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INTERVIEW

The BONEZ

2013.12.11UPDATE

2013年12月号掲載

The BONEZ

メンバー:JESSE (Vo/Gt) T$UYO$HI (Ba)

インタビュアー:ムラオカ

-チームとして役割分担がフィットしてる感じですね。

J:それも"君はこの役割ね"って決めたわけではなく自然に。俺はZAXだけ付き合いが浅いのかな、初めて会ったのが2006年とかだから。1番浅いんだけど、1番地元の仲間っぽく、気を使わなくていいヤツ。NAKAは小学校から知ってるし、T$UYO$HIはデビュー同期だから。で、BUMP OF CHICKENも175Rも同期で、いっぱいいるんだけど、似たようなところを見てたのが、DRUG STORE COWBOY、というよりT$UYO$HIかな。聴いてたものだったり、こういうシーンにしたいとか。

T:KOTTONMOUTH KINGSと回るとか、超うらやましかったもん(笑)。いいなぁ、いいなぁってずっと言ってた。

J:こういう色がいいよねとか、こういうテクスチャーがいいよねっていうのがすごく一緒だった。渋谷のON AIR EASTで一緒にやった時に楽屋の階段の踊り場で2人で話してたんだけど、当時LIMP BIZKITの2ndが出た頃かな?"俺らはこういう方向性だよね。日本のシーンって全然こうじゃないよね"って話したのをすごい覚えてて。いつかそういうバンドになるんだって、俺ら決めてたんですよね。ただT$UYO$HIとは一緒にバンドをやるなんて思ってなくて、違うバンドにいて、同じシーンで盛り上げていく仲間だと思ってた。

T:P.T.Pを結成した時に俺はやっとJESSEに見せれるって思った。

J:俺はやっとT$UYO$HIが夢にまで見てた色になったんだなって、すごく嬉しかったもん。

T:俺、それ言われたの覚えてる。"T$UYO$HIよかったね、P.T.Pできて"って。

J:これでやっとまた戦えるっていうか。だからKが亡くなってThe BONEZができたのは全く逆。"一緒にやりたい"じゃなくて"一緒に対バンしたい"って思ってたから。だからONE OK ROCKのTAKAがインタビューで"本当はこんな形でP.T.Pのアルバムに参加したくなかった"って言ってたのと似てる。語弊があるかもしれないけど、本当はこのメンツでThe BONEZをやりたくなかったんだと思う。Kが亡くなってなかったら一緒にやることはなかったから。

T:それに一緒にバンドやっちゃったら2マンで回れないじゃないですか。2マンで回ってたら楽しいし。

J:俺はZAXに初めて会った時に"お前絶対にドラム止めるなよ!"って言ったの。ずっと対バンしてたいし、いつか時間があればジャムりたいってぐらい。あっくん以外に惚れたドラマーってTHE MAD CAPSULE MARKETSのMOTOKATSU君かZAX、その2人しかいないんですよ。UZUMAKIのDuttchは......デブだな(笑)。

T:(爆笑)

J:なんか重い(笑)。でも俺が好きなドラマーはなんかみんな体型似てるね、MOTOKATSU君とZAXとあっくん(笑)。ひょろ長くて指長くてみたいな。さっきも言ったけどThe BONEZをこのメンツでやるのは望んでなかったけど、こうなった今、もうすげぇ宝物になった。生まれたら生まれたで、変な使命感ではなくて、やってたくてしょうがないんですよね。不思議だね。あと5年ぐらい経たないときっとちゃんとした言葉にできないんじゃないかな。

-今言葉にする必要がないのかもしれないですね。回答を出す必要がないのかもしれない。

J:でもそうやってまだ答えの出てないバンドっていいと思うな。大抵のインタビューってなんでも答えられるけど。

-それがサウンドにも良い形で出ているんじゃないでしょうか?

J:でも音を聴くと、RIZEっぽいといえばRIZEっぽい、P.T.PっぽいといえばP.T.Pっぽい、もうこの時点でThe BONEZっぽいってなってるんですよね。音が証明してくれてるから、俺はその音の鳴る方へ向かってる感じですね。

T:頭で考えてこうしようっていう感じじゃなくて、本当に自然体。音が導くって本当にその通りだし、さっき語弊があるけどやりたくなかったって言ったものの、結局このメンツでやりたいのが、それがたまたま音楽だった。

J:音楽じゃなくても、もしも例えばこの4人で焼肉屋やったら、それでもいいんだよね。

T:熱中するものがほしかった。この4人で熱中できるのが音楽で、バンドで、The BONEZだったってだけ。

J:そう。この4人なんですよね。

T:あとKに対しても思うこともあって、献花式の最後の挨拶でも言ったんだけど、あいつもとにかく気を遣うヤツだから"俺がいなくなったせいでP.T.Pどうなっちゃうんだろう、みんなどうなっちゃうんだろう、申し訳ないです"ってなるから、俺は大丈夫だぜっていうのをアイツに見せたいんです。

J:みんなそう。

T:ファンの人からしたら"離婚したらすぐ他の女と結婚するの!?"みたいに思うかもしれないけど(笑)。俺はX JAPANも好きだったんだけど、大晦日に解散ライヴやったのかな?、で、そこからすぐに元旦の新聞広告にHIDEさんのソロ活動が発表されたんですよ。俺はそれがすごいかっこいいと思って。ファンを悲しませる隙を与えないっていうか、すぐに動いてこっちに乗ってくるヤツは乗って来いって、俺はそれに近いかな。お前らさえその気ならこっちにも新しい場所があるぜっていう。説明するんじゃなくて、それで楽しいかもって思ってくれたらいいし、Kに対しても今までいろいろあったけどやっぱりThe BONEZが動く前に独り立ちしなきゃって思ってたし、PABLOやKやZAXに支えられた俺なだけで、俺1人だったら全然たいしたことないし、何もできないって思ってたけど、P.T.Pなくなったら自分でなんとかしないといけないわけだし、そういう思いはすごいあった。結果それが今The BONEZって形になった。アイツに見せたいですね。