持ちがあるんですよ。それとこのカヴァー作には共通した思いがあるんですよね。僕らのルーツを知ってもらうことで、そのアーティストたちの素晴らしさを知ってもらいたい。だけど、存在があまりにも遠い人やったら、カヴァー作を作ろうと思わなかったかもしれない。THE MAD CAPSULE MARKETSやHi-STANDARDのメンバーと知り合えて、より内側の話を聞いた上で、許諾も取れる関係になった。そういう関係性を築けたからこそ、出せるものがあるんじゃないかと。他のアーティストにはお会いしてないけど、自分たちのルーツを純粋に聴いてもらいたかったし、それも自分たちがやってる活動の主旨とも重なるかなと。

-コラボレーション作は大胆なアレンジが聴きどころですが、このカヴァー作はある意味対極に位置するストレートなアプローチですね。

TAKUMA:原曲の良さをそのまま聴いてもらおう、という思いは強かったですね。REEL BIG FISHの「Take On Me」(by A-HA)ってあるじゃないですか。わりと原曲をスピード・アップさせただけで、自分たちがスッとその曲をやったときに生まれる自然なアレンジになってるんですよね。僕もそういうカヴァーにさんざんやられてきたから、それぐらいの解釈でいいんじゃないかと。全く何もしないわけじゃないけど、ちょっとアレンジしたい気持ちがこぼれるぐらいのカヴァーでいいんじゃないかと。

-大胆にアレンジするか、原曲をなぞるか、極端に分かれがちですが、10-FEETの場合はイントロやアウトロを付け足したり、また新しい方法論で新鮮でした。Hi-STANDARDの「Stay Gold」をこうしちゃうんだ!って。

TAKUMA:昨日難波さんから電話来ましたよ。

-何か言われました?

TAKUMA:"聴いたよ〜、いったね?いったねえ!付け足しちゃった?前と後ろ。やっばいねえ、かっこいいよー!"って。

-(笑)10-FEETのカヴァー曲との向かい合い方というか、解釈が独特ですね。

TAKUMA:Hi-STANDARDっていろんな曲があるじゃないですか。パンク/ハードコアみたいな曲から、頭から最後までメロディアスな曲もあったり、その両サイドを僕らなりの解釈で1曲に入れたんですよ。

-Hi-STANDARD全体に対する思いやイメージを1曲の中に封じ込めたんですね。

TAKUMA:そのつもりでやりました。でもやりすぎず、楽しんでやろうと思って。