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INTERVIEW

AA=

2010.06.01UPDATE

2010年06月号掲載

AA=

メンバー:上田剛士(Vo&Ba&PROGRAMMING&Gt&PRODUCE)

インタビュアー:KAORU

-THE MAD CAPSULE MARKETSが活動休止してから3年を経て、AA=がスタートしたわけですけれども、その3年の間、上田さんはどのような活動をしていたのですか?

活動は特にしていなかったです。自分の音楽というか、自分は何をやりたいのか?ということを模索している状態でしたね。

-AA=は上田さんのソロプロジェクトではありますが、結果的にバンドという形態を選んだ理由は?

一人でやるということも考えたり、実際に音を作ったりもしていたんですけど、自分が一番やりたい音楽を表現するには、やはりバンド形態というのがリアルだなって思ったからです。

-ライヴをやるということも意識してのことだったのですか?

そうですね。決まった時にはライヴもやりたいなと思っていたので。

-メンバーについて、Vo.のTAKAYOSHI SHIRAKAWAさんと一緒にやることになった経緯は?元々お知り合いだったのですか?

元々知ってはいましたね。一緒に飲んだりしているときに・・・まぁ僕はお酒飲まないんですけど(笑)。彼から「トラック作ってよ」って言われたりとか、僕が「何か一緒に出来たらいいね」と言ったりもしてたんです。それでAA=が始まるときに、Vo.をTAKAがやったらどうなるかな?とイメージしてみた時、とても新鮮だったし、面白いかなと思って声をかけたんです。

-ドラムのNOBUAKI KANEKOさんも元々お知り合いで?

そうですね。元々知り合いで。最初はAA=を始めるとかいうのを抜きにして、暇だし「一緒にスタジオ入ろうよ」みたいな感じでした・

-MINORUさんは、元々THE MAD CAPSULE MARKETSでギターを弾いていましたよね。彼のプレイが好きで、自然に声をかけたという感じだったですか?

そうですね。彼はいろんな意味で、自分の音楽をわかってくれていますし。

-AA=(all animals are equal)というバンド名は、ジョージ・オーウェルの小説「動物農場」から由来されているということですね。このバンド名、そして曲中においても、"全ての動物は平等である"という精神性が大きく打ち出されていますが、何故AA=(all animals equal)という言葉を、バンド名にしようと思ったのでしょうか?

(all animals are equal)という言葉は小説に出てくるんですけど、凄く純粋で美しい言葉だと思うんです。バンドのスローガンとしても、なかなかいい言葉だなと思って。

-上田さんの中で、社会に対する問題意識に目覚める、大きなキッカケみたいなものはあったのですか?

うーん、特に大きいキッカケがあったということではないですね。自分が生きていて、音楽をやったり、生活をしていて、色々と思うことがあるということで。

-上田さんの社会に対する問題意識から、アルバムの売り上げの一部がWWFに寄付されるという形に至ったと思うのですが、『#1』がリリースされて、実際にWWFにお金が流れるという経験をしてみて、何か感慨のようなものはありましたか?

うーん・・・特に感慨とかはないんですけど、THE MAD CAPSULE MARKETSが活動休止する前から、こういう活動をしたいなとは思っていたんですよ。自分のアルバムを、そういう形で現実に出すことが出来て良かったなとは思いましたけどね。

-『#2』も、『#1』同様に、売り上げの一部がWWFに寄付される形になるとのことですが、これからもこのような活動を続けていこうと思われますか?

そうですね。出来る限り。また違う形にすることもあるかもしれないですけど、その時その時に、自分がいいなと思う形でやりたいなと思います。

-AA=が所属されているcommmonsというレーベル自体が、環境保護活動に積極的なレーベルなんですよね。ところで、commmonsは坂本龍一さんが率いるレーベルで、上田さんにとって坂本龍一さんは影響を受けたアーティストの一人だと思うのですが、実際会ってみてどうでしたか?

うーん、まぁ、イメージ通りな感じというか。面白いところもあるし。音楽と自分の行動を一緒に考えて形にしているので、凄く説得力がありますね。自分と同じように、"リアルでいたい"と思っているんだろうなと感じますね。

-それでは『#2』についてお聞きします。サウンド面において、前作よりも更にハードになったなぁと感じると同時に、かなりクラブ・ミュージック寄りというか。単純に四つ打ちの曲が多くなったからそう感じたというのもあるのですが、自分はDJをやっているので、サイケだったりトランスだったりという曲から繋げたくなってしまうんですけど、こういうクラブ・ミュージックっぽいサウンドというのは、元々イメージされていたのですか?

音楽的にどうしよう、みたいなイメージが先にあったわけじゃないんです。最初にあったのは、何か実験的というか。今まで自分が作ってきた作品とは全く違う過程を踏んだ作り方をしたいなというのがあっただけで。それで、ライヴでも使用しているGOOVE BOXという機材があるんですけど、『#2』まるごと、それを使って作ろうというテーマがあったんです。まずGROOVE BOXで遊んでみて、そのリズムを元にリフを乗せたりしながら作っていました。そういう作り方も影響して、クラブ・ミュージック的なサウンドになったんだと思います。