311 サマーソニック08ライブレポート

炎天下のマリンスタジアムは後方ブロックがちょっと寂しい感じになっている。前方ブロックと2階スタンドに人が集中している。この時、BEACH STAGEは湘南乃風のライブで入場規制がかかっていたようだ。こちらマリンスタジアムでは、夏が似合うレゲエミクスチャー・バンド「311」のライブが始まる。

ギターのフィードバック音で観客から歓声が起こり、「Beautiful Disaster」。「Freeze Time」でVo./G.のNick Hexumが早くも上着を脱ぎ、元気よくジャンプしている。笑顔とゆるくて太いグルーヴが心地よくスタジアムを包み込んだ。、観客から「ヘイ!ヘイ!」とかけあいが起きた。
お馴染みの「Come Original」で一気に会場内はヒートアップ!私はロックバンドのライブは"緊張感"が大事だと思っているが、311の場合は何も考えずリラックスして楽しむのが気持ちいい。前方ブロックを遠くから眺めていたが、観客は気ままに身体を動かしながら、時にはジャンプしたり、手拍子したり、時に激しくモッシュしながら、どこかリラックスしたようないい雰囲気で盛り上がっていた。

「Applied Science」では、ドラムソロの後、なんとフロント・メンバーが全員打楽器を打ち始め、リズムのみで観客を沸かせていく。なんの楽器かはわからないが、とても心地いい突き抜けた音色の音であった。
「Down」でライブは終了。MCでは来年春頃にニュー・アルバムをリリースする予定だと言っていた。レゲエミクスチャーが盛り上がっている今、ベテランである311の人気もこれからどんどん上がっていくだろう。ニュー・アルバムがリリースされれば、単独公演も期待出来るのでは!?

KAORU

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