DISC REVIEW
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前作『The Enemy Inside』に続いて、今作もPAPA ROACHやPARAMORE、BREAKING BENJAMINら名立たるラウドロック・バンドを手掛けている名手David Bendethをプロデューサーに迎え、レコーディングも前作に引き続き現地で行われた意欲作。彼らの持ち味であるラウドでダイナミックなサウンドと、スクリームとメロディの美しいコントラストは更に際立っている。メロディは更に洗練され、曲の構築力も磨きあげられているため、曲のフックがうんと強くなった。ここ最近は韓国や台湾などのフェスへの出演など海外での活動が目立っていた彼らだが、その経験が最良の形で身を結んだ3rdアルバムが、ここに完成。 MAY-E