ZEBRAHEAD : Ben(B) / Ed(Dr)
Interviewer : 吉野 将志
-先日のサマーソニックでのステージには本当に感動いたしました。エネルギッシュなパフォーマンス、相変わらずの下ネタトークなど、とても楽しませていただきましたが、あなた方はいかがでしたか?
Ben(以下B): 大雨の中でライヴをした前回と違って、今年はすーごい暑い中で、あんなにもファンが盛り上がってくれるなんて、本当に、本当に楽しかったんだ。
Ed:そうそう、僕なんか楽しすぎちゃって、おしりからもらしちゃうぐらいだったんだよ(笑)それぐらいすごいよかったよ。
(通訳中に・・・)
B:オシリガイタイデスー、ニンシンシマシター!(笑)
一同:爆笑
-エドはなんかお疲れな気がするんですが、二日酔いか何かですか?
Ed:いやいや、そんなことはないよ。ただ、Benがすごいいい事を言ってくれたので、それでいいかなと思っていたんだ。
-ライヴ中、Mattyが中心となり、ここではなかなか言えないような下ネタで会場を湧かせていましたね(笑) Benはいつも日本語のHOW TO本で日本語を勉強していると伺っているのですが、その本で勉強したことを他のメンバーに教えているのですか?
B:昔から本当に日本の文化に興味があったので、大学でも日本語を勉強したし、日本の女の子ともデートしたし、本当に日本について知るのが大好きなんだ。だからそういうこともあって日本語をどんどん覚えていっているんだ。Mattyに関しては、彼は同じように興味を持っているので僕が教えなくても彼自分で覚えていっているよ。
Ed:Mattyの日本語は全然うまくないけど、できる気になっているんだよね(笑)
-ライブ中盤には日本のために書いたという「スペシャル・ソング」を披露していましたね。ここではあまり言えないような内容なんですが・・・。
B:チ○チ○ビンビンーーオマ(注:卑猥すぎて書けませんが・・。)ダイスキー!(笑)
一同:爆笑
-あの曲をやろうというのは誰のアイディアだったのですか?
Ed:誰かのアイディアというわけでなく、全員で考えたものなんじゃないかな。実際に日本に来る前日にやろうってことになってあの曲を書いたんだけど、どの言葉が一番面白いかなーと考えた結果、チ○チ○ビンビンーーオマ(注:卑猥すぎて書けませんが・・。)ダイスキーという言葉を思いついて歌詞にしたんだ。
B:ビンビン、ビンビン。
通訳さん:ユーナウ?
一同:爆笑
B:君(通訳さん)はチ○チ○をかたくするのが得意な女の子だもんね(笑)
一同:爆笑
-そうなんですか・・・・。後から確かめておきます!!(笑)
一同:爆笑
-先ほどEdがおっしゃっていたのですが、来日してからすぐにもらしてしまい、みんなでおむつをプレゼントしたという話は本当なのですか?(笑)
Ed:とりあえず意味がわからないんだけど、前日食べたご飯が悪かったんじゃないかな・・・。もしかしたら飛行機の機内食かもしれないね・・・。それ以外は今回の旅は本当にパーフェクトで素晴らしいものになったよ。
B:実際僕もう○こをもらしたことがあってさ(笑) 昔彼女の両親の家に行ったときに、その日にアルコールを飲みすぎたんだ。アルコールを飲みすぎると何が起こるかっていうと、おしりの締りが悪くなってしまって、そのままもらしてしまったんだよ(笑)
-これまで何度も来日し、日本愛好家としても知られているあなた方にとって、日本でライヴをするという行為はどのようなものなのでしょうか?
Ed:世界一、パフォーマンスするのが好きなところだよ!!
B:そうだよね。実際にパフォーマンスする前から、絶対に日本に行ってパフォーマンスをしたいなと思っていたんだ。
-先ほどBenは前から日本に興味があったんだとおっしゃっていましたが、そのきっかけみたいものはあるのでしょうか?
B:昔から幼馴染で日本人の女の子と一緒に育ってきたという家庭もあってか、それが大学で日本語を勉強するきっかけにもなったし、タトゥーで一期一会という言葉を刻んだりもしたんだ。やっぱり日本の文化にすごく興味にあって、日本でパフォーマンスをしたいと思っていたんだよ。
Ed:俺たちがバンドを組んだ当初は、15回以上も日本に来てパフォーマンスをしたりとか、そういうことは全然考えていなかったんだ。僕たちのようなどうしようもない音楽をやっているバンドにお金まで払って呼んでくれる人もいるとは思わなかったし、実際に日本にこんなにも来れることは本当にミラクルだと思っているんだ。
B:僕たちなんてお酒飲んでばっかりなのに、呼んでくれて本当に素晴らしい体験をしていると思っているよ。
-そういう自然体というのが、ファンにとってはたまらないのだと思いますよ。もちろん、私もそういうところが大好きですよ。
B:ありがとう。俺たちが日本に来て居心地がいいと思うのは、そんな風に日本のファンが思ってくれるからだと思うんだ。ひとつだけ苦手なことをあげると、やっぱり暑さなんだよね(苦笑)
-新作「Phoenix」を聞かせていただきました。このアルバムは過去最高傑作だと思っています。
B:本当にありがとう!! アリガトウー!!そんな風に思っているのは僕たちだけじゃなかったんだー!!うれしいよ。
-この作品はエネルギッシュでアグレッシヴな作品に仕上がっており、とても気に入っております。あなた方はこの作品に満足していますか?
B:このアルバムには本当に満足しているんだ。このアルバムには本当にメンバー全員が好きな曲しか入っていないので、本当に無駄な曲はひとつもないし、そういう意味でも本当に満足しているよ。
-前作に比べより多様性と奥行きに富んでいるアルバムだと感じているのですが、前作と今作の最大の違いは何だと思いますか?
Ed:まず、Mattyとたくさん練習を重ねたことですごい結束力の高いアルバムになっていると思うな。メンバー全員の好きな音楽性が異なるので、その違いが曲の幅を広げているのもあると思うな。その幅の広がりから今回たくさんの曲を作ることができたんだよ。今回いろんな曲を書けたというところから、多くのファンを満足させられるようなアルバムができたと思っているよ。
B:このアルバムは、今までで一番よく家で聞いているアルバムなんだよね。
Ed:うんうん、メンバー全員のテイストの違いのおかげでヴァラエティに富んだ幅の広い、奥行きのあるアルバムに仕上がったんじゃいかなと思っているよ。
-「Phoenix」というタイトルには力強さのようなものを感じるのですが、どのような気持ちが込められているのでしょうか?
B:本当に君は俺たちのことを理解してくれているなーと思うんだけども、メンバーの変更や前作もあったけども、とにかく俺たちは新しいバンドとして、止まることなく発展していきたい、そして力強く羽ばたいていきたいと意味を込めてこのタイトルにしたんだ。
Ed:フェニックスというのは概念的な動物ということで、それが何かってわかっている人も少ないから、その曖昧さっていうのも僕が気に入っている理由なんだ。
B:僕たちは好きなことばかり言っているので、どれをインタビューに掲載してくれてもかまわないんだけど、ちなみに僕はアリゾナ州のフェニックスというところで初めてのセック○したんだよ(笑)
-なるほど、それは今まで一番大事ですね。是非ともメモらせていただきます!!
一同:爆笑
-バンド生命を左右するヴォーカリストの交代劇がバンドに与えた影響とはどのようなものだと思いますか?
B:このバンドで一番重要なことは「一緒に仕事をすること」なんだ。Justin(Vo)が脱退したときに、4人が残されたんだけど、正直思ったことはJustinと一緒に曲も書いていなかったから、そういう意味では仕事がやりやすくなったというのもあるんだ。そこで考えたことは、僕たちといて居心地よく感じてくれて、僕たちと一緒にやりたいと思ってくれる人を探すことなんだ。Mattyが加入することで、5人目のバカがこのバンドに参加してくれたのは本当にうれしいよ。
Ed:Justinがいたとき、実は僕は居心地悪く感じていたんだ。やっぱり最初の6年というのは、僕にとってあまりよくなかった時期なんじゃないかなと思っていて、Mattyが加入して新しいメンバーになったことで以前よりも楽しい時間が持てているし、ショウもいっぱいこなしているし、とってもいい感じなんだよね。決してJustinを卑下するわけじゃなくて、今のバンドがとっても居心地よくいい感じでやっていけているんだよね。
-結成して12年、デビューして10年目を迎えましたね、おめでとうございます。
B:ドウモアリガトウ!!
Ed:アリガトウゴザイマシタ!!
-デビューして10年目を迎えた今、ロック・シーンの現状を受けて、自分たちがシーンを引っ張っていかなければいけないという責任感や使命感を感じることはありますか?
B:僕たちのキーポイントになっていることは「ベストを尽くすこと」で、後はビールをたくさん飲んで、バカをいっぱいやって楽しく過ごすことなんだ。バカが5人集まって楽しくやっているだけだし、人にそんな風に見てもらえるなんて本当にラッキーだと思うし、僕たちは素晴らしいバンドとして才能を授かったわけでもないと思っているんだ。ただ、自分たちのやりたいことをやって、こんな風に成功できて、本当にラッキーだったとまじで思うんだ。とにかく自分らしくあること、やりたいことはする、この二つが成功への鍵になんじゃないかなと思っているよ。
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