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INTERVIEW

SiM

2013.03.13UPDATE

2013年03月号掲載

SiM

メンバー:SIN (Ba) MAH (Vo) GODRi (Dr) SHOW-HATE (Gt)

インタビュアー:増田 勇一

-実際、SiMにとっての理想のライヴとどういうものなんでしょう?

SH:多くの人に聴いてもらいたいのはもちろんだけど、浅いのは嫌なんですよ。だから濃いものを広く、というか。人がいっぱい集まればそれでいいわけじゃなく、たとえば付き合いでなんとなく観に来た人たちすらも引き込まれるようなライヴにしたいんですよね。最初の印象は“めっちゃ面白いじゃん!”みたいな感じで全然いい。それで後々、いろいろ掘り下げていくなかでもっと興味を持ってくれたら嬉しいし。

M:1999年の“Woodstock”でのAlanis Morissetteのライヴ映像というのがあって、ステージから客席撮ってる図が半端じゃなくて。それを見たとき、“ああ、こんなところで歌ってる人がいるのに俺は100人の前でしか歌えないのか?”と思わされたことがあったんですね。そのときから、1人でも多くの人の前で歌いたいっていう気持ちが強くなった。Alanisと自分を比べるのもナンだけど、比べるぐらいの気持ちじゃないと上には行けないなと思うし。何十万人もの前でやってきたバンドがいっぱいいるなかで、自分たちがライヴハウスでは終わるわけにいかない、みたいな。当然ライヴハウスは好きだから、今後もやり続けていくんだけど。究極で言ったら、そういうデカいイベントを自分らでやれたらすごいですよね。海外の大きなフェスとかにも憧れがある。あと、日本で言えばやっぱり……“紅白”かな(笑)。

-えっ、“紅白歌合戦”ですか!

M:これは冗談じゃなく。日本で音楽やってて認められることの象徴って紅白な気がするんです。いろんな意味で。逆に言えば、俺らみたいなのが何かの間違いで紅白に出たら面白いじゃないですか。夢があるというか。でもね、これはマジで思う。俺らが紅白に出られるぐらいのバンドになったら、本当に世の中は変わるんじゃないかって。あと、“たくさんの人の前でライヴをやりたい”と言いながら“べつに売れたいわけじゃない”って言う人たちっているじゃないですか。それってリアルじゃないと思うんです。俺らはTVにだって出たいですよ。TVに出ることがダサいんじゃなくて、そこに出てくる人たちがダサいことやってるからダサいわけで。

SH:売れるための音楽を作るのはカッコ悪いかもしれないけど、カッコいい音楽をやりながらそういう場に出ていくのはカッコいいことだと思うし。

M:うん。カッコいい人だったら、どこに出ていこうがカッコいいわけで。そういう機会とか手段を増やしていくための“メジャー”なんです。やりたいことを徹底的にやりきるために、それは必然的選択でもあったというか。