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COLUMN

NoGoD 団長のあなたの知らない激ロックな名盤紹介 第1回

NoGoD 団長のあなたの知らない激ロックな名盤紹介 第1回

全国1億2千万人の激ロッカーの皆様、
ご機嫌麗しゅう。

埼玉激ロック愛好会名誉会長こと、
NoGoDの団長です。

この度、遂に私が激ロック誌のコラムを担当させて頂く事になりました。
激ロックDJイベントにも度々出演させて頂いている身として、
常々激ロッカー達に思っている
「もっと色んなカッコいい音楽を知ってほしい!」を、
文章でも伝えられる機会を与えてもらい
感謝感激うれションな次第。
別に無理して洋楽聴かなくても、
今の日本には流暢な英語かつサウンドも本格派のバンドが沢山います。
でもそんな君達が好きなアーティストのルーツを探るのも、また面白いのではないかと。

さて、前置きが長くなりました。
初回という事もあり、紹介する物を非常に悩みました。
マニアックすぎる物を紹介して
「なんや!こんなもんもしらんのか!そのリュックに大量にぶら下げた節操の無いラババン達は飾りか!?」
なんてドヤ顔するのもいかがなものかと。
なので、初回は入りやすい激ロックな名盤をご紹介したいと思います。

Finchの「What It Is To Burn」です。

バンド名は聞いたことある人も多いのではないかと。
2014年に2度目の再結成で日本にツアーで来ており、
The BONEZなんかが共演されてましたしね。
まぁまた3度目の解散をされておりますが......。

2002年リリースの1stアルバム。
90年代後半から徐々にポストハードコアだとか、
叙情派ニュースクールだとか、
まぁ俗に言うスクリーモ的な音楽を奏でるバンドが海外で徐々に増え始めました。

その中でもFinchの存在は頭一つ抜けてましたね。
同世代のThe Usedよりもメロディアスで叙情的な印象なので、日本人受けも良い筈だったのですが、当時はThe Usedの方が日本で売れてたイメージ。

PTP(Pay money To my Pain)やワンオク(ONE OK ROCK)のサウンドが好みの方には、Finchのサウンドはピタっとはまる筈。
実際Finchをリスペクトしている激ロックなアーティストはめちゃくちゃ多いと思う。

2nd「Say Hello To Sunshine」を出すまでにかなりバンドがバタバタしちゃって、
結局2006年に活動休止。

この2ndも決して悪いアルバムではないのだけれど、やはり1stの方が個人的にはタイプ。

ちなみにしれっと再結成してた時に3rd「Back to Oblivion」なんてものを出してますが、
まぁこちらはハードコアバンドあるあるの「どんどんオルタナティヴになっちゃうパターン」なアルバムですので、Finch初心者にはとてもお勧めできない(笑)。

兎に角、「What It Is To Burn」は紛うことなき激ロックな名盤でございます。

ご意見、ご感想、お待ちしております。

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