MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

coldrain

2018.05.25UPDATE

coldrain

Member:Masato(Vo) Y.K.C(Gt) Sugi(Gt) RxYxO(Ba) Katsuma(Dr)

Interviewer:荒金 良介

-では、PVRISの音楽的な魅力というと?

Y.K.C:特に1stアルバム(『White Noise』)でビビッと来たのは、女性ヴォーカルにもかかわらず、パンチがある骨太サウンドっていうところで。EDMとまではいかないけど、クラブ・シーンのサウンドも取り入れていたので、その比率も面白いなと思いましたね。楽曲にわびさびがあるというか、歌モノの展開になっているし、ロックの起承転結にまとめているところもいいなと。2ndアルバム(『All We Know Of Heaven, All We Need Of Hell』)ではクラブ寄りにだいぶシフトしましたけどね。

-海外のメディアでは"SKRILLEXミーツPARAMORE"と表現されてますが。

Y.K.C:まぁ、ざっくり説明すると、そういう感じになるのかな(笑)。遡ると、PARAMOREみたいなバンドは常にロック・シーンにいるし、貴重だと思うから。日本人も好きになるかなと思い、観てもらえたらいいなと思います。

RxYxO:僕も女性ヴォーカルは好きだし、いい環境でライヴを観たいですね。

Masato:クラブ・サウンドに飲み込まれているバンドが多いなかで、PVRISはうまく取り込んでますからね。ライヴは何度か観て、まだ若いなぁという印象だけど、今どれだけ成長しているのかを観たいですね。


最終的には日本で観たことがないようなフェスを作りたいですね(Masato)


-今後の"LOUD OR NOTHING"ついて教えてもらえますか。現状はツーマン・ライヴをコンセプトにして?

Masato:そうっすね。その中で複数のバンドを呼ぶタイミングも作りたいし、小バコでやるときに濃くツーマンでやりたくて。あと、自分たちのルーツにあるバンドも呼びたいし、お世話になったBULLET FOR MY VALENTINEともまた一緒にやりたいですからね。ライヴに観に来たら、面白さが伝わるイベントにできたらいいな。

-今日の話でも何度か出ましたけど、将来は"coldrain presents LOUD○○○"みたいなフェスをやってほしいです。

Masato:そうですね。海外のバンドだからすごい! じゃなくて、フラットに観れる状態を作りたくて。海外、日本のバンド共にお互い影響や刺激を受け合ってますからね。俺らが"Vans Warped Tour 2016"に出たときも向こうのPAの人に"お前らヤバいな!"と声を掛けられることもあったし。最終的には日本で観たことがないようなフェスを作りたいですね。

-他に呼んでみたいバンドはいます?

Masato:PAPA ROACHは呼びたいですね。Jacoby(Shaddix/Vo)とも1曲やってる(※『VENA』収録曲「RUNAWAY」でJacoby Shaddixがゲスト・ヴォーカルとして参加)のに未だに共演してないから。あとはSEVENDUSTですね。

Y.K.C:SEVENDUSTを呼ぶことはcoldrainにとって使命みたいなものですからね(笑)。人生の再生回数トップが『Animosity』だから。

Katsuma:俺もSEVENDUSTを呼べたらいいっす! そこが絶対的すぎて。楽曲はもちろん、個々のプレイヤーもヤバいから。

Y.K.C:俺らがヨーロッパで出たときに一緒だったWAGE WAR、THE CHARM THE FURYとかもめっちゃかっこ良かったし。

RxYxO:最近メタルコアは聴けなくなったけど、WAGE WARは毎日聴いてますからね。

Katsuma:そうだ! SEVENDUSTはもうすぐニュー・アルバム(『All I See Is War』)が出ますからね。

Masato:そのプロデューサーがうちらの『FATELESS』(2017年リリースの5thフル・アルバム)と一緒なんですよ。SEVENDUSTがレコーディングに入る前にcoldrainの音源を参考に聴いたらしくて。

RxYxO:だから、確実に(距離が)近づいてるんですよ!