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INTERVIEW

AMARANTHE

2011.05.13UPDATE

2011年05月号掲載

AMARANTHE

Member:Olof Morck (Gt & Key) Elize Ryd (Vo)

Interviewer:ムラオカ Translator : Yuga

-激ロック(gekirock.com)といいます。初めてのインタビューになりますがよろしくお願い致します。

Olof (以下O) & Elize (以下E) :ありがとう、このインタビューをさせてもらえて嬉しいよ!

-バンド結成からデビュー・アルバムがリリースされるまでの道のりを教えてください。

E:私は2004年にイエテボリのバーでJake Eに会ったの。彼と共通の友達のミュージシャンと一緒にいた時、Jakeは自分のバンドDREAMLANDの「Fade Away」という曲に女性ヴォーカルを加えたいと話していたから、連絡先を交換したことから全てが始まったわ。Jakeを通してOlofともすごく仲良くなって、2年経った頃彼のバンドDRAGONLANDの4作目のアルバム『Astronomy』に参加したの。その頃私は歌手やダンサーを養成する芸術学校を卒業して、キャバレーで働きだしたわ。JakeとOlofはイエテボリのメタル・シーンの有名なアーティストを集めてプロジェクトを始めたくてこのバンドを結成したの。その前にAndyはゲストとしてスクリーミングを頼まれていたのだけれど、その曲のミックスが終わったときすぐにみんなは言ったわ。“君はこのバンドのメンバーだ”ってね。彼も私も正式な形で加入して欲しいと頼まれた訳ではないけれど、自然にこういう形に落ち着いたのよね。Myspaceに最初の曲を発表してレーベルが連絡をしてくるようになってから、私はもっと曲作りと活動に引き込まれていったわ。だから、キャバレーをやめるかバンドをやめるかを決めなきゃ行けない日がきてしまったの。私の下した答えは分かるわよね。今ではあの時リスクを取って本当によかったと思っているわ。

-それぞれのメンバーがAMARANTHEに加入するまでの音楽活動歴を教えてください。

O:僕はDRAGONLAND とNIGHTRAGEでギターをやっていて、JakeはDREAMLAND、MortenはARCANE ORDERやSOILWORKやHATESPHEREなどでドラムを叩いていた。Andyは WITHIN YでJohanはENGEL、Elizeはミュージカルやショーの経験があったよ。

-AMARANTHEというバンド名はNIGHTWITHのシングル・トラック「AMARANTH」からインスパイアされたのでしょうか?

E:前のバンド名AVALANCHEを権利の問題で変えなければならなくなって、私たちを忠実に表現できる意味を持った似たような名前にしたくてAMARANTHEというバンド名を思いついたのよ。NIGHTWISHがそんな曲を歌っていたとは知らなかったわ。その曲を聴いてみたけれど驚いたわ、スペルは違うけれどすごく綺麗な名前ね。

-アルバム・リリースおめでとうございます。スウェーデン本国では4.13にリリースと、まだリリースされたばかりだと思いますが、リスナーの反応はいかがですか?

O:ありがとう!期待していた以上の反応に驚いているよ。スウェーデンのiTunesでオール・ジャンル・アルバムのトップ10に入ったし、フィンランドでも高い順位にランクインしたよ。最近では「Hunger」のPVは一日に1万回以上再生されているし、いくつものラジオ局で最もリクエスト率が高いバンド・トップ5に入っているんだ。これ以上良い反応は望めないよ!

-とにかくアルバムの完成度が非常に高いですね!!脳天を打ち抜かれたかのような衝撃を受けましたよ。私たちだけじゃなく他のメディアからの評判もすこぶる良いのではないでしょうか?

E:メディアからの評判はすごく良いわ!私たちはベストを尽くしたし、Olofは素晴らしい作曲家なの。バンドのメンバーは皆たくさんレコーディングの経験があるから、それぞれそれまでの間違いから学んだことを活かしてアルバムの完成度を高められたのだと思う。私自身舞台で歌うことばかりに慣れていたから、初めて彼らと歌いだした時はレコーディングに関しては本当に未熟だったけど、今ではとても良くなったと思うわ。次の作品ではもっと良くなるつもりだけれどね。でも本当にファンやメディアが私と同じくらいこのアルバムを気に入ってくれてとっても嬉しいわ。最初は何も想像できなかったから、その分今はすごく幸せよ!

-数多くのレーベルからオファーがあったようですが、Spinefarmと契約に至った経緯を教えていただけますでしょうか?

O:僕たちが最初の曲をMyspaceにアップしたその瞬間からいくつかのレーベルからオファーをもらったよ。世界中の色々なレコード会社と話をしたけど、Spinefarmだけが交渉までこぎ着けた唯一のレーベルだった。彼らは僕たちがしたかったことを他のどのレーベルよりも理解していたし、そのおかげで最初から色々上手く行ったんだ。それに世界一大きいレコード会社のUniversalが後ろにいることもあって、決めるのは僕たちにとっては結構簡単だったとも言えるよ。