FTSKが終演してからアイランドステージのトリを務めるLIVING ENDまで、なぜこんなに時間があいているんだろう・・・40分ほど時間を持て余してしまった。食事を済ませ、その場に待機していたのが、本気で眠りこけてしまった(笑)
さて、ギター・ヴォーカル、ベース、ドラムスと3人編成のLIVING ENDの出番だ。3人ともTシャツもハーフパンツも黒で統一しての登場。さらに、それに合わせてウッドベースも黒!これはかっこいい。さらにはプレイの最中にウッドベースを頭に乗せたりして楽しませてくれるのだ。キャリアも長いだけあって演奏は全くブレず抜群の安定感を保ち、前方では疲れを知らない若いファンが最後の最後まで暴れ倒さん!とばかりにひしめきあっていたが、その後方には思い思いに体を揺らす大人たちもいたりして、ひとつ前のFTSKとは一転、オーディエンスとバンドの間には安心感のある空気が流れていて、実はLIVING ENDを初めて見た私にとっても、これは居心地がよいものだった。
結成10年が経過した成熟さがひしひしと感じられるショウだったが、ロカビリー風のパンク・ナンバーで攻める中、ハード・ロックにも感じられる骨太な節もあってちょっと意外な一面も。ベースのソロからはじまり、ギターとドラムがジャムっていくセッションも様になる。渋い!アイランドステージの締めくくりに相応しい貫禄のショウタイムだった。
MAY-E
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