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激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

AA=

2010.06.01UPDATE

2010年06月号掲載

AA=

メンバー:上田剛士(Vo&Ba&PROGRAMMING&Gt&PRODUCE)

インタビュアー:KAORU

-個人的な意見ではあるんですが、ロックとクラブ・ミュージックの境目はなくなってきてはいるけど、例えば"ロック"というひとつのカテゴリの中でも、例えばラウドロックとインディーロックの乖離現象っていうのは進んでて。昔だったら、ダンスフロアでも、基本的にインディーロックが好きなんだけど、RAGE AGAINST THE MACHINEとか、THE MAD CAPSULE MARKETSではみんながひとつになっていたり、どんな層からも支持を得てるバンドがいるという印象だったのですが、今はそういう感覚がどんどんなくなってきてると思うんです。上田さんは、そういうシーンの状況を感じたりはしていますか?

いや、そういうのは全然ないですね。シーンのこととかは殆ど考えなくなってるというか。自分の音楽がどのジャンルに当てはめられてもどうでもいい。それよりも、自分の作品、自分の音楽をどれだけ表現出来るかっていうことの方が興味ありますし。それが大事な時もあったり、そういう人もいるっていうこともわかるんですけどね。人それぞれ、そういう時期があったりもするし。でも、今は自分の音楽っていうのが一番興味があって、それが一番難しいと思う。

-それでは、読者の中にはAA=に初めて触れる人もいると思うので、上田さん個人への基本的な質問をさせてください。影響を受けたアーティストは?

その時代その時代で、色んなアーティストの影響を受けているんですけど、機械を使ってロックをしようとした人たちは、多く好きですね。MINISTRYとか、KMFDM、ATARI TEENAGE RIOT、ALEC EMPIREとか色々。あとは、時代的に、自分が共演してきた人たち。RED HOT CHILI PEPPERSとか、RAGE AGAINST THE MACHINEとか、THE PRODIGYとかもいましたし。そういう人たちと一緒の"時代から受けた影響"みたいなものは大きいと思います。あと、ルーツとしは、日本のパンクロックというのがありますね。例えば、中学生の時はスターリンとか、東京ロッカーズ、町田町蔵とか。日本で最初のパンクみたいなものは好きでしたね。それからもちろん、ハードコアにもいい影響を受けたし。メタル系でも、そういうものとリンクしてきているようなものとかは好きでした。
自分の世代は、"ミクスチャー"っていう言葉が大きくあったりして、なんというか、新しい刺激、新しい音楽を生み出していった世代だと思うので、そういった音楽には、それぞれに大きく影響を受けていると思いますね。スタイルというか、精神というか。その時受ける衝撃みたいな。

-例えばその時代、RAGE AGAINST THE MACHINE、ATARI TEENAGE RIOT、もちろんTHE MAD CAPSULE MARKETSにしてもそうなんですけど、気持ち的に、何かに対するアンチテーゼの精神を持ってやっていた人たちですよね。ところで、AA=の『#2』を聴いて、その中には"消費"という言葉がたくさん出てくるんですけど、じゃあ上田さんの中で、"消費されない音楽"っていうものがあるとしたら、それはなんだと思いますか?と、是非聞きたかったんですが、いかがでしょうか?

うーん、やっぱり、その時代というか、流行というか、そういうものを超える何かがあるもの。それ以上の感動、気持ちが揺さぶられる何かを与えられるものは、そうなるんじゃないかなと思います。それこそメタルだろうと、J-POPだろうと、その人それぞれで違うと思うんだけど。

-なるほど・・・アーティストがそういう気持ちを持ってやっていると、聴き手側にも自然に伝わりますよね。AA=を聴いてもそう思いましたし。伝わりましたし。

そうですね。そこが、自分では重要なところですね。