HADOUKEN! : James Smith(Vo.), Daniel "Pilau" Rice(Ba.)
Interviewer : KAORU
-SUMMER SONICお疲れ様でした!ライブはいかがでしたか?
D:本当に楽しかったよ。今までやってきたライブの中で一番楽しかったと言っても過言じゃないくらいだよ。SUMMER SONIC自体も素晴らしいよね。運営もスムーズだし、機材の設営面もプロフェッショナルを感じる。だから俺達は音楽に集中できるんだ。ファンももちろん素晴らしいよ。
-ちなみにSEでは映画インディージョーンズ?か何かのサントラを使っていましたよね?それは誰のアイディアですか?
D:昨日のはバック・トゥ・ザ・フューチャーだよ!大阪ではインディー・ジョーンズだったんだ。
J:大阪はDanのアイディアで、昨日のは俺のアイディアだよ。
-映画のファンなんですか?
D:もちろん映画もいいんだけど、サントラが好きなんだよね。
-アルバムについては色んなメディアから質問されていると思いますが、いくつか質問させてください。「Music For An Acceralated Culture」というアルバムのタイトル名について、詳しく聞かせてください。
D:Dougulas Couplandの小説の副題(ジェネレーションX-加速された文化のための物語たち)からとったんだ。自分達の世代が正に現されている言葉だと思うんだ。全てがデジタル化され、加速するスピードで進んでいるっていうね。
-激ロックはラウドロックのパーティーをやっているのですが、HADOUKEN!はラウドロックの手法とは全然違う音楽ですが、とても人気があります。ご自身はGLASSJAWなどのファンだということですが、何故ラウドロックのファンに受け入れられているのだと思いますか?
D:エネルギーが決め手なんじゃないかな。ラウドロックのエネルギーと共通しているものがあると思うよ。ただ俺達はラウドロックバンドがギターで表現するものを、シンセサイザーで表現しているから音楽的には全然違うものだと思うけどね。
-お気に入りのラウドロックバンドは?
D:SYSTEM OF A DOWN、RAGE AGAINST THE MACHINE、DEFTONES、QUEENS OF THE STONE AGE、FINCH、FIGHTSTAR、SOULFLY、FOO FIGHTERSとか大好きだよ。
-今HADOUKEN!を筆頭に、ENTER SHIKARIやKLAXONS、FRIENDRY FIRES、CSS、LATE OF THE PIERやDOES IT OFFENDF YOU YEAH?などなど、エレクトロニクスを駆使した新しいアイディアを持つバンドがとても注目を浴びていますが、このようなアーティストやムーブメントをどのように思いますか?
D:そのバンド達は大好きだし、面白いことをやっていると思うから、そのムーブメントの渦中にいることや比較されたりするのも光栄なことだよ。だけどそれぞれのバンドは全く違うし、細かい方向性は違うけどね。
-その中で一番お気に入りは?
J:DOES IT OFFEND YOU YEAH?かな。
D:LATE OF THE PIERだね!
-個人的に、音楽的影響を受けた人物やアーティストはいますか?
J:ラピコワイリーという人だよ。
D:AT THE DRIVE INだね。
-今までUKガラージ・シーンのプロデューサーとして関わっていたそうですが、今もそのシーンに興味はありますか?
J:もう興味はないよ。今後はバンドのプロデュースを手掛けたいんだ。
-今後HADOUKEN!のリミックスを手掛けてもらいたい人はいますか?
J:そうだな、SOULWAXかな。あとPENDULUM。
-PENDULUMのライブ見ました?
D:見たよ!凄く良かった!
-あなた達はロンドンのパーティー・シーンから多大な影響を受けたそうですが、ロンドンのパーティーのどのようなところが面白かったですか?
D:二年前にロンドンに戻った時にロンドンのパーティー・シーンの顔を出すようになったんだけど、凄く面白い文化だったよ。一歩先をいった考えを持っている人たちが多かったから、とにかく色んな音楽がかかっていたし、色んなものを吸収出来たんだ。
-お気に入りのDJはいます?
D:キッシーセルアウト、そしてエロールアルカンは凄いね。
-ご自身でもDJをやったりはするんですか?
J:俺はやるよ。最近殆ど時間がないからやれてないけどね。
-どのようなDJスタイルなのですか?色んなジャンルをミックスするような感じでしょうか?
J:たまには「今日はロック」「今日はダンス」とか決める時もあるけど、基本的には色んなジャンルのものをミックスするのが好きだよ。
-クロスオーバー化されたロックが当たり前の時代になっていますが、HADOUKEN!は群を抜いていると思います。それは何故だと思いますか?
D:それは答えるのが難しい質問だね。とにかくシーンはいつもめまぐるしく変わっているからさ。
J:とにかくいい音楽をやって、いいライブをやって、楽しむことが一番大事だと思うよ。
-この後のHADOUKEN!の音楽的な方向性のビジョンは?
J:よりダンスミュージックの方向に寄っていくと思うよ。歌を減らして、音そのものがより呼吸出来るような音楽にしていきたいと思っている。
-ライブではPRODIGYの「Breath」のカヴァーをしていました、PRODIGYは好きなのですか?
J:そうだね、ここ2年くらいPRIODIGYからの影響をとても受けているし、とにかくダンス・ミュージック界においてはあまりに偉大なアーティストだと思うよ。とても尊敬しているんだ。
-現在、スクリーモとエレクトロニカを合わせたSCENE COREというジャンルが発生しているのですが、ファッションととてもリンクしていて、原色のTシャツを着ていたり派手に着飾っていている、ヘヴィー・ロックとエレクトロを融合させたシーンなのですが、それってこれから世界中で流行ると思いますか?
D:そういうシーンがあるのは知らなかったからなんとも言えないんだけど、ENTER SHIKARIとかのことかな?それならこれから絶対流行ると思うよ。
-もしもHADOUKEN!フェスティバルをやるとしたらどんなアーティストを集めてやりたいですか?
J:PRODIGYは絶対。ヘッドライナーはRADIOHEAD、RAGE AGAINST THE MACHINEにも出て欲しいし、ARCTIC MONKEYSも。そしてSLIPKNOTかな!
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