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INTERVIEW

AA=

2012.07.11UPDATE

2012年07月号掲載

AA=

メンバー:上田剛士 (Ba,Vo,Prog)

インタビュアー:KAORU

-「へルタースケルター」はまだ公開されていませんが、映画の内容とマッチした曲になっているのでしょうか?

結果的にそう言ってもらえる意見が多いですけど、自分的には最初から意識したわけではないんです。最初に蜷川監督と、映画を説明するようなものとか、映画の内容に凄く倣って習えて いるものにはしない方がいいねとお互いに話ししていたんです。監督自体は、AA=の音を求めてくれていたので、そういう意味では、単純に映像から受けるイメージで自分の音を作るという作業に集中しました。結果的にスタートが映像だったので、浮かんでくるイメージであったり、そこから出てくる言葉であったり、映画の内容というよりは映像ですけど、そこから作ったことによって結果的に映画の内容とうまくリンクしたのかなとも思います。

-蜷川監督は元々AA=の音楽が好きということですが、上田さんは蜷川監督の作品に対してどんな印象をお持ちですか?

やはり写真のイメージが強いですね。映画も知っていますけど。とても鮮やかというか、独特な世界観を持っていますよね。物凄く女性的で、パワフルなエネルギーを持った方です。最初にこの話をいただいた時はびっくりしましたけど。

-蜷川監督がAA=が好きだということはお話がくるまで知らなかったのですか?

はい、知らなかったんです。

-「ヘルタースケルター」は、まだトレイラーを見ただけですが、蜷川監督の色がとても出ていますよね。とても強烈で、沢尻さんの演技も凄いですし。そこにAA=の曲が流れてきて。とてもかっこいいですよね。絶対観ようと思います!因みにそして、『The Klock』のジャケットは蜷川監督が手掛けていますが、その独特の色彩感覚と、AA=の象徴的存在である豚のマスクが一体化していて印象的ですね。このジャケットの仕上がりに対する第一印象はいかがでしたか?

ジャケットに関しては、マスクを最初にお渡しして、こちらからはなんの指定もなく蜷川監督に全てお任せしてやってもらいました。完全に蜷川さんの世界を表現してもらって面白かったですね。素晴らしいです。

-iTunesで配信されるジャケットと2パターンあるんですよね。どちらもかっこいい仕上がりで。

こちらからは特に何も言ってないんですけど、蜷川監督が上げてきてくれたのがこの2パターンだったんです。どちらか一つを選んで、どちらかを使わないのは勿体無いなという事で、もうひとつのジャケットをiTunes用に使おうということになりました。

-2曲目の「Lasts-Your Rhythm Mix」は、AA=にしてはとてもポップでキュートな曲ですが、この曲はオートチューンを使って、上田さん自身が全てトラックを作って歌ったのですか?

基本的にはそうですね。ギターはMINORUが弾いてくれてるんですけど。あとはマニュピレーターとしても参加してくれているKEN KUSAMAさんにも参加してもらいました。この曲はバンドスタイルありきで、そのアレンジをして、こういうスタイルでやろうかという、別バージョン、別リミックスみたいなノリで作りました。曲のテーマとしては、自分たちが中学生だった頃に見ていたミュージックッビデオで流れていた80年代の音楽、その中でも特に好きだったニューウェーブのようなものをやりたいなと思って作りました。ヴォーカルの処理に関しては、オートチューンというか、現代のテクノロジーを使ってやってるんですけど、シンセやドラムの音に関しては当時の機材をなるべく使おうということで、今時使わないシモンズのドラムとか、ゲートリバーブをかけてみたりとか、僕らが聞いてきたものをやろうという意味で、その当時を知っている自分とMINORUとKUSAMAさんと3人で、ああだこうだ言いながらみんなで笑いながら作りましたね。今風といえば今風とも言えると思うんですけど、自分らの年代からすると懐かしい感じがする曲でしょうね。

-その80年代のバンドと言うとどんなバンドをイメージしました?

ミックスネームが一つのヒントになっているんですけど、わかる人はわかるという感じにしていますね(笑)。ノリとしてはダジャレ的な感じですけど(笑)。

-ダジャレですか!?ええと…“Your Rhythm Mix”…あ!Eurythmics(80年代にヒットしたイギリスのエレクトロ・ポップバンド)ですか?

どうでしょう(笑)。僕からは教えませんということで(笑)。

-わかりました(笑)。そして3曲目には、先月行われたばかりのライヴがまるごと収録されていますが、振り返ってみて、このライヴはいかがでしたか?

1年半ぶりくらいにやった久々のツアーライヴで。ツアーといっても2本だけなんですけど、それの2本目で。自分らのプレイとしては、良くもあり悪くもありという部分もたくさんあるんですけど、思いはとても発散出来たというか。そういう意味ではいいライヴだったと思いますね。何よりもお客さんのパワーも凄くて。エネルギーをたくさんもらいまいした。