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INTERVIEW

NoGoD

2014.09.17UPDATE

NoGoD

Member:団長 (Vo)  Kyrie (Gt)  Shinno (Gt)  華凛 (Ba) K (Dr)

Interviewer:荒金 良介

今年の3月にはインディーズ時代の楽曲「櫻」「彩白」「あの日の空は極彩で」を再レコーディング・リメイクし、さらに新曲1曲を書き下ろした"四季"をテーマとしたミニ・アルバム『四季彩』をリリースしたNoGoDが、約1年半振り、メジャー4作目となる待望のニュー・アルバム『Make A New World』をリリース。『四季彩』リリース後には全国14公演に及ぶツーマン・ツアーと、7ヶ所のワンマン・ツアーを行い、ツアー・ファイナルのSHIBUYA-AX公演を盛大に終えた彼らが作り上げた今作は、全曲新曲で構築された意欲作だ。今年7月にはフランスはパリにて開催されたJapan Expo 2014に出演。ライヴはもちろん、雑誌取材や公開インタビュー、イベントも開催し、現地でも大きな盛り上がりを見せたとのことだ。活動のテリトリーを広げつづけるメンバー全員にインタビューを敢行した!

-今作は前作コンセプト・ミニ・アルバム『四季彩』から半年という短いスパンのリリースです。構想はいつごろからありました?

Kyrie:アルバムを作る話は『四季彩』を出すタイミングでありました。ただ、曲は1つもなくて、構想は『四季彩』のレコ発ツアー中に考えました。そのツアーが終わって、ワンマンがすぐ始まったけど、その合間に曲を書いたんですよ。構想は4月、内容的なものは4月以降ですね。

-突貫工事みたいな形で作り上げた感じですか?

団長:今回突貫工事と言うか、出たとこ勝負でやったのはこれまでの経験があるからだなと。確固たる自信ができたからこそ、出たとこ勝負でも何とかなるだろうと。コンセプトも一切取っ払って、短期間で集中してやりました。

Kyrie:4月下旬にある程度曲が出揃って、みんなで聴いて、これを何とかすればいいんじゃないかと。

-アルバムに向けて走り出してから、考えるような感じですか?

Kyrie:走り出してもわからなかったです。できあがるまでわからなかった。コンセプトありきの作品は迷ったときに道標があるけど、それがないから。1曲ずつ録るけど、いつもより判断基準は少ないし、1枚にまとまったときにどう聴こえるのかわからずに作業してました。

-不安はなかったですか?

Kyrie:めっちゃありましたよ。どうなるんだろうって(笑)。

団長:こういう作り方をすると、1曲1曲がクドいんですよね。コンセプトがあると、これはシングル曲、これはアルバムのバランスを取るための曲とかあるけど、今回はできあがったものが全部肉食なんですよね。だから、全体的にヘヴィなアルバムになったかなと。

-確かにそうですね。

団長:いい意味でNoGoD史上、1番偏ったアルバムです。勢いの方向性、サウンドの厚みもそうだし、良くも悪くも『四季彩』とは真逆の偏り方ですね。結果オーライというか、こういうやり方だからこそ、いままでとは違う作品になったのかなと。

-Kさんはいかがですか?

K:今回は頑張って曲を覚えました。時間がない中で、さあ録るぞ!って。勢いでやった部分は大きいですね。だからこそ、自分たちらしさが出たというか、自然に叩けた気がします。ただ、その自然なプレイが何なのかと聞かれても、まだ自分でもよくわかってないですね。

-Shinnoさんはどうですか?

Shinno:今回はアルバムを分解して録ったんですよ。要はライヴして、レコーディングしての繰り返しで、それが個人的には新鮮でした。生モノのライヴと、カッチリ合わせなきゃいけない作品、その作業を交互にやってましたからね。ずっとレコーディングしてるとアイデアも煮詰まるし、自分から出てくるモノも似てくるけど、今回は普段なら出ないようなネタが出てきましたね。そこが面白かった。アルバム作りというより、シングル4、5枚を録った感覚に近いかもしれない。

-普段出てこないネタというのは?

Shinno:海外(※今年7月にフランス・パリで開催されたJapan Expo2014に出演)に行ったときに視野が広がったというか、いろんなアプローチをしてもありなんだと思えるようになってきた。前だったら、このコードに対して、俺ならこうするというやり方があったけど。原曲を聴いた時点で、パターン通りにやっちゃダメだなって。それで悩んでいろいろ考えました。

-華凛さんは?

華凛:今回は原曲をすべてKyrieがガッツリ作ってきたから、ベースも付きっきりだったし、それが大変でした(笑)。曲によって難しいフレーズもあるし、レコーディングではそれを弾けるようにならないといけない。でも圧倒的に時間が少ないし、自分らしいフレーズも作らなきゃいけない。そういう意味でもいろいろ大変でした。

-話を聞くと、これまでになく大変な作業だったんですね。前作『四季彩』はヴィジュアル系のファンにも届くような歌謡曲調のメロディが印象的な曲が多くて。でも今作は特定のファンを狙ってボールを投げてないのかなと。NoGoDの音楽の根底にあるものを提示して、"僕らどうですか?"と聴き手に問うような作品ですね。

団長:うん、狙ってないから、そうなったのかもしれない。前作はバラエティに富んでいたし、メンバー全員がやりたいジャンルや曲を持ち寄って作り上げた作品ですからね。ウチらは昔からそうなんですけど、器用貧乏というか、特にこれという武器があるわけじゃない。カーブ、チェンジ・アップ、いろんな球を投げられるけど、抜群にストレートが速いわけでもない。こういう取り繕えない状況だからこそ、自分たちらしさが如実に出たのかなって。