DISC REVIEW
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息つく暇なしの怒濤の攻勢と構成は結成15周年アニバーサリーを締めくくるのに相応しく、最新アルバム・ツアー最終日(2020年1月10日新木場STUDIO COAST)を収めた本公演を見返し、当時の興奮と歓喜が蘇ってくるようだ。コロナ禍においてライヴ映像が届くのは嬉しいギフトと言える。しかもFUMIYA(Dr)在籍ラスト公演となった。ライヴは2部構成に分け1st Stageは最新作の内一部のインスト曲を除く完全再現を実施。オペラ風の歌唱力で新境地を切り拓いた「THE FOLLOWERS」、唯一のバラード「REMAIN BEHIND」などライヴでも格段に映え、ベスト的な選曲で迫る2nd Stageも必見だ。なお、SYU(Gt)がマスタリングを担当した2枚組ライヴCD付き。 荒金 良介