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INTERVIEW

PassCode

2017.08.01UPDATE

2017年08月号掲載

PassCode

メンバー:南 菜生 今田 夢菜 高嶋 楓 大上 陽奈子

インタビュアー:吉羽 さおり

-メジャー1stシングル『MISS UNLIMITED』にも収録された「TRACE」など、シャウト始まりの曲も多いですし、頭から引きつけるインパクトも必要ですから力が入りますね。

南:そうですよね、「all or nothing」とかもそうで。

今田:今回、シャウトが速いテンポ、早口なテンポの曲が多いんです。今までは、ゆっくりめというか、発音しやすかったんですけど。単語も、1文字抜いたりしないと言い切れないくらい速いんです。

-ライヴで見せどころとなりそうなパートばかりで大変じゃないですか。

南:ライヴではできる子なんですよ(笑)。ライヴになると、"あれ? 言えてるやん"って。

-そこはアドレナリンが出ているんですかね。

今田:逆に「Scarlet night」は、シャウト少ないなと思ったんですよ。

高嶋:もう麻痺してるやん。

今田:意外と少ないなと思ったんですけど、完成したのを聴いたら、"こんなに叫んでたっけ?"と思って。それくらい、多くてびっくりしました。

-今回のアルバムでは、後半の「rise in revolt」、「Insanity」あたりのパンチ力も、すごく新鮮でした。ラストまで凄まじい勢いが貫かれていますね。

南:いつもならこのあたりで、バラードが入ってきたりするんですけど、その2曲の前に「カタルシス」が入っているのにも意味があるんです。そのあとにパンチのある2曲がきて、1stシングル曲の「MISS UNLIMITED」がきて。最後に「Voice」という、1曲だけ他とは違った曲が入ってくる流れに、なるほどなと思いました。1曲目の「Maze of mind」は、アルバムの中でも一番PassCodeらしさが出ていて。このアルバムで初めてPassCodeを知った方や、試聴する方は、絶対に1曲目は聴くと思うんです。それで、"あぁ、こういことやってるんや"、"PassCodeってこういうものなんや"っていうのが、すぐにわかってもらえる曲を提示している感じがあって。並びにもこだわりを感じますね。

-そうですね、「Maze of mind」から最後まで聴き手を巻き込んでいくようなアルバムになっていると思います。なかでも、レコーディングで印象的だった曲はありますか。

高嶋:私は「ONE STEP BEYOND」ですね。Aメロを、高嶋と南のパートで半々でやっているんですけど、すごい早口で、口が回らなくて。レコーディング中に何回も平地さんに泣きつきながらやっていたんです(笑)。気合で録りました。

-そうしたレコーディングでよりヴォーカルの重厚感も出ているのかもしれませんね。サウンドも相当分厚くなっていますが、音に負けていない。

南:今回は本当に音がすべて良くなっているんです。前までのアルバムと聴き比べるとわかりやすいんですけど、メジャーになってからの音は、全然違っていて。前までは打ち込みやったりしたのが、全部生になっているんです。このアルバムに入っているのは、生の楽器と自分たちの声と、PCの音で。その全部が、洗練されてきているかなという感じがしてます。

大上:東名阪ツアー初日で初めて「ONE STEP BEYOND」を披露したんですけど、やっぱりバンド映えするなと思いました。バンドでやるのがすごい楽しい曲なんだなって。たぶん、今回のアルバムはどの曲もそうなるんじゃないかなと思います。

南:インストで聴いてもかっこいい曲ばかりなんです。そこに乗る歌のメロディも良くて、キャッチーなものが多いので、いいアルバムになっているなと思います。

今田:あとは最後の「Voice」が、ソロのところでひとりひとり歌い方を変えてみてって言われた曲だったので。そういうところも聴いてほしいなと思いますね。

-4人それぞれの個性もより反映されているんですね。

南:「ONE STEP BEYOND」もそうですね。この曲ではサビをひとりずつ歌っているんですけど、私だったら、ライヴ感がある歌い方をしてほしいと言われていて。結構、いつものライヴくらいのボリュームを出して、荒い部分も出して歌っていたんです。大上は、きれいに乗せる感じで、高音とかもしっかり出す歌い方だったり、今田だったら、優しい歌い方で今田の良さが出ていて。高嶋だったらかっこいいけどかわいい感じが出ていたり。歌い方を変えることで、メンバーの個性や良さを引き立たせるようにしてくれているんだと思います。

大上:「ONE STEP BEYOND」の2サビのあとに、南と大上で、"Right Now!!"って入るんですけど。そこがPassCode史上、一番高音みたいなんです。曲が完成する前に平地さんから、鍵盤で弾きながら、"この音は出ますか?"みたいなLINEがきて。きっとこの音を使った方がいい曲になるんかなと思って、"頑張ります"って言って──

南:巻き込まれたんですよ! 私は何も聞かれてなくて。"え、そこ高ない?"って言ったら、"陽奈子がいけるって言ってん"って(笑)。

大上:巻き込んじゃった(笑)。