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INTERVIEW

NOCTURNAL BLOODLUST

2016.04.24UPDATE

2016年05月号掲載

NOCTURNAL BLOODLUST

Member:Cazqui(Gt) Natsu(Dr) 尋(Vo) Masa(Ba) Daichi(Gt)

Interviewer:米沢 彰

-『ZēTēS』の完成おめでとうございます。音源が上がってくるのがかなりギリギリで、正直心配していました。

Cazqui:そこを何とかするのが、NOCTURNAL BLOODLUST(以下:ノクブラ)です。

-毎回本当にギリギリに上がってくるイメージがあるのですが、最後まで詰めている結果ですか?

Masa:ギリギリまで詰めてる結果ですね。

-制作のプロセス自体は大きくプリプロ、レコーディング、ポスプロの3段階に分かれますが、どの部分が一番大変でしたか?

Cazqui:最初に楽曲をひねり出すところですね。近年は激ロックの読者層を含め、多方面のリスナーに届き始めている実感があります。過去を凌駕し、各方面で通用するクオリティを兼ね揃えたものを提示するには、全身全霊で己と向き合わなければなりません。

-しかもCazquiさんは4月13日(水)にリリースされたLADY BABYの3rdシングル『蓮華チャンス!』に参加されていて、かなりスケジュールがきつかったのではないでしょうか?

Cazqui:胃腸炎になりました。

一同:(笑)

-リリースがLADY BABY のシングルと1週間違いということは、制作期間完全に被ってますよね。

Cazqui:同時期に「NG+」(Track.4)を作っていましたね。

-「蓮華チャンス!」は作詞に大槻ケンヂ(筋肉少女帯)さん、作曲にNARASAKI(COALTAR OF THE DEEPERS / 特撮)さんという強力な布陣ですよね。実際のレコーディングはいかがでしたか? プレッシャーはありましたか?

Cazqui:もちろんです。そもそもNARASAKIさんご自身が、素晴らしいギターを演奏される方なので。なのに、わざわざ僕に頼んでくださるということは、その期待に応えるようなギターを弾かなければなりませんし、『ZēTēS』のリリースも近いので、『蓮華チャンス!』を聴いた人がノクブラに触れるきっかけにもなるよう、自分らしいプレイを心掛けました。

-それはそうですよね。それにしても、このタイトなスケジュールでよくオファーを受けましたね。

Cazqui:NARASAKIさんの楽曲でギターを弾けるのは、本当に光栄な話ですので、多少の無理はいとわないです。

-もう胃腸炎は治りました?

Cazqui:締め切りを乗り越えてしまえば、だいたい元気です(笑)。

-実際、『ZēTēS』はいつごろから制作に入ったのでしょうか?

Cazqui:昨年末ですね。

-作品ができた今の手応えはいかがですか?

Masa:いやもう、とんでもないモンスター・ミニ・アルバムができたなって。今回、チューニングをGに落として、いつもよりさらに音を下げてるんですよね。今までがドロップAチューニングで、そこからまた下げて。周りにもそんなバンドいないですし。ノクブラの持ち曲が50~60曲あるんですけど、その中で新しい曲を作り出すのは大変でした。それでも、これだけのものを作り出せちゃうのはすごいなって、自分でも驚きます。

尋:今までノクブラをなめくさってた奴らの目ん玉が飛び出る作品ができましたね。

Daichi:これまでも良いイメージを持ってくれてた方はもちろん、正直なめくさってたって人も、この作品には目ん玉が飛び出るんじゃないですか。

Natsu:今まで作品を出すたびにその作品が一番いいじゃんって思っていましたけど、今回はテンションの上がり方が、ここ最近の中で一番だったと思います。完成してから、家帰ってマスター音源を爆音で聴いて。そのリピート回数はここ最近で一番多いかな。"やっとこれ出したんだ、爆弾投下したんだ"っていうゾクゾク感というか、楽しみなイメージは大きいですね。