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INTERVIEW

Crossfaith

2014.07.17UPDATE

2014年07月号掲載

Crossfaith

メンバー:Ken (Vo) Teru (Panorama/Program)

インタビュアー:村岡 俊介(DJ ムラオカ)

-もしかしたら数年前のCrossfaithからしたら自分たちが世界に出て活躍するより、ROCK IN JAPANに出ることの方が想像できなかったのかもしれないのでは(笑)?

Ken:あぁ、そうかも!

Hiroki:確かにそっちのほうが想像してなかったかもしれないですね。

Ken:その当時はそうですね。もちろん当時誘われても出てましたけどね(笑)。

-ROCK IN JAPANはダイヴ禁止ですよね。

Ken:煽っちゃいけないっていう。でも一昨年のCOUNTDOWN JAPANの時にウォール・オヴ・デスしたよな?"これで来年絶対呼ばれないな"って言ってたら次の年も呼ばれました。でもCrossfaithの時にダイヴしてリスト・バンド切られたって子いたよな。でもCrossfaith観たら帰るからいいやって(笑)。

-(笑)ロッキンでウォール・オヴ・デスができたのはすごいことですよね。

Ken:たぶん知らないんですよね(笑)。"ウォール・オヴ・デスってなに?"だと思う(笑)。

-なるほど(笑)。そんな中そういったオールジャンルなフェスに出演しつつも"ACROSS THE FUTURE"というCrossfaith主催の企画を開催しますね。こちらについて教えてください。

Ken:高校生ぐらいからずっと洋楽と邦楽をミックスしたこういう企画をやりたくて。ずっと俺たちは海外を回ってるし、今回呼んでいる2バンドも海外を一緒にツアーしてるから、俺らがやることはすごく説得力があるんじゃないかなって思う。実際Twitterなんかでの反応もすごい良かったし、ちょっと前だったら"誰やねん、あいつら!?海外のバンドしか知らんし!"ってこともあったと思う。邦楽のバンドと洋楽のバンドのファンって違うし。でもそういう子たちもクロスオーヴァーしてきてちょうどいいタイミングだと思います。この"ACROSS THE FUTURE"は俺たちCrossfaithが今後ずっと続けていこうと思ってるイベントです。HEY-SMITHが"HAZIKETEMAZARE"をやっていて、SiMが"DEAD POP FESTiVAL"をやってて、coldrainが"BLARE DOWN BARRIERS"をやってるけど、せっかく俺らがやるならこの"ACROSS THE FUTURE"自体を最終的には日本だけじゃなくてフェスにして海外でやったり、海外でパッケージでツアーを回るっていうことをやりたいですね。以前KORNが主催していた"Family Values Tour"みたいな感じで将来できたらいいなって思います。

Teru:日本で海外のバンドがいくつも出るのって夏フェスとか、"TASTE OF CHAOS"みたいな海外発信のツアーとか、そういうのしかなかった印象があるんです。それを日本のバンドが主催して海外のバンドを招聘して行うのってなかなかないんじゃないかなって。今回、日本からもCRYSTAL LAKEに出てもらうんですけど、彼らと海外2バンドと全ヶ所同じパッケージで回るんです。海外のバンドが来日した時って地方によって出演する国内のバンドが異なることが多いんですけど、俺たちが海外で経験したツアーはほとんど同じラインナップでパッケージで回るんです。やっぱり同じバンド、同じクルーでツアーすることで絆ができるし、アーティスト同士の交流もできるんですよね。イギリスでWHILE SHE SLEEPSのツアーで俺らが全部一緒に回って、そういう繋がりや絆ができるから次は俺らがツアーに彼らを呼んでって。レーベル間やマネジメント間のビジネスじゃなくて、バンド間同士の繋がりは特に俺らみたいな音楽シーンのバンドはすごく重要だと思うんです。

-今回出演する4バンドはまさにそういう繋がりもあって、ファミリーのようなラインナップってことですね。

Teru:その通りです。あと洋楽しか聴かないって人たちからすると日本のバンドはオープニング・アクトで、海外のバンドはメインっていう公演が常識だと思うんです。でもこの前のOUTBURN TOURでcoldrainとMISS MAY I と一緒に回ったんですが、そのツアーは俺らとcoldrainが交互にトリを務めたんです。日本のバンドがトリを務めて、海外のバンドを"こいつらかっこいいよ!"って邦楽ファンに紹介できたツアーだったので、すごく意味のあることでしたね。

Ken:本当にクロスオーヴァーし始めてるよな。

-OUTBURN TOUR@SHIBUYA-AXでのライヴを観ましたが、海外のバンドをキッズたちに観せたい、というCrossfaithの気持ちはKen君のMCなどからもすごく感じました。

Ken:バックグラウンドというか、なんで俺たちがこういうイベントをやろうと思ったのかってこともすごく重要だし、それを知ってくれてたらもっとイベントに参加してる感覚が生まれるだろうし、"クロスオーヴァーが始まってて、お前らもそこにいるんだぞ"ってことを伝えたいんです。それがOUTBURN TOURの1番大きな成果でしたね。

-SNSなどで発信するよりも会場で目の前で直接言う方が真意が伝わりますよね。実際に会場でMISS MAY I のライヴを観るわけですし。

Ken:実際、MISS MAY I のライヴもめっちゃ盛り上がってましたね。実は最初はそこが1番心配だったんですよね、MISS MAY I に対するお客さんの反応が。Crossfaith、coldrainのお客さんがほとんどだったと思うんですけど、結果的には MISS MAY I もすごい盛り上がってた。だからWHILE SHE SLEEPSもWE CAME AS ROMANSも俺たちが呼んで連れてこよう、と思って。日本の洋楽のシーンってすごい小さくなってきてるし、お金を払って洋楽のアーティストを観に行くことって少なくなってきてるから、だから日本で大きな会場でお客さんが入ったところでライヴをやらせてあげられるのって海外のバンドからしてもチャンスだと思う。俺たちもまたアイツらのツアーに呼んでもらえるだろうし。

Teru:MISS MAY I は日本でツアーしてすごい良かったって言ってくれて、そうすると彼らがまたアメリカで"日本は良かったよ!"って言ってくれるじゃないですか。そうすると次に日本に来るバンドの日本の印象も違うだろうし、そういう世界の中のツアーの一部として日本がしっかり組み込まれていけばシーンはどんどん変わっていくと思います。

-そういう意味も込めての"ACROSS THE FUTURE"というタイトルなんですね。

Teru:そうですね、俺たちからの発信ですね。

-また"ACROSS THE FUTURE 2014"と"2014"が付いてますから、今後定期的に続けていくということですよね。

Ken:そうですね、毎年になるかは分からないし、ツアーにするかもしれないし、フェスにするかもしれないし。とりあえず今回やってみて反応を見つつですね。

-今回のように公演数の多いツアー形式にしたのもすごく意味のあることですよね。Crossfaithが主催することによって、地方だと単独ではできないような海外バンドも大きな会場でできますし、日本全国に伝えていけますしね。

Ken:全国のお客さんの"このツアーに参加した!"って感覚はすごく大事だと思う。