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INTERVIEW

SiM

2015.12.09UPDATE

2015年12月号掲載

SiM

メンバー:MAH(Vo) SHOW-HATE(Gt) SIN(Ba) GODRi(Dr)

インタビュアー:増田 勇一

-そういった特別な場面の連続の中で、特別なことを発表できたのも良かったですよね。来春のニュー・アルバムの発売と、時期は未発表ながら横浜アリーナ公演決定の報。

MAH:そうっすね。あの発表の瞬間までのライヴの流れを観てた子たちにとっては、俺らが横浜アリーナでやるって言ったときに、すごい説得力があったはずだと思うんですよ。このライヴを観せてくれるんだったらアリーナでも観たいと思ってくれてるだろうなって、自分でもちょっと確信できたというか。あの大きな歓声によってね。だから今回来てた子たちは絶対、横アリにも来てくれるだろうなって思う。来年の横アリ公演については、今年の武道館に続いて、なんかそうやって年に一度、SiMのすごいショーが観られる機会があるみたいな、そういう感じで捉えてもらえたらいいなと思ってて。もちろん最終的にはホール・ツアーをしたいなっていうのもあるんですけど、年中ホール・ツアーできるわけじゃないし、例えば1年のうち1ヶ月ぐらいホール・ツアーをすることがあっても、あとの11ヶ月はいつも通りライヴハウスでやってる、みたいな感じでありたいと思ってて。

-武道館や横アリでやろうが、デカい場所で"DEAD POP FESTiVAL"をやろうが、このバンドがメインで闘う場所がライヴハウスであることは変わらない、と?

MAH:うん。そこはもうまったく疑う余地もないというか。大きなショーは年に1回ぐらいできればいい。そういえば今回も、それこそ俺らがこれまでやってきた200人ぐらいのキャパのライヴハウスの人たちが、わざわざ遊びに来てくれて。"うちに出てたバンドで、武道館でやったのはSiMが初めてだよ!"って言ってくれる人が何人もいてくれて。そういう意味でも大きなライヴはやっていくべきだなと俺は思ってて。行けるんだよ、というか、やろうと思えば行けるんだっていうのを示していきたいから。俺らには今、そのチャンスがあるわけなんで。ライヴハウスでやってたバンドでも、でっかいところでやれるんだぞ、みたいなことを証明できるのが自分たちだと思うし。

-よく"お前たちをいつか武道館に連れてくぞ!"みたいなMCってあるじゃないですか。そう言ってファンを連れていけるのも素晴らしいし、ファンの側としても嬉しいはずですけど、お世話になった人たちを連れていけるっていうのも素敵なことですよね。

MAH:うん。しかも、ホントにたくさん来てくれてたんですよ。それがなんか、今までやってきたことが正解だったと教えてくれたというか、SiMがずっと変わらずやってこれたことの改めての証明になったというか。だって俺らが途中で踏み外してたら来てくれなかっただろうと思うんですよ、ライヴハウスの人たちも。"SiM変わっちゃったよね"みたいな。でもあれだけの人が来てくれたってことは、やっぱりずっと変わらずやってこれたってことなわけで。なんか、今までのいろんな選択が間違ってなかったのかなって。

-いい話ですね。で、来春に出る新しいアルバムについてですけど、Zeppツアーでも新曲をアコースティックで先行披露していたということは、もうアルバム自体が完成に向かいつつあるということなんでしょうか?

MAH:えーっとね、一度完成したというか録り終わったんですよ、実際。で、今、ミックス段階なんですけど、ちょっとなんか納得いかなくて。何か足りねえなと思ってて、実は今、絶賛曲書いてまして。それで、年明けぐらいにギリギリの段階で1~2曲そこに追加しようと思ってて。そういう感じなんですよね。

SHOW-HATE:曲たちはすごく揃ってるんですけど、1枚のアルバムとして聴いたときに"なんかもう1曲欲しいな"みたいなところが出てきて。

MAH:もうリード曲も、2曲あるんです。そのうち1曲がツアーでやったちょっとバラードっぽい曲で、もう1曲はいつも通りパンチのある曲なんですけど。ただ、なんか強力なのがもう1曲欲しいな、というのがあって。なのでワガママを言って、もうちょっとだけ録らせてくれっていうことにしたんです。なんか同じようなことを毎回言ってる気もするんだけど、ホント、次のやつは俺らにとって勝負のアルバムになると思ってるんで。だから締め切りを気にして中途半端なものを出すよりは、ちょっとぐらいそれを遅らせてでも完全なものを、と思ってて。ある意味、目指してるのは、武道館でのあのライヴ感のあるアルバム。ラウドだけどしっかり聴くこともできるっていうか。それは今回、すごく意識してるところですね。だから"武道館を踏んだバンド"の新譜として相応しいものにもなるんじゃないかな。2016年はまずそのアルバムがあって、ツアーがあって、"DEAD POP FESTiVAL"もあるだろうし、横浜アリーナもあるわけで、そういう意味ではまた今年みたいに忙しくなると思うんだけども、今年はすごく自分たちと向き合えた年でもあったし、一連の流れを経て、またちょっと前に進めた実感というのがあるんで。だから2016年は、それを糧にしながらもっとクオリティを求めていきたいですね。