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INTERVIEW

ヒステリックパニック

2016.07.20UPDATE

2016年07月号掲載

ヒステリックパニック

メンバー:おかっち(Ba) やっち(Dr) とも(Vo) Tack朗(Gt/Vo) $EIGO(Gt/Cho)

インタビュアー:米沢 彰

-ちなみに、この曲の前がインスト(Track.8「~Sprout~」)になっていますが、実質イントロのようにも感じました。ここを分けたのはどういった経緯だったのでしょうか?

とも:おかっちが作ったんですよね。

おかっち:イントロって思って作ったわけじゃないんです。その曲を僕が作ったとき「ハナウタ」はまだ知らなかったですし。

とも:もともと、アルバムで"インストを作ろう"って言ってたんですよ。

おかっち:"じゃあ、そういうの得意だから、俺やるよ"って言って作ったんですけど、あとの曲がそういうバラードだったので、最後の音をその次の「ハナウタ」に続く経過音で終わろうって$EIGOさんに言われて、ふたりで一緒に作りました。

$EIGO:タンタンタンっていう結構聴き馴染みのある、僕ら世代にはど真ん中の音で。

おかっち:なので、作っていて"こういうのもアリでいいかな?"って、次の作品にも繋がる曲になったかなとは思いますね。

とも:これ、もうひとつ奇跡があるんです。「ハナウタ」のオケと、上がってきたインストのオケを最終的にくっつけることになったんですけど、そのときはまだ「ハナウタ」のテーマは決まってなかったんですよ。定点カメラで早送りにして土から芽が出て花が咲くまでの映像ってよくあるじゃないですか。なんかそれがすごく浮かんで。9曲目で花のこと書くって決める前に、その花のイメージが湧いたので、発芽って意味の"~Sprout~"ってつけたんです。その話をしたらおかっちが、インストを作ったときの仮タイトルが"ガーデニング"だったという。なんにもすり合わせしてないのに、イメージを知らないうちに共有できてて、そこから考えて、9曲目も$EIGOからテーマに関してのことを言われたので、それに花のことを比喩して書いてみようかなって思ったらハマッて。奇跡でした。

-奇跡ですね。ところで、話は飛びますが、$EIGOさんの使ってる機材ってGretschのセミアコですか?

$EIGO:いくつか持ってるんですけど、基本はGretschの"ペンギン"ってやつなんです。中身は空洞のセミソリッド・ギターです。

-セミアコではなく、ソリッド・ギターという扱いになるんですか?

$EIGO:ホワイト・ファルコンってギターがあるんですけど、それはセミアコです。で、オレンジ色のG6120ってやつがあるんですけど、それはフルアコですね。レコーディングでは使い分けてます。ライヴではときどき使ってる感じですね。

-なるほど。そのチョイス自体が今のラウドっぽくなくて面白いなと思っていて。

$EIGO:僕らJ-POPですから。

一同:(笑)

とも:また~。しっかりしてくださいよ~(笑)。

-やられた(笑)! タイトルの"ノイジー・マイノリティー"って、"騒いでるけど所詮、多数派ではない連中"ぐらいのネガティヴなニュアンスを多く含む言葉ですが、このタイトルはどのような思いで決めたのでしょうか?

とも:直訳したら"うるさい少数派"ですけど、その"うるさい少数派"っていうのが、今の音楽シーンの中で自分たちのポジションにすごく近いものがあって。"ノイジー・マイノリティー"という言葉は、ここ数年よく聞くようになった言葉で、なんか言い方を変えると"ラウド・マイノリティー"も同じ意味らしいんですけど。その"ラウド・マイノリティー"がまさに今の現状を表してるなって。先駆者がたくさんいるんですけど、これだけ浸透したとはいえ、それでも日本全体の音楽シーンでいうとマイノリティだなというところもあって。なんか、"ノイジー・マイノリティー"って言葉が、今のヒスパニを表すのにぴったりな言葉だなっていうのもあるし、そうなっちゃってる自分を皮肉ってる部分もあるんです。それを、よりマジョリティに変えていきたいという意味で、つけました。

-今作のリリースが変えていくきっかけのひとつになってほしいですね。その今作もリリースまでもう残りわずかですが、実感はありますか?

とも:発売延期にならなくてよかったなと(笑)。

$EIGO:ジャケの問題があったり、今回も歌詞で怒られた箇所も一部あったんで。

-そのリリースの週の、7月22日千葉LOOK公演からツアーがスタートするということで、ツアーへの意気込みも交えて激ロック読者へのメッセージをお願いします。

とも:そこらへんは、おかっちさんから。

おかっち:ツアーへの意気込み......。2年目で、ちゃんとパワー・アップしてると思います。しっかりアルバムを聴いて、ライヴにいらしてください。チケット完売したいです。新しい物販も出るんで!

Tack朗:出た! 物販担当(笑)!

おかっち:ぜひ会場に足を運んでください。読者のみなさん、僕らは真面目です。インタビュー読めばわかります。怖がらずに僕らについてきてください。ありがとうございました。