INTERVIEW
ROTTENGRAFFTY ―NAOKI & NOBUYA(Vo)編―
2011.02.08UPDATE
2011年02月号掲載
Member:NAOKI(Vo) NOBUYA(Vo)
Interviewer:ムラオカ
-PVはどのようなものになりそうですか?
NO:完成はしたんかな?でも途中経過は見たんですけど、面白いですね。
NA:めちゃめちゃ面白いですね。カラクリがそこにはあるんで、劇的なオチがあるんで。途中経過をNOBUYAとこの間見てて、大爆笑でしたね!
NO:最後見終わっての感動もありつつ…
NA:全体を見る前にオチを4回ぐらい連チャンで見てましたからね。おもろ過ぎて。
それも楽しみにしといて欲しいですね。今までのロットンのPVでなかった手法なんで、一人ずつ撮っていったもんな。
NO:CGなんですけど、いつもやったら、メンバーが横で見えてておもいっきり当て振りで歌ってるっていうので、俺も行くぜっていう感じなんですけど、一人一人がやるとこを全員に見られててみたいな、正直やりにくかったですけど。まぁでもなんか結果オーライなんで、どんな反応してくれるんかまず楽しみですね。今までのPVの中でロットンにはなかったものなんで。
「IMPOSSIBLE IZ NOTHING」の曲全体、リリックもそうなんですけど、僕ら35歳とかって年代のバンドなんですけど、僕らがいわゆる中学生とか高校生の時に、聴いてた音楽のオマージュもリスペクトを込めてちょっと入れてるんですけど、僕らの年代の人がこの曲聴いてそのPV見たらすごい共感してくれると思うんですよね。それがオチの部分であるんですけど、それを今の僕らのファンの子たちが聴くと、多分新しいって反応すると思うんですよね。これの反応を早く知りたくてしょうがないんです。PVも含めて、さっき言ってたテーマである、鎖を繋がれてちぎる部分だったり。PVの中で初めて違う人入れたんですよ。女の人が出てくるんですけど、新しいチャレンジもしてみたりしてるんで、ほんとにちょっとこれは早く感想聞きたいですね。もちろんディスもあるやろうし、超かっこいいやんっていうすごいリスペクトもあるやろうけど両方早く聞きたいです。
-最後に激ロック読者にメッセージをお願いします。
NA:FAMILIARIZEって馴染ませるとか親しませるとか世間に普及させるみたいな意味なんですけど、やっと4枚目にして、僕らを全然知らない、まだ僕らの音楽が届いてない層にも、やっとこれがROTTENGRAFFTYっていうもんが提示できて、伝わっていくっていう気持ちもあるし、そんぐらいのパワーのあるアルバムが出来たんで、とりあえず聴き込んで欲しいです。あとはぜひライヴに来て欲しいですね。毎回同じライヴは絶対してないんで、ツアーの全ライヴに来てでも、後悔はないようなライヴになってる思うんで、是非遊びに来て下さい。生で感じ合いたいです。ライヴに来てください。
NO:僕もオーディンスの時代がもちろんあったわけで、KORNとかlimpbizkitとかLINKIN PARK、RAGE AGAINST THE MACHINEとかその辺をやっぱり聴いて、ラウドロックとかミクスチャー・ロックがすげえ好きになって、今自分でもやれる立場にあるんですけど、今でももちろん洋楽大好きなんですけど、今ふと周り見渡してみたら、日本人のロック・アーティストかっこいいなって改めてすごい思うんですよね。対バンしてもすごいし、いろんなイベント出させてもらってもそうなんですけど、もちろん洋楽もすげえかっこいいけど、日本人のロック・アーティストも全然死んでないなと思うし、涙流すこともあるし、ライバルのバンドやったりとか、後輩のバンド、先輩のバンド見てても、感動することもすごいあるし、うわぁやられたって思うことも何回もあるし、日本人のアーティストかっこいいなって思うし、なんか激ロックのイベントもそうやと思うんですよね。洋楽のアーティストが来てて、日本人のアーティストがそこに対決しに行ってる感じで。結果どっちもやっぱかっこええなって思ってもらえるような、激ロックってそういうイベントやと僕は思うし、なんか、洋楽のいいところももちろん分かるんですけど、洋楽大好きって人って日本人アーティストあんまり聴かなかったりするじゃないですか、だから激ロックのイベントにもやっぱり来て欲しいなと思うし、日本人アーティスト全然腐ってない、死んでない、めちゃめちゃかっこいいよっていうのを、声を大にして、ロック・ファンには言いたいなと思います。