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INTERVIEW

Crossfaith

2009.05.18UPDATE

Crossfaith

Member:Koie(Vo) Kaz(Gt) Teru(Vision-Prog) Hiroki(Ba)

Interviewer:ムラオカ

-初めてのインタビューになりますので結成から今に至るまでを教えてください。

Koie(以下K):俺とギターのKazukiとプログラム・ビジョンのTeruは小学校からの幼馴染なんですよ。中学3年で初めてバンドを結成したんですが、そのバンドが高3の時に解散し、新しくドラムのTatsuyaが入って、初期のCrossfaithが完成しました。最後にベースのHirokiが入って今のCrossfaithのメンバーになったという感じですね。

-かなり若いメンバー構成ですが、音楽にのめり込むきっかけになった作品やライヴがありましたら教えてください。

Kaz:みんな基本的には好みはバラバラです。
Teru(以下T):小学生のころからKoieが洋楽のCDを聴いていて、よく借りたりしていたのですが、その影響が大きいです。個人的に大きな影響を受けたのはやはりLINKIN PARKです。
Hiroki(以下H):僕は小学校6年生の時に幼馴染が貸してくれてMESTですね!キャデラックのPVを見てバンドに憧れました。
Take:俺音楽聴いてなかったからなぁ。Koieに借りたRAGE AGAINST THE MACHINEのCDだと思います。
Tatsuya(以下Ta):僕は小4の時にRed Hot Chili Peppersのライヴ映像を観てどっぷりハマりました。
K:俺は、金曜ロードショーで見た「アルマゲドン」に流れてた、AEROSMITHの「I Don’t Want To Miss A Thing」を聴きたいと思ってCDを買ったのがきっかけです。ライヴではサマソニのGreen Dayで感動しました。
T:あれは泣いたなぁ。洋楽のライヴにいったのはSUMMER SONIC04だったんですけど、LOSTPROPHETSもやばかったですね。終わってからずっともの真似してました。(笑)日本ではNEW BREEDのライヴには影響を受けましたね。

-アルバム・リリースおめでとうございます。
プロデュースはどなたが行っているのでしょうか?また初めてのアルバム制作は順調に進みましたか?

全員:ありがとうございます。
T:セルフ・プロデュース作品だったんですが、試行錯誤の連続でした。2ヶ月間丸々バイトも休みをもらって、制作に打ち込む時間を作って、時間の限り全力で作品を作りました。
Kaz:最後の方は、Teruはエヴァンゲリオンみたいになってたもんなぁ。(笑)
T:今回セルフということで音もジャケットも全部自分たちで作り上げてきたので、こうして一つの形になったと思います。そういった過程の中で、時間との戦いと、いかに妥協せずに良いものを作れるかという自分との戦いに胃が痛くなる思いもしました。なんで全部自分たちで製作したかったかというと、音に関してもアートワークに関しても自分たちの中で明確なイメージがあったので、全面的に自分たちで表現したいと思ったからです。ギリギリのスケジュールにしてしまい、レーベルの社長には迷惑をかけましたが。(笑)

-予算的に余裕があるという仮定で、次のアルバムでプロデュースを依頼してみたいプロデューサーはどなたですか?

K:Adam Dutkiewicz (KILLSWITCH ENGAGE) !Rick Rubin!Terry Date!がいいです!
T:ミックスはAndy Wallaceですね。僕のミックスの師匠です!

-アルバムを作るうえで、もっともこだわった点を教えてください。

T:各パートの音つくりに時間をかけました。レコーディングも自分たちで全てやって来たんですが、レコーディングに関してはみんなの感情が伝わるようなテイクがとれるまで何テイクも録りました。時にはイメージ通りの演奏が出来るように、雰囲気作りの為に部屋の電気を消してやったりもしました。自分のパートとしては、その曲の登場人物になりきって作ることを心掛けました。
K:ヴォーカルの録りでは、自分なりにポップスクリーンの位置も考えたりしました。後はメンタル面でも過去の辛い話を思い出したり、自分の中で感情を高めれるようにしたりもしました。メンバー同士で一緒にそうやって作業していくプロセスが楽しかったですね。 H:僕もそうですね。曲の世界感を重視しました。
K:そういう意味では、アルバム全体のコンセプトというよりは、各曲のストーリーをまとめてアルバムにしたということになるかと思います。
Kaz: タイトル通りで、一曲の一曲の世界観を全曲が共通したテーマの下にアルバムになっている感じですね。
Tastu:僕はこだわったというより、感じたままに動いたって感じですね。常に限界にチャレンジ的な(笑)

-「Blue」、「Mirror」と、個人的にはCD-Rで渡してもらっていたこれらの必殺曲がようやく作品となって全国に行き渡ると思うと、感慨深いものがありますが、あなた方自身はいかがですか?

Kaz:自分たちの作ったものがこうしてCDとして形に残って、全国の人に聴いてもらえるってことを本当にうれしく思っています。
T:そうですね。だからこそ、これからの活動をもっと大切にしていきたいです。これから全国ツアーをまわっていくので、その時にどんな反応があるのかを楽しみですね。
H:「Blue」は、俺はまだ客観的に観ていた時からある曲で、こうしてCDが出て改めて自分はCrossfaithにいるんだな、とようやく実感していますね。
K:僕はとっても嬉しいという気持ちの半面、正直まだ全然実感がないですね。後は発売後、ライヴで噛みしめていきたいですね。