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INTERVIEW

dustbox × 激ロック × バイトル

2018.09.10UPDATE

2018年09月号掲載

dustbox × 激ロック × バイトル

Member:SUGA(Vo/Gt) JOJI(Ba/Vo) YU-KI(Dr)

Interviewer:吉羽 さおり Photo by RIO NAKAMURA

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-理解もあって、すごくいい仕事場ですね。YU-KIさんは、バイトとバンド活動をどう両立していたんですか?

YU-KI:僕が工場でバイトしていたときは、音楽好きな人が多くて。例えば、"この日はライヴがある"って言うと、"そっち優先でいいよ"っていう感じだったんです。ライヴじゃない日も休んでましたけど。

JOJI:嫌われてたんだよ。

YU-KI:いや、好かれてました。辞めるとき、みんな泣いてました(笑)。

SUGA:はははは(笑)!

YU-KI:ライヴも観に来てくれましたね。もう辞めて結構経ちますけど、今もたまに会社のバーベキューとかに呼ばれます。

JOJI:行ってるの、それ?

YU-KI:だいたい、ライヴで行けないんですけどね......。

-バイトでの経験で、印象に残っていることはありますか?

SUGA:酒屋のバイトだと、配達だから車を運転するじゃないですか。面接のときは、まだ免許取ったばっかりだったんですけど、"運転できますか?"、"はい、できます"、"マニュアル運転したことありますか?"、"あります!"って言って──実際なかったんですけどね(笑)。JOJIのところのホテルの面接に行ったときも、"君、英語喋れる?"、"はい、全然喋れます"って言って、実は喋れないとか。勉強はしてましたけど、喋るのは苦手だったんですよね。最初の何ヶ月かは、言われたことに適当に、"イエス、オッケー、オッケー"って言っていて、クレームが来たことがありました(笑)。"あいつは何を言ってるんだ"とか"オッケーだって言ってたけど、全然ダメじゃないか"って電話がかかってきて。でもその電話も英語でよくわかんないので、"イエス!"っていう(笑)。

-それでもやっていけるっていうのが、前向きな感じですね(笑)。

SUGA:全部ポジティヴに考えてましたね。今日できなかったら、明日は同じ間違いはしないっていう。

JOJI:でも一応、国の機関だったからね、そこ。

SUGA:とりあえず笑顔で対応すれば大丈夫です。

JOJI:大丈夫じゃなかったから、怒られてたんでしょ。

YU-KI:僕は、さっきのマンホールのときは派遣だったんですけど、前日に"明日はこういう担当者が来ます"って連絡が来るんです。そのとき担当の方の名前が"鬼瓦さん"で。友達と行っていたんですけど、"鬼瓦さん。絶対、怖いよね"って話をしていて。どんな人が来るのかなって思ってたら、すごくいいおじちゃんでした。良かった、っていう......それだけです。

SUGA:この笑いの感じ、いつも俺らと喋ってる感じだよね(笑)。この感じをライヴで伝えたいんだけどなぁ。この面白さを伝えるのが、なかなか難しいんですよ。

JOJI:ワンテンポ置いて笑いが来るからね。

-(笑)そのマンホールの水をチェックするってどのくらいの時間やるんですか?

YU-KI:時間が決まっていて、昼の2時から3時までしかできないんですよ。でも、朝の10時集合なんですよね。そこから現地に行って、休憩なんです、ずーっと(笑)。担当のおじさんと"バンドやってるんだ"っていう話をしたりしながら。時間になったら、僕がやる仕事は、カラーコーンを出してマンホールの周りに設置するっていうだけなんですけど。でもおじさんに、"今日の子は優秀だな"って言われて。だから、"次もぜひ指名してください"って言ったんですけど、連絡なかったです(笑)。

-バイト経験で、今も身についていることはありますか?

JOJI:コックさんの世界って、縦社会が半端じゃないんですよ。夢を壊すようですけど、俺の場合は、入ったときからほぼいじめに近いような感じで、まず口を聞いてもらえないとか、どこに何があるか教えてもらえないとか、それが3年くらい続いて。それに耐えられれば教えてやるみたいな。だから、みんなからもすぐに辞めるだろうと思われてたみたいなんですけど、それでもしぶとくいて。そこから仕事が面白くなってきましたね。そういう縦社会をそこで教わったから、上の人も大事にするし、下の奴も大事にするっていうのはありますね。

-バンド活動で人と人を繋ぐような役割にも、いい影響がありそうですね。

JOJI:社交性は身につきましたね。人脈が増えたのもありますし。

SUGA:俺が結構内向的というか、すぐにひとりになりたくなっちゃうタイプなので、助かりますね。

JOJI:俺はあちこち行くのが好きなんですよね。友達とご飯に行ったり、酒飲みに行ったり。うちら、地元でも友達がたくさんいて、よく飲みに行ったりバーベキューしたりするんですけど、ただ飲んでふざけているんじゃなくて、何か議題を掲げるというか、これを達成するために何をするかとか、そういう議題を決めて飲んでいるんですよ。例えば、何かがほしいとき、それを得るためには何をすればいいかとかの話をみんなでしていて。

SUGA:そうだね。

JOJI:飲んでいるうちに、いろんな奴から意見が出てきて。そういうのを見てるのも、発言するのも好きだし。それがバンドにも生かされたりするんですよね。バンドとはまったく関係のない人とも飲むじゃないですか。僕らの思いを伝えると、意外と同じだったりするんですよ。するとその人たちが興味持ってくれて、一緒に仕事をし始めることもあったり、チャンスが生まれるんですよね。だから、財産を作っていくみたいな感じですよ。

SUGA:JOJIがそういう機会を作ってくれたり、話を持ってきてくれたりするので、いいですよね。俺なんか閉じこもって曲ばかり作ってるから。たまに呼んでくれると、"行く行く"って言って。

JOJI:まぁ、すぐ寝るんですけどね。

SUGA:いろんな繋がりがあって面白いですね。

-SUGAさん、YU-KIさんはバイト経験で、今に役立っていること、身についたことはありますか?

SUGA:ホテルのフロントの仕事はいろいろ学べましたね。そのバイト自体が夕方の5時から始まって、次の日の朝9時までなんですけど、夜の12時から朝7時までは仮眠時間なんです。この7時間は寝てもいいし、何をしていてもいいんですけど、電話は取らなきゃいけなくて。その時間に、俺は寝ないで曲作りと英語の勉強をしていたんです。4thアルバム『Seeds of Rainbows』(2007年リリース)は、ほとんどそこで作った曲ですね。

-そうだったんですね。

SUGA:あとは、そこでは友達もバンドマンが多かったので、バイオリンを弾く友達がそこでできて、曲にバイオリンを入れてもらったりとかもしましたね。

YU-KI:身についたことは、時間を守ることですかね。スタジオで働いていたとき、自分が店を開けないといけないので、僕が行かないと店が開かないんです。そういう部分では、集合時間とか、ホテルのチェックアウトの時間とかに遅れないようにとかは、できるようになりましたね。あとはスタジオだと、いろんな人とも知り合って。dustboxもスタジオで出会いましたもんね。

SUGA:そうだね。

YU-KI:そのときは働いてなかったんですけど、dustboxも同じスタジオを使っていたので。

SUGA:そこにいたから、俺らもドラマーとしてYU-KIを誘ったのもありましたからね。そういえば、あいつドラム叩けるなって。

-では最後に、今夢を持ってバイトをしながら頑張っている人もたくさんこれを読んでくれていると思うので、dustboxから何かメッセージをお願いします。

SUGA:なんでも挑戦してみたらいいと思うんです。俺の言うことが正しいかどうかわからないですけど、興味があってなんとなくやってみようと思ったら足を突っ込んじゃうみたいな。やっちゃえって感じでやってみれば、なんとかなるというかね。実際にやってみれば、そこから勉強もするし、自分に何が足らないかが明確にわかるので。頭だけで考えて、私はこれができないし、これができないから、まだやるべきじゃないなってやってると、一生できないと思うんです。ちょっと頑張ればいけそうっていうことは、挑戦してみた方がいいなと思いますね。