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DISC REVIEW

PHOENIX RISING

摩天楼オペラ

『PHOENIX RISING』

Release Date : 2016-10-19
Label : ベルウッドレコード

CD : ¥2,241 → ¥1,921
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8年間活動を共にしてきたAnzi(Gt)脱退を乗り越え、新4人体制で作り上げたミニ・アルバム。サポートには超絶技巧のギタリスト Leda(Far East Dizain)を迎えて制作。バンドとしては心機一転という気持ちが強いのだろう。冒頭を飾る「The RISING」~「PHOENIX」は組曲的な流れになっており、壮大なスケール感から激しいメロスピへとなだれ込む力強さに胸が熱くなる。メンバー自身も今作のキーワードに"シンプル"を掲げたようで、ある種原点回帰的な作風となった。とはいえ、「GREEN WORKER」は重厚な骨太ロックで、ソンビをイメージしたという華やかなキーボードもいいアクセントになっている。また、美メロが光るバラード調の「何十年先も今日みたいに」も実に感動的だ。 荒金 良介