INTERVIEW
Unlucky Morpheus
2017.02.01UPDATE
2017年02月号掲載
Member:天外 冬黄(Vo) 紫煉(Gt) 小川 洋行(Ba)
Interviewer:米沢 彰
-それぞれが評価を受けていく一方で、あんきもを続けていけるのは、それはそれで楽しいからってことでしょうか?
Fuki:楽しいですね!
小川:ライヴとか全然やらないけど、みんなで集まってゲームしたりしてます(笑)。
Fuki:ふ~みんと紫煉さんが、かなりのゲーマーで(笑)。"ボンバーマン"がすごく強いんですよ。で、私と仁耶君がその3、4歩下で拮抗してて、だいたいその4人で"ボンバーマン"をやることが多いんですけど。
小川:ライヴとか何も決まってないのに、みんな集まって、ゲームやって酒飲んでっていうことが去年1年は多くて、"こんなに会ってるんだから、何かやった方がいいんじゃない?"って言って(笑)。
Fuki:部活みたいな感じなんです。紫煉さん家の宅録できるところを"部室"って呼んでるんですけど、そこにスーファミ(スーパーファミコン)があるんです。
小川:機材と一緒に。
-ホントに部室ですね(笑)。今後の活動はどういう形でやっていこうって考えてますか?
紫煉:スミマセン。今年はちゃんとやります......。
小川:"ボンバーマン"禁止!
Fuki:禁止はやだな(笑)。
紫煉:1月14日にツーマン・ライヴがあったんですけど、そのライヴはレコーディングと撮影があったので、そのライヴDVDを作ったり、夏くらいまでにはまたCDを作ったりしようかなというふうには考えています。前までは、6曲以上とかなので、すごく時間がかかってしまって、去年はあんまり時間が作れなくて......まぁ、"ボンバーマン"はやってたんですけど(笑)。だから、もうちょっと今回みたいにコンパクトなスタイルで出すんだったら、ちゃんとコンスタントにリリースできて、活動の頻度を上げられるのかなって思っています。ライヴに関しては、みんなのスケジュールがタイミング的に空くかどうかなんですけど。
-では最後に、激ロック読者へのメッセージをお願いします。
Fuki:激ロックさんには、LIGHT BRINGERのメジャー・デビューのときに掲載していただいて以来のインタビューなので、ご無沙汰しております。昔はDragon Guardian、あとはLIGHT BRINGERとDOLL$BOXXと、そして今はソロとすごくいろんなプロジェクトで歌ってる私なんですが、Unlucky Morpheusは自分が一番のびのび、やりたいことをやりたい放題試すことができるプロジェクトなので、あんきもを聴けば"あ、Fukiってこういうのがやりたいんだ"っていうのがわかるんじゃないかと思っています。
紫煉:あんきものオリジナルでも、自分たちの根本になっているジャパニーズ・アニメーション、漫画、文学のエッセンスをちゃんと出していこうっていう意識があって。外タレの真似をして作ろうとしてもやっぱり文化が違うし。ただの劣化版になるんじゃなくて、日本人らしい部分をちゃんと入れることで、価値のあるものになるんじゃないかっていうふうに考えていて。そういうものを入れていこうっていう意識で作ってます。
Fuki:私がもともと、漫画も小説もよく読むんですけど、それをまた歌詞に落とし込むっていうのも好きなので。そういうことをやらせてくれるのが、あんきもなんですよね。だから、とても楽しいです。
小川:今回も、今までも紫煉君の言うことをちゃんと聞いてできたんじゃないかなって(笑)。今年からは"ボンバーマン"を禁止させて、制作を頑張りたいですね。
Fuki:小川君は全然やらないんだよね。
小川:ふ~みんとかが強すぎるからつまんないんだって(笑)。すぐ爆破されるし......もっと"ボンバーマン"も練習して頑張ります。
紫煉:禁止って言ったのに(笑)!
小川:みんなに禁止させて、その間に。
一同:(笑)
紫煉:まとめるのが難しいんですが(笑)、記事を読んでくださってありがとうございます。独特な活動をしているので、取っつきにくいと感じる方もいるかもしれませんが、やっていることは音楽だし、CDはCDだし、ライヴはライヴなので、ぜひ我々の独自の世界に触れてほしいなと思います。なんかゆるいけど、全員すごいプレイヤーだし、ものすごい曲を作ってるという自信はあるので、ぜひあんきもの世界に飛び込んできてください!