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INTERVIEW

NOCTURNAL BLOODLUST

2020.10.24UPDATE

NOCTURNAL BLOODLUST

Member:尋(Vo) Valtz(Gt) Yu-taro(Gt) Masa(Ba) Natsu(Dr)

Interviewer:米沢 彰

昨年8月、復活ライヴの前日に公演中止、さらに以降のツアー中止が決まるなど大きなトラブルに見舞われたノクブラ。今年5月に突如再始動を発表しデジタル・シングルをリリース。さらに7月、8月にも連続でリリースを果たし、新体制について明かさないままにシーンにノクブラありと強く印象づけた彼らが、ついに新ギタリストについて、今後の展望についてなど様々に語った。復活の幕開けとなるインタビュー。

-インタビューは昨年の7月以来となりますね。1年強間が空きましたが、その間いろいろなことがありましたね。

尋:復活しようと思って復活できなかったので、それはもう何も考えられないですよね......。

Masa:なので、しばらく"無"で過ごしてましたね。

Natsu:どうしようかなって感じで(笑)。もう立て直し方もわからなくなっちゃって。結構時間はかかりましたね。今だから言えることですけど、2ヶ月くらいドラム叩けなくなっちゃって。しばらく音楽から離れてました。それで、時間が経ってから徐々にメンバーで"どうする? できる?"って話をするようになって。"あれで終わりっていうのは絶対嫌だ"っていう共通認識はあったので"じゃあ、やろう"って。そこまでいくには結構時間かかりましたけどね。冬手前くらいかな。MAVERICKの人たちも背中を押してくれて。

-当初は正直厳しいんじゃないかって見方が多かったですけど、今回挨拶代わりに3曲出して、それらをすべて覆して見事に復活を果たした形になりましたね。

Masa:"このままでは終われないな"ってことで立ち上がって、メンバーを集め始めてから楽曲も作り始めたんですけど、「Life is Once」のさわりができてきたときに、ちょっとずつ"あ、これはいけるな!"って思えた感じですね。

Natsu:海外のバンドだと、メンバー・チェンジもよくあることですけど、日本のバンドでこれほど短期間にメンバーが変わってしまうのもあんまりないじゃないですか(笑)。でも3曲配信して、今はしっくりきた感じというか。試しに作ってみた曲とかもあったんですけど、メンバー間でアレンジとかして、最後に尋がシャウトを乗っけると"あ、ノクブラ(NOCTURNAL BLOODLUST)だ"っていう"しっくり感"がすごくあったので。まだ早いかもしれないけど、安心してますね。YouTubeのコメント欄とか見てても、"ノクブラらしい!"とか"ノクブラはこうでなきゃ!"みたいなコメントが結構あったので。自分たちのやりたいことと、お客さんが求めることが、需要と供給がぴったり合って、気持ちいいし、安心するしって感じです。

-「Life is Once」はリリース時のニュースも、YouTubeの再生数もかなり伸びていて、本当に待ち望まれていたのを感じていました。みなさんの実感としてはいかがでしたか?

Masa:そうですね! なんだかんだ俺らのこと結構好きだよねって(笑)。

一同:(笑)

Masa:っていうのも、ライヴがなくなってから、このティーザーを突然出したんですけど、それでだいぶ反応があったので"みんな、待っててくれたんだな。優しいな"って、ちょっと救われた感じがありましたね。

尋:まぁ、やれることをやったというか。自分たちの中でもカッコいいと思っているものを出しているので、自分たちが信じているものを出して、それ相応の反応があれば、やっぱり嬉しいなと。

-手応えはありましたか?

Masa:手応えは、作ってる時点でありました。

Natsu:Masaも言ってましたけど、やっぱり単純にありがたかったですよね。発表するまではドキドキでした。でも、曲が良かったらこういう反応してくれるのかなって。"正直もうダメかと思ってました"ってメッセージをくれた子とかもいたんですけど、そういう子も「Life is Once」一発で振り向いてくれたっていうのは嬉しいなと思います。

-ありがとうございます。その「Life is Once」が復活の1曲目になったんですけど、その1曲目からギターがゴリゴリとリードしていく曲で、本当に驚きました。ノクブラらしい曲ではあるんですけど、よくこんなギタリスト見つけてきたな、と。Yu-taroさんとValtzさんはそれぞれどのように加入が決まったんでしょうか。

Masa:オーディションをしてたんですけど、結構いい人が集まってくれたんですよ。僕の知ってるバンドの人もいたし、現役の人もいたし。それで絞っていって"この人いいかな"って人も正直いたんですけど、僕の中でちょっと引っかかるというか、踏ん切りがつかないところがあって。それで、Yu-taroとValtzに"ちょっと音合わせてみない?"って声を掛けて。

-合わせたのは別々にですか?

尋:いや、一緒に。最初から5人で。

Masa:僕の中では、このふたりで決まるだろうなって変な確信があったんですけど、あとはもう、どうやって現場までこの人たちを連れて行くかっていう(笑)。スタジオに入っちゃえばこっちのもんなので。

一同:(笑)

-では、ちょっと口説いたような感じなんですか?

Masa:そうですね、口説いてますね。Yu-taroに関しては、飲み屋で口説いてましたからね、夜中ずっと(笑)。

一同:(笑)

-以前からの知り合いなんですよね?

Yu-taro:そうですね。10年くらい前、FEAR FROM THE HATEのころからだから。

Masa:Yu-taroがFEAR FROM THE HATEってみんな知ってるのかな?

Yu-taro:激ロックの人たちは知ってるんじゃないかな。

-FEAR FROM THE HATE時代からというとめっちゃ長いですね。

尋:ふたりとも、もともとどういう人たちかはわかっているので、そういう意味では気さくに接することができて。

-バンドの活動歴が長くなってくると、そういう面も重要ですよね。加入したおふたりは、初めどんな印象でした?

Yu-taro:結構意外な部分もあったんですけど......。バンド活動はもう落ち着いてやっていたというのもあって、ガッツリ活動するっていう感覚が失われてたんですよね。"バンドやるぞー!"っていう熱量がもうなくなっていた時期だったんです。だから、声掛けてもらって嬉しかったですけど、"できるかな?"っていうので、ちょっとグチグチと......。

-飲み屋で、ですね(笑)。

一同:(笑)

Masa:なので、熱を一方的に送り続けました(笑)。そしたら温まってくれたっていう感じで。

Yu-taro:もちろん、やりたいなって気持ちはずっとあったんですけど、どっかで疲れちゃった部分もあったので。"バンドもう疲れたな"ってときに(笑)。

-そんな時期に声を掛けられて、温められて、ついに"やるぞ"って気持ちになれたんですね。Valtzさんはどうでしたか?

Valtz:僕は、正直驚かなかったですね。久々の連絡で"元気ー?"って来て。その時点でもう内容がわかったんですよ(笑)。

一同:(爆笑)

Valtz:僕も10年くらい前からの付き合いですけど、8年ぶりくらいに連絡が来たから"あぁ、そういうことか"と状況を察して、単刀直入に"要件は何?"って返しました(笑)。

-めっちゃ話が早い(笑)。

Masa:いや(笑)、オーディション選考の途中でしたし、加入するかまだわからなかったので、単純に音だけでもいいからギター弾いてもらいたいなと思って。どっちみち音源は作りたかったので、からの"元気?"です。

一同:(笑)

Valtz:そうですね、最初はアルバム作りたいから弾いてっていう声の掛け方で。それで、実際会って15分~30分くらいで加入の話までスムーズに進んで。その足でYu-taroのとこに行ったんですよ。

Masa:1日で全部行っちゃおうと(笑)。

一同:(笑)

Masa:Valtzをつかまえて、そのままこのふたりでさらにYu-taroのとこ乗り込んでいって"やろうよ!!"って感じですね。強行突破みたいな(笑)。

-すごい勢いですね(笑)。それはいつくらいの話ですか?

Masa:いつだっけ? 去年の12月くらいかな。11月くらいまでは、オーディションのメンバーを厳選してた時期だったので。