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FEATURE

Crossfaith

2011.04.11UPDATE

2011年04月号掲載

世界を舞台に、CROSSFAITHの新たな伝説が今、生まれようとしている―

Writer MAY-E

09年4月にリリースされたCROSSFAITHのデビュー・アルバム『The Artificial Theory For The Dramatic Beauty』が、日本のインディーズ・ロック・シーンに与えた影響は計り知れない。本場アメリカのバンドをも凌ぐパワフルなヴォーカル、分厚いリズムを叩き出すドラム&ベース、ソリッドなギター、そしてシンセサイザーを導入した新次元のメタルコア・サウンド。そして、真新しさだけでない圧倒的な楽曲の強さがそこにあった。これが平均年齢19歳という若いバンドから産み出されたことに、誰もが驚き、そして嫉妬した。
高いプレイヤビリティを見せつけるダイナミックなライヴ・パフォーマンスも話題を呼び、LOUD PARK09や重音楽祭、SCREAM OUT FESTといった数多くのフェスに次々に出演。我ら激ロックフェスへも最多出場を果たしている。どんなスタイルのイベントにも適応してきたこの5人は、そのすべての会場を彼らの色に染め上げ、熱狂の渦に変えてきた。この2年、飛ぶ鳥落とす勢いでロック・シーンを駆け抜け、今や名実ともにナンバー1バンドへとのし上ったCROSSFAITH。そんな彼らのセカンド・アルバム『The Dream, The Space』が、いよいよ4/27にリリースされる。当初予定されていたリリース日を延期してまで制作に時間を費やし、徹底的に拘り抜いた一枚だという。更にビルドアップしたCROSSFAITHサウンドが凝縮した冒頭の「Technologia」~「Chaos Attractor」。
3分にも満たないナンバーだが、その威力は凄まじい。大胆ながら効果的に組み込まれたシンセサイザーで、スペーシーな音の広がりをみせる「Stars Faded In Slow Motion」。エネルギッシュなKoie(Vo)のヴォーカルと躍動的な楽器隊に魅了される「Promise」。アルバム・タイトルにもなっている「The Dream The Space」は、ブルータルながら高揚感いっぱいだ。「Snake Code(Caribbean Death Roulette)」は、後半のKoieの悪魔的咆哮も聴き所。破壊的なナンバー「Demise And Kiss」では、COLDRAINのMasato(Vo)をゲスト・ヴォーカルに迎えている。神秘的なインスト「Panorama」を挟み、アグレッシヴなナンバー「Crystal Echoes Back To Our Tragedy」へと流れる。タイトル通りにノスタルジックなインスト「Nostalgia」で、美しいラストを飾る。
ライヴを見据えたブレイクダウン・パートだとか、そんなことばかりに甘んじているヤワな連中ではないのだ、CROSSFAITHは。目も眩むようなシンセの音色や楽器隊の演奏レヴェル、そしてヴォーカル力と、バンドの強みを更に研ぎ澄ませた最強の一枚だと言えるだろう。
さらに今作『The Dream, The Space』は、ALESANAやA SKYLIT DRIVEを輩出したTRAGIC HERO RECORDSからのリリースも決定している。本格的な海外進出が決定したという訳だ。
CROSSFAITHの次なる舞台は、世界だ。

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