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2011.12.10 12:00 | アーティストニュース

KORNとの思い出をSid(SLIPKNOT)、SKRILLEXらが語る!

KORNとの思い出をSid(SLIPKNOT)、SKRILLEXらが語る!

常にヘヴィ・ミュージックの最先端を自ら切り開いてきた最大のカリスマ、KOЯN!

全く新しいヘヴィ・サウンドを確立したニュー・アルバム『The Path Of Totality』のリリースを記念して、ArtistDirect.com(US)ではレーベル・メイトでもあるSLIPKNOTのSidやDEVILDRIVERのJeff Kendrick、STAINDのAaron、そしてアルバムでも「Get Up!」などで共作したSKRILLEXら、音楽シーンの著名人たちがKOЯNとの出会いについてのコメントしています。


そのうちのいくつかをご紹介↓↓


▼Sid Wilson(SLIPKNOT):
「初めてKOЯNを聴いたのはTVだった。それまでやっていたことの手を止め、俺は文字通り「何てこった!コイツらは間違いなく超ビッグになるぜ!!」ってね(笑)

俺にとってKOЯNにまつわる最高の思い出は、Paul(Gray:SLIPKNOT)と2010年デモインでのKOЯNのコンサートを一緒に見た時で、それが生前のPaulの姿を見た最後だったんだ」


▼Aaron Lewis(STAIND):
「KOЯNが出てくるまで、音楽に衝撃を受け、音楽に助けられたことはなかった。彼らの第1作にはコテンパンにやられたよ。「Daddy」を聞いた途端、小娘のように泣きだしてしまったよ。正直、あの曲には今までどの曲にも感じたことのない感動を受けたんだ。すべてを変えてしまったんだ。歌詞の内容のあり方として相応しいものの基準を変えてしまった。イマジネーションやメタファーの類を一切使わずに、正面切ってどこまでダークに、そして深く歌詞を掘り下げられるのか、その基準も変えてしまった。彼らの音楽は生々しく、残酷で、素直、傍若無人で、何の制限もない、今まで聴いた事のないものだった。彼らは俺やCorey(Taylor:SLIPKNOT、STONE SOUR)みたいな連中に、言いたいことを言えばいいと道を開いてくれたんだ。彼らは扉を派手に蹴破ってくれたのさ」


▼Jeff Kendrick(DEVILDRIVER):
「KOЯNは、俺のような若くて怒りをため込んだ、混乱したティーンエイジャーがずっと待ち望んでいたバンドだった。KOЯNを知ったのは、John(Boecklin:DEVILDRIVERのドラマー)が彼らのデビュー・アルバムを見せてくれたのがきっかけ。それ以来、俺は変わってしまったような気がする。いまだに彼らのショウが俺が見てきた中で一番クレイジーなコンサートだよ」


▼SKRILLEX:
「KOЯNのファースト・アルバムは、新たな音楽の流れを作り出した作品で、それまでのスタンダードを塗り替え、今ある形へと変えていったよね。これは自分が初めて買った作品でもあるんだ。8歳か9歳の頃、リサイクルショップに行ったとき、ヘアバンドやシュシュが入ったオール25セントのバスケットがあって、その中にKOЯNのテープがあったんだ。ただの白いケースに入ったカセットテープさ。その中に2曲、"Blind"と"Clown"が収録されてた。俺はそれを買って、震え上がったよ。信じられないぐらいスゴかったからね。実際、ヤバかったよ。

プロとして音楽をやっている中でのスペシャルな瞬間っていうのは、思いもよらなかった事や、実現する筈がないと思っていた事に回りまわって巡り合う事だ。『Korn III - Remember Who You Are』を制作し始める直前のロス・ロビンソンと電話で話す機会があった。そこで彼に「エキサイトしてる?」って聞いたんだ。彼はいつもかなり気の利いた詩的でダークな答えを返してくるんだけど、その時はただ一言、「俺は何にも気にしてねぇ。ヤツらの血が欲しいだけさ!」ってさ(笑) 最高の瞬間だったよ!」


▼Dan Donegan(DISTURBED):
「KOЯNをシカゴのアラゴン・ボールルームで見たことがある。地元じゃ、有名な会場だ。PANTERAの映像作品も何本かアラゴンで撮影されたと思う。でも、この会場の歴史はアル・カポネの時代にまで遡るんだ。そこは大きなボールルームを備えた劇場で、アル・カポネはしょっちゅうそこに足を運んでいた。それが後に音楽ホールに改装されたんだ。そこで数々のグレイトなバンドのライヴを観てきたが、90年代半ばにその会場でKOЯNのライヴを初めて見て、ぶっ飛んだよ!彼らみたいなものは今まで聴いた事がなかった。
彼らは変則チューニングの7弦ギターを弾いていた。他のバンドであんなものを使っている奴は見たことがなかった。彼らこそが先駆者だったのさ。音楽に対する彼らのアプローチにもぶっ飛んだよ、あのエネルギーにも、Jonathan Davisがフロントマンとして持ち込んだものにもね。ライヴにはDavid Draiman(Vo)と一緒に行ったんだけど、ライヴの後に別のクラブでこじんまりとしたアフターショウ・パーティがあった。確か彼らはLIMP BIZKITを連れていたのだと思う。何とかアフターパーティに潜り込もうとしてたのは覚えている。ギャルの集団とバンドと仲良くなろうとしていた男連中は俺たちだけだった(笑)。クールだったぜ。とにかく強烈な印象を残したよ。俺はずっとKOЯNの大ファンだった。彼らのことは大好きだよ。ジョナサンは最高のフロントマンだと思う。彼は観客のどうやったら盛り上げることができるのかを分かっているのさ」


▼Lzzy Hale(HALESTORM):
「KOЯNのことを初めて聴いた日のことを覚えてる。中学校のスクール・バスに乗ってた時、友達がバンド名の"K-O-Я-N"を曇った窓ガラスに指で書いてたの。それを見た私は彼に「CORNの綴り、それじゃないわ」って言ったの(笑)。そしたら彼は『Life Is Peachy』を貸してくれた。返すことはなかった!!それぐらい気に入ってしまったの(笑)!聴いただけで分かるような、あそこまでユニークなトーンのベースなんてそれまで聴いたことがなかったし。歌詞もダークで、メロディーも痛烈なまでに繊細だった。そうしたことは、ミュージシャンとしてまだ新人だった私に、反吐が出そうなほどのへヴィさと超イケてるメロディと曲を組み合わせることが出来るって希望を与えてくれたわ」


▼Lacey Mosley(FLYLEAF):
「初めてKOЯNを知ったのは、初めて組んだバンドのギタリストからだったわ。

そう、彼らとツアーするのは少し怖かった。彼らのサウンドに存在のビッグさ、そしてステージ上を激しく動き回るときの"何もかも関係ない"的な怒りが、彼らのことを恐がらないといけないものだと感じてしまった。彼らが持っていた、何にでも、そして誰にでも構わずツバを吐きかける自由さには人を怯えさせるものがあった。Munkyなんて、演奏しているときに自分にツバを吐きかけているのよ(笑)。でも、彼は遠目からは気味悪く見えるけど、ある時、フロリダのショウに私のママが来てくれた時、会場にみんなが食事をしてるような共有スペースがあったの。そこにママが自分の食事をとってソファに座っていたら、マンキーがやってきて、彼女を見て私に「彼女は誰だよ?」なんて顔をしたから、「私のママよ」って紹介したの。そしたら彼の態度が一変しちゃって、お辞儀してるんじゃないかってぐらい体を深く曲げて、ママの手をとり、「お会いできて嬉しいです。Jamesです」って挨拶したの。私は「えぇっ、Jamesっていうのっ?」って感じだった(笑)。ママを見たら、おどおどして顔を真っ赤にしてたわ。彼がとても礼儀正しくて、敬意をもって接してくれてたから。

Jonathanが思ったほど怖くないっていうのは、彼が私たちのことをクリスチャンだと知って、ショウの前、毎回私の肩を叩き、「サタンは俺の友達なんだ」って声をかけるようになってから。「ハハッ、うそばっかり」って感じだった。それから私は彼のことを冗談好きな人だと思うようになったわ。彼にまつわるもので好きな思い出は、彼らがラジオの為にアコースティック・パフォーマンスを行っていたのをステージ脇から見る機会があったとき。その時彼らは「Freak On A Leash」を演奏したの。そして彼が、アコースティック・ギターだけをバックに曲を歌った時、彼の声にステージでの怒りとは全く違った素直さと脆さを感じた。それが歌詞と組み合わさることによって曲の新たな意味が露わになり、その時、文字通り泣いてしまったの。

彼らは全員人としても素晴らしいし、すごいミュージシャンでもあるの。KOЯN、大好き」


▼Robert Ortiz(ESCAPE THE FATE):
「俺はKOЯNファンとして成長しなかった。当時の俺はメタル・バカでね、スラッシュ・メタルじゃなきゃダメだったのさ。彼らのファンになったのは、Rock On The Rangeフェスティバルに彼らと出演した時からだ。ステージから彼らのことを見ていた。彼らは「Freak On A Leash」を演奏してた。それで奇妙な唸りのブリッジが巨大な「GO!」に爆発する部分に差し掛かった時、それこそが今までで最高のライヴ体験だった。スタジオに集まった40,000人近くの観客が全員そろって飛び跳ねている図は、超最高だったよ」


▼Shaun Morgan(SEETHER):
「最初にKOЯNを聞いたのは1996年12月、高校を卒業した後だったが、彼らにはぶっ飛ばされた。友達の一人がイギリスからKOЯNを持って帰ってきて、何週間もずっと聞きつづけていた。凶暴なリフをたたき出す低くチューニングされたギターに彼らの特徴として知られるグレイトな鋭い金切り音にそのサウンド、それにあっという間に引き込まれたんだ。Jonathan Davisは、率直で生々しいヴォーカル・スタイルを持っていて、彼が持っている痛みに触れることが出来るぐらいだった。音楽的教育を受けてない、エモーショナルな声だけが生み出せるようなサウンドなんだ。俺は大きな怒りを抱え込んでいたティーンエイジャーだったから、Kurt Cobainが亡くなってからは、Jonathanが俺にとってのスポークスマン的存在となり、そしてたぶん彼のおかげでロックへの興味を失うことはなかった。「Blind」のイントロは、ハードロックにとって最強の瞬間の一つであることはたぶん間違いないし、それを聞きながらエアー・ギターを弾きまくっていた回数は数え切れないぐらいだ!彼らのライヴを2006年、ROCK-Am-RINGフェスティバルで見たが、あの曲が始まった時に見た100,000もの人が、まるで荒れ狂った波のようにぴょんぴょん飛び跳ねていた姿を思い出すたび、鳥肌が立つよ。俺は彼らの作った音楽に感謝しているし、これからもずっと続けてほしいと願っているよ」


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