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激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

SiM

2013.01.18UPDATE

2013年01月号掲載

SiM

Member:MAH (Vo)

Interviewer:ムラオカ

-結成以来初となるDVDを11月にリリースしましたが、かなり凝りまくった出来でしたね。反響もかなりありましたが、出来栄えには満足していますか?

もちろん!茂木監督と、スペシャチーム、Maxillaの力を借りていろんな意味で一石を投じるような作品が出来たと思っています。特典映像の方が今後もシリーズ化しそうで大変です(笑)。

-DVDリリース直前に開催した"VAMPIRE CIRCUIT"ですが、ビジュアル系と言われるギルガメッシュ、MERRYに、ラウド系のROTTENGRAFFTY、そしてSiMの4バンドと過去に例を見ないスタイルの斬新なイベントでしたが、両シーンのファンが混ざり合っての素晴らしいイベントでしたね。3都市回ってみての率直な感想を教えてください。

VCのちょうど1ヶ月後にも再びギルガメッシュと対バンして改めて思ったんですけど、もの凄く意味のあるツアーだったなぁと。ギルガメッシュで最前にいた子も半分くらいは最前に残ってくれるし、俺らのお客さんもギルガメッシュで暴れてるし。今度"DEAD POP FES"にlynch.が出てくれるので、更にいろいろ混ざって面白い動きができる気がしてます。

-ジャンルに囚われず様々なアーティストと絡んで一緒にライヴを行うという、そういった異種格闘技戦はバンドにとって刺激となる部分も多かったのでしょうか?

刺激しかないですね。変な話し、ジャンルが変わると楽屋の使い方から全然違うし。なんか1日ドキドキしっ放しですよ。久しぶりの感覚ですね。

-またそういった異ジャンルとも交流しながらもラウドロック・バンドであるという軸はぶれることがないですね。あくまでも対バンし影響を受けることもあるが、自分たちのアイデンティティは失わないといったところでしょうか?

異ジャンルのバンドと競演するときに考えるのは、自分たちが今まで作り上げて来た音楽とライヴ・スタイルを、どうやってそれを全く知らない人たちに伝えるか。自分たちを変えるんじゃなくて、伝え方を工夫するっていうんですかね。そういう風にしているので、芯はブレることなくいろんなジャンルと渡り合えてるんだと思います。まだまだ途上ですけどね。

-そういう点が今回の"MONSTER ENERGY ROCK TOUR"で共演するcoldrainとも通じる部分であると思うのですがその点いかがですか?

そうですね。あいつらの場合は音楽的にSiMよりもストレートで、その分多くの人に伝わりやすい。でも逆に言えば振り幅が狭い。面白いですよね。SiMは音楽が変化球で伝わりにくいけど、その分を広い振り幅でカバーしてる。似てるようで対照的っていうか。だからこそ気が合うのかも。

-その"MONSTER ENERGY ROCK TOUR"ですが、北は北海道、南は九州と国内は9箇所を回る大きなツアーですね。レコ発ではなくイベント形式のツアーで9箇所も回るというのは、今までもあまり経験がないのではないでしょうか?今回のツアーに期待することを教えてください。

"TRIPLE AXE TOUR"があったのである程度はイメージできてるんですけど、今回は少し形式も違うし規模も少し大きくなってるのでワクワクしてますよ!coldrainが飛行機間に合うといいんですけどね(笑)。

-このツアーならではのスペシャルなサプライズなどは考えていますか?

まだそこまでは全然考えてないですけど、タイミング次第では新曲やるかもなぁ。

-このツアーはあなたがたとcoldrainともう1つヘヴィなバンドを加えてのラウドロック・バンド同士のガチンコ対決となりそうですが、このツアーで楽しみにしていることがありましたら教えてください。

今までできなかった組み合わせの対バンが実現するかもしれないので、純粋に楽しみですね。誰とできるのかはまだ聞かされてないので。ぐへべろですね。

-SiMというと地方都市より東名阪など都心を中心に強い人気を誇っているイメージを以前から抱いていたのですが、最近はいかがでしょうか?

うーん、まぁやはり大都市を離れるほど絶対数が少ないので何とも言えないですが、SiMはもともと地道などさ回りをやり続けて来たバンドなので、そこまで地方に弱いとかは感じないですね。あんまり差はない気がします。地方でソールドしなかった時は東京でもソールドしなかったし、逆に東京でソールドするようになったら地方でもソールドするようになったので。