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INTERVIEW

摩天楼オペラ

2014.07.14UPDATE

2014年07月号掲載

摩天楼オペラ

メンバー:苑 (Vo) Anzi (Gt) 燿 (Ba) 悠 (Dr) 彩雨 (Key)

インタビュアー:荒金 良介

-はい(笑)。

燿:ベースも自由に遊ばせてもらった感じです。

苑:初めて聴いたときはコーラスが印象的で、普通ならば英語にするところなんですけど、英語にしたくなくて。日本語の方が刺さるんじゃないかと。"-産まれてから死ぬまで100年-"という歌詞はリスナーが1番オヤッと感じるところかなと。

-全体的に歌詞も強い言葉が多いですね。「メインキャストは考える」という曲名は、苑さんが付けたんですか?

苑:はい。生まれてきたら、既にこの世界ってあるじゃないですか。ガチガチで縛られてるわけではないけど、すごく自由なわけではない。ほんとに自由だったら、呼吸もしなくていいわけじゃないですか?でも呼吸しないと、人間は生きていけない。いろんな理(ことわり)ができちゃってるわけで、自由に生きてると思っても、この世の中の何かに沿って考えていることになるんじゃないかと。みんなそれぞれ自分が主人公じゃないですか。曲名は主人公がひらすら頭を悩ませて考えている、という意味ですね。答えはないけど......そんなこと考えたことないですか?

-というのは?

苑:完全な自由はないんだなって。寿命は絶対あるわけだし。

-若い頃って、誰しも思い詰めて考える時期はありますよね。自分は死んだら、どこに行くんだろうとか。

彩雨:"10年も生きればおかしさに気づく"と歌詞にもありますからね。

-なぜこのタイミングでそういうことを考えたんですか?

苑:曲を聴いて、思い出したんですよね。そう言えば、10代の頃はそんなことを考えていたなと。今見ている景色や今吸ってる空気とか、すべてを操られてるって信じたくなくて。それを肯定すると、自分の意識を否定しちゃう気がして。今こうして座って、インタビュー受けてる僕の気持ちも僕だけのものじゃないかって。要するに自分だけの感覚を信じようぜ、ということを言いたくて。

-2曲とも考えさせられる歌詞ですね。「メインキャストは考える」の中に"明日僕が地面に潰れても 明後日にはあなたが僕の後を追っても 疑問はすぐそばさ"という歌詞がありますが、これはどういう意味なんですか?

苑:その前の歌詞の"何千年先まで生きていけると 僕らは誰も考えやしない どうして?"という言葉ににひっかけて書いたんですよ。何千年先まで生きるなんて、誰も思わないじゃないですか。70、80代で死ぬだろうと思うのが普通です。成長していくと"どうして?"と思わなくなるんですよね。

-疑問を持つことを忘れちゃいけない、と。

苑:そうなんですよ。10歳の頃からすぐ近くにあった疑問だったのに、成長するにつれて、その疑問が遠く遠くなっていく。それは考えても答えが出ないから。

-わかります。

苑:そういう意味で疑問はすぐそばにあるじゃない?って。昔から知ってる疑問じゃない?ということです。

-もっと生きることに能動的になろうよ、と問いかけるような内容ですね。今回の2曲を聴いて、どんなアルバムになるのか、全く予想が付かなくなりました(笑)。

苑:嬉しいですね。次のアルバムはいろんなものが詰まっているので、楽しみにしてください。