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アイリフドーパ Eyegargoyleの"100日後に死ぬガゴ" 第3回

アイリフドーパ Eyegargoyleの"100日後に死ぬガゴ" 第3回

激ロックコラムを愛読の皆様、
アディオスアミーゴこんにちは。アイガゴです。

第三回「100日後に死ぬガゴ」のお時間がやってきてしまいましたので粛々と読りやがれ~!

さて、本日ご紹介するのはこちら。
先日オンラインカジ......じゃなくてオンライン闘鶏で250万負け......たような気がしてしまい、傷心の末訪れた"旅行先"について綴りたいと思います。

私が訪れたのは、宮城県阿頭狗野(あずくの)市にある古旅館「さかさや」さん。
まずは一目で分かるその異様なビジュアルはご覧の通り、そう、逆さまの旅館なんです。

中は写真NGでしたんで外観だけ撮らせてもらいましたがこんな感じです。

地震きたら一撃でアウトな見た目をしておりますが、これでも500年以上続く古旅館なんだそう。
受付近くの看板によると、えぐいデカ柱が真ん中に一本刺さってるそうで、更に地下深くで4体の巨人がその柱を支えてるお陰でなんとかこのバランスを保っていられるのだそうな。(う、うそくせ~!)



ちなみにこちらは既に廃墟となっておりましたが、離れの別館もあったのでパシャリ

こちらはもはやどうやって出入りするのかすら不明ですな!ワハハ!
そしてこの「さかさや」さん、逆さなのは建物だけではなく中も全部あべこべ。

女将の格好をしたおじさんに終始付け回され、料理はデザートから始まり、最後に食前酒(ビール)

風呂は暖伩をくぐると即露天風呂、室内風呂、そして脱衣所という最悪の導線で、寝る時は床<人<毛布<布団の順で重ねて寝なければいけない(普通に寝てると何故か怒られる)などなど、知らずにきた客はストレスしか溜まらない仕様でしたが、僕はそういうのもエンタメとして楽しめるタイプなので全然平気でした。

ただしんどかったのが、"朝8時に消灯"で旅館が静まり返るので生活リズムがバグるという点。 チェックアウトが夜11時なので夜型の人にはおすすめの旅館です。

ちなみに古旅館によくあるしょぼいゲーセンみたいなのもあって、 そこに"邪愚羅"というパチンコ台があったので座ってみたのですがハンドルも何もなくただパチンコ台の形をした虚無の鏡がぼうっと自分を写すだけというもので、非常に虚しい気持ちになったのでギャンブルやめられない人にはおすすめかもしれませんね。

さ、こんなもんで、もうええでしょう。

それでは、第三回「100日後に死ぬガゴ」は以上となります。お楽しみいただけましたでしょうか?
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※このコラムにはフィクションが多数含まれます。ご注意ください。


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