－ところで、ライヴへのこだわりという点で言うと、Cazquiさんがいつも裸足なのが気になってたんですよね。理由を聞いてもよいですか？

Masa：たまに履いてるよね（笑）。

Cazqui：（笑）たまに履いてるんだけど、このDVDは裸足の印象も強いと思います。やっぱり"地に足を着けたい"っていう心理の表れですかね（笑）。

一同：（笑）

Cazqui：っていうのは冗談で。赤坂の大きいステージでは派手なステージ・アクションを見せやすいので、ステップの踏みやすさ、動きの自由度を優先しました。

－話を聞いていて気づいたんですけど、途中から脱いでるってことですか？

Cazqui：ライヴの途中で"そろそろ脱ぐか"って（笑）。

－（笑）途中から違和感を感じるのはそういうことだったんですね（笑）。

一同：（笑）

Cazqui：ライヴ終わったあとは足の裏が真っ黒なんですよ（笑）。

尋：ワンマン・ツアーのときに1回裸足でやったんですけど、すごく動きやすくて。

Masa：僕もこのDVDでは靴をずっと履いていますけど、ツアーで暑いし1回脱ごう、って裸足になったことがあって。そしたらすごい身体が軽くて。

尋：できるなら裸足でやりたいんですけどね。でもお立ち台に立ったら足が痛いんですよ（笑）。

Masa：金網の跡がついちゃうね（笑）。

Natsu：僕には無縁の話ですね。

－（笑）たしかに。

Natsu：安心してください。

一同：（笑）

－この公演の前のツアーでモッシュ・スペースを初めて作ったということで間違っていないですか？

Masa：これの前のLIQUIDROOMが最初で、今回が2回目ですね。

－あれはいい制度ですよね。ノクブラらしいですし、お客さんの目線でお客さんのことを考えているのがよくわかります。

Masa：モッシュ・スペースがあるおかげで、ガチのモッシュが嫌だなとか危ないなって思っている人たちが来れるっていうのはありますね。でも男も増えてきたし、そろそろなくてもいいんじゃないのって言う人もいたり、こういうの面白いよねって興味を持ってくれる人もいます。このおかげで楽しめている人は多いと思いますね。段々柵の中に納まりきれらなくなってきているんで、そろそろ大きくしないとなと思ってはいますけど。

尋：これって手順なんですよね。本当はそういうのわかってくれて、お互いに楽しめたら1番いいんですよ。

Masa：ただ、現実はそんなに簡単じゃないんですよね。いろんなお客さんがいますし、僕らとしてはそれぞれの楽しみ方で楽しんでもらいたいっていうのがあって。メチャメチャ暴れたいやつもいれば、ゆっくり観たい人もいるだろうし、どっちかに偏りたくはないし、どちらも平等に楽しんでもらえたらって考えた結果ですね。

－年齢層の幅も広いですよね。いろんな方が観に来ていて。

尋：実は前からそうなんですよ。赤坂BLITZで感じたのは、偏らず満遍なくいろんな人がいるなって。"これがライヴだ"って思いましたね。

－そして、この公演の会場限定で販売されたシングル『銃創』が本当にヤバいんですよね。そんな扱いにしてしまうのは本当にもったいないと思っているんですけど、どうにかならないですか？

Masa：何かしらはあるかもしれないですね。

尋：大丈夫です。もっといい曲ができます。