MENU バンドTシャツ

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

DISC REVIEW

MADNESS

Crossfaith

『MADNESS』

Release Date : 2014-10-08
Label : ジャパンミュージックシステム

ALL TIME LOW、PARAMORE、国内ではcoldrainを手掛けたことでも知られる名手David Bendethをプロデューサーに迎え、二人三脚で制作されたメジャー移籍後初の作品。収録された3曲それぞれ大きくカラーが異なるが、そのどれもがメタルコアの既存のフォーマットを踏襲してないことに、彼らの志の高さ、攻めの姿勢を感じることができる。Track.1は3曲の中では最も従来の彼らのイメージに近いが、それでもシンセのメロディ展開やサビでのスクリームに重ねて走るクリーン・ヴォーカルは新機軸だ。Track.2はTHE PRODIGYのカバー「Omen」を除けば最も踊れるアッパーな楽曲だろう。そしてTrack.3は極力装飾を削ぎ落としたシンプル且つキャッチーな楽曲にKenta Koieのクリーン・ヴォーカルが最大限駆使されている。『MADNESS』を聴けば誰もが彼らが普遍的なラウドロック・バンドへと進化しているのが如実に分かるだろう。 村岡 俊介(DJ ムラオカ)