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INTERVIEW

The BONEZ

2013.12.11UPDATE

2013年12月号掲載

The BONEZ

メンバー:JESSE (Vo/Gt) T$UYO$HI (Ba)

インタビュアー:ムラオカ

-今作はアナログ・テープによるレコーディングですね。今のキッズたちはアナログ・テープってあまり知らないと思うんですが、どういう違いがあるのか教えてもらえますか?

J:全然違うんですよね。今機械がいっぱいあるなか、機械のマニピュレートの音を重視するならテープじゃなくても全然いいと思うけど、The BONEZのこの4人の歯車がアナログなんですよね。サウンドもProToolsでドンシャリでザクザクで、無音のところは全部カットしてってやることもできたんだけど、なんかもったいない気がしたんですよね。今の俺らがKが亡くなった後に何かをキャプチャーして残せるアルバムを作るのに、もしかしたらKがその空気にいるかもしれない、もしくは俺らがKを思ってる気持ちが空気に入ってて、それすら録音できるかもしれない、ってそういう想いだったんです。弾いてる音だけじゃなくて、息してる音とか、感情とか全部細かいものまでキャプチャーしたかったからテープを選んだんです。特に1枚目のThe BONEZのアルバムが宅録だったから、今回はアンプ鳴らしたいな思ってた。あとT$UYO$HIの発言が1番でかかったかな、Daveの。

T:あぁ。『Sound City』ってDave Grohlが監督の、LAのレコーディング・スタジオのドキュメンタリー映画のスタジオがアナログ・テープで。RAGE AGAINST THE MACHINEとかNIRVANAとかを録ったところなんですけど、そこが倒産しちゃって、その卓をDavid Grohlが買い取るってドキュメンタリーなんだけど、それがめちゃくちゃかっこよくって。

J:それもまだ映画見てないんですよ、影響されちゃうから(笑)。

T:俺はその『Sound City』って映画をZAXの誕生日にあげて、FOO FIGHTERSの映画はJESSEの誕生日にあげたんです。

J:だけどすぐ影響される俺とZAXは長い間見なかったんですよ。でもアナログ・テープで録ってすごいよかったなって思いますね。やっぱ"BONEZ=骨"なんだけど、その周りの俺ら4人の肉がちゃんと付いてるのがすごい生で聴こえるから。間違いなく今後RIZEでレコーディングするなら俺はテープを薦める。

-皆さんアナログ・テープのレコーディングは初めてでしたか?

T:いや1番最初のRIZEはテープでしょ?時代的に。俺も1番最初のはそう。

J:そう。でも1枚目しかテープで録ってないからね。2000年前後からProToolsが出てきだして。

T:だから昔の人はアナログ・テープが普通だったんですよ。

J:逆にデジタルでやることに興味を持ち始めた時代で、俺らもやったんだけど、10年ぐらいそれでやってたけど、"いいのかな?これで"って思いはじめてて。別にドラムがずれてないのに、毎回クリックに合わせていくやり方とか、きれいには聴こえるんだけど人間っぽくない。今回ZAXのドラムを直したところは1ヶ所もないし、もし直さないといけないならみんな弾き直したし、ZAXが気に食わなかったらまたみんなでやらないといけない。テープはみんなでベース・トラックを録るから。だからアナログで録ったCDを聴くとライヴにものすごく近いんですよね、みんなで録ってるから。

T:誌面で説明するのはなかなかむずかしいですけど、単純に音色が違うというか、ハイがあんまり硬くなくて痛くないというか。低音の音が伸びるとか。デメリットとしてはお金が高くかかることだけど、その分いい音で録れますね。

-来年はツアーも決定していますね。本格的なロング・ツアーは初めてかと思いますが、意気込みはいかがですか?

J:楽しみですね。対バンも今決めてるところなんですけど、いろんなバンドとやりたいってのがメインかな。俺はRIZEでは、ツアーはワンマンしかやってなかったからそれが当たり前だと思ってたけど、今回のツアーはそれとは違うのでドキドキしてますね。バンドって初日とファイナルとで全然違うバンドに生まれかわってるから、来年のツアーは俺らものすごく進化できると思う。

T:実は俺はここまでの本数はやったことないんですよ。P.T.Pも最初の頃はKが2週間アメリカから帰ってきてる間にライヴをやってたんで、日程的に無理だったし。Kが帰国してからのツアーもここまで細かいツアーはなかったから。

J:そうなんだ。

T:まぁZAXは昔のバンドで20日間連続でツアーやって、ホテルに泊まったのは1日だけって言ってた(笑)。

J:このツアーで生まれる曲もいっぱいあると思うし、次のアルバムが生まれる最初のステップだと思う。ワクワクです。

-通常盤のリリースは1月22日ですが、特別盤の先行予約はもう始まっていますね。

T:そうですね。予約してくれれば、発売日より少し早めに手元に届きます。俺らのインタビューや、スタジオ・ライヴが入ったDVDも付くし、コアなファンはこっちをゲットしてもらいたいですね。

J:ぜひ全員それをゲットしてほしい。4人で語ってるインタビューもあるし、NAKAがRIZEを辞めた時の気持ちを初めて語って、俺も初めてそれを聞いたり......もしモヤモヤしてる人がいたら、この特別盤にすごいいろんなThe BONEZの鍵が入ってると思うんでぜひゲットしてください。Hurleyとコラボレートして作ったキャップが付いてるんですが、なんで付けたかっていうと、そのキャップをかぶってたら特別盤買ったやつだって分かるし、それでこっちからも会話が生まれるし、チーム感が出る。前の"Stund Up"のロゴの帽子も限定の1111人だけしか持ってなくて、それをかぶってるやつ見ると"おぉ、ありがとうな、お前。仲間だな!"って思えるし。まずそれを見て、"あぁ、違うな"って思ったら売ってくれてもいいし(笑)。でも間違いなく鷲掴みにするストーリーだらけだと思う。