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INTERVIEW

Crossfaith

2014.10.08UPDATE

2014年10月号掲載

Crossfaith

Member:Kenta Koie (Vo) Terufumi Tamano (Panorama/Program)  Kazuki Takemura (Gt) Hiroki Ikegawa (Ba) Tatsuya Amano (Dr)

Interviewer:村岡 俊介(DJ ムラオカ)

-3曲中最もシンプルでもあります。

Teru:そうですね。日本でデモを作ってるときにシンプルに作ろうと思って作った曲だったので、そう聴こえたんでしたら狙い通りですね。

-Crossfaithがキャッチーなことをやるのはなかなか冒険ですよね。3曲目にこの曲を持って来たことも面白いなと思いました。

Teru:今回トリプルA面というコンセプトがあったんで、3曲とも異なったリード感を持たせようと思っていました。

-こういう曲を作るのは初めてなんじゃないですか?

Teru:初めてですかね!? でも初めてなようで作りやすかったです。Koieが歌うってことを前提で俺も作ってたので展開は意識しました。

-Koie君がより歌える曲が欲しいということをリクエストしていたんですか?

Koie:俺ももちろんメロディを歌いたいという気持ちもあったんですけど、主な理由はバンドの意向ですね。メロディ・ラインもTeruが考えてきて、それでやってみたら見事にハマりましたね。

-先ほども言いましたが、Crossfaithにとってのメジャー・デビューは他のバンドにとってのメジャー・デビューとは大きく意味合いが違うと思いますが、メジャー・デビューというだけでラウド、メタル・シーンでは負の意見も少なからず出てくると思うんです。ただメジャーに行って成すがままにキャッチーになったとか、ファンのみんなには誤解して欲しくないですね。

Teru:やっぱり何を伝えたいかということが大事だと思うんですよね。ヘヴィだからこそ伝えられるものもあるし、Koieが言ったようにクリーン・ヴォーカルが乗ったメロディだからこそ伝わるメッセージもあるし。もちろん音楽をやってればより多くの人に聴いてもらいたいって野望も当然あるし。

-先ほど、次のアルバムの話も出てましたが、現時点で次のフル・アルバムはどんなものになりそうですか?

Teru:Davidとやるからにはもう1度曲を作り直さないといけないですね。俺たちがどういうことができるのか、今持ってるものでどれだけいいものが作ることができるかバンドで話し合うと思います。例えばヘヴィな楽曲でも今までになかったようなヘヴィさを出したりもするだろうし。具体的にどういう曲になるかは作ってみないと分からないですが。

Hiroki:今回Davidと作った3曲の中で学んだことが絶対次に活きてくると思うんで、期待していてください。

-そして昨日のRed Bull Live on the Roadを皮切りに、来週からはACROSS THE FUTURE TOURが始まりますね。

Hiroki:Crossfaith初の日本でのパッケージ・ツアーで、海外のバンドを帯同して7都市をみんなでバスで移動するっていうのはめちゃくちゃ楽しみですね。

Koie:会場は壮絶なものになると思う。もうすべて、アフターも含めて(笑)!

Hiroki:その空気感をライヴが終わってもそのまま次の会場に持って行くので、次のライヴハウスに着いてもまだその空気感を保った状態で始められるし、ステージ上でバンド同士のコラボがあるかもしれないし、お客さんからしたら今までの東名阪ツアーだけじゃ見れなかった海外バンドと日本のバンドがガッツリ組んでツアーしてるところが見えて新鮮だと思うので楽しんで欲しいですね。

Koie:もっとこのACROSS THE FUTUREを広げていきたいですね。とりあえず第1回目の開催なんで、大成功させて将来的には海外でできるように、日本でもっと大きくしていきたいですね。

-11月にはUKで初のヘッドライナー・ツアー、そして今日発表されたOF MICE & MENのドイツ公演でのゲスト出演もありますね。

Koie:はい、OF MICE & MENはcoldrainと一緒に!

-ひとつまたステージを大きくしましたね。

Koie:そうですね、この2年間海外を回って種を蒔いてきたのが花開いてヘッドライナーがようやくできるようになりました。

-では最後に激ロック読者にメッセージをお願いします。

Koie:今作は今までとはまた違ったCrossfaithがありつつもこれもCrossfaithなんで、ライヴでどういうふうになるか楽しみにしておいて欲しいし、しっかり聴きこんでライヴに遊びに来てください。

Hiroki:一聴して変わったと感じる部分はあるかもしれないですが、Crossfaithの核となる部分は間違いなく持っているので、たくさん聴いて新たなCrossfaithを感じてもらいたいです。

Teru:自分が思うままに、純粋に音楽として楽しんでもらえたらと思います。

Tatsu:この新曲3曲を聴き狂ってくれ!

Kazuki:これがCrossfaithの新たなサウンドなので、聴いてください!