Corey Taylor、SONISPHERE UKで「Snuff」を披露！SLIPKNOTの今後についても言及！

STONE SOUR

SLIPKNOTのメンバー、Paul Grayの死という悲劇に直面しながらも、STONE SOURとして9月にニュー・アルバムをリリースするCorey Taylor。
先日、彼はヨーロッパ各地で行われているロック・フェス、SONISPHEREのUK版にソロ名義で参加。アコースティック・ライヴを披露した。

このアコースティック・ライヴで、Paulのために「Snuff」を演奏するCoreyの映像が公表されている。Paulも作詞・作曲で携わっているこのアコースティック・ナンバー…、Coreyの感情溢れる美しい「Snuff」の映像は以下のプレイヤーで見ることができる▼

また、SLIPKNOTのメンバー、Corey、Joey、Jimは今後のSLIPKNOTの活動についてそれぞれの気持ち、展望をメディアで語り始めている。各メンバーのコメントは以下の通り。

Coreyは、NME TV 、Sonisphere TVに次のようにコメントしている。
■「（Paulの死について）話すのはまだ早すぎる。皆このことに向かい合おうとしている途中なんだ。俺も今やっと話し始めたばかりだ。彼はKerrang!AwardsでServeces To Metalを受賞した。それは素晴らしいことだと思う。なぜなら彼は本当にメタル・シーンに貢献したし、俺の人生の大部分を占めていただけじゃなく、SLIPKNOTの魂だった。彼は俺たちの音楽の大部分を書いていた。これはあまり知られてないから、彼について語り、彼の大切さを分かってもらいたいんだ」
■「俺たちはまだ何をするべきか考えることができない。でも、それができるようになったらすぐ公表するよ。俺たちがやりたくないと思っているわけではなくて、メンバーの死という大きな喪失の後で混乱してるんだ」
■「俺にとっては、STONE SOURに集中できるのは幸運だった。いくつかの仕事を仕上げることもできた。そして、俺と俺の妻はPaulの家族に力を貸している」
■「でも、俺たちには考える時間が必要なんだ」

また、JoeyはこれからもSLIPKNOTは活動を続けると話し、さらに“新しいベーシストを使わない”というバンドの決定をThe Pluse of Radioに伝えている。
■「Jim、Mickそして俺以外にベース・プレイヤーはいない。皆バンドでギターをプレイしているから、俺たちがレコードでベースを弾けばいいと思ったんだ。誰かが新たにバンドに入ってくることはない。ただ、ライヴのときはまた何か考えなきゃならないだろうね」

一方で、Jim Rootは別のインタビューでSLIPKNOTが活動を続けるかどうかわからないとしながらも、バンドの復帰は"少なくとも"二年後になるだろうと予想しているようだ。
■「俺たちがこれからどうすればいいのか分からない。まだ何も話し合っていないし…考えるべきことがあるから、今のところバンドの活動については考えていないんだ。バンドを続けるかどうか考える前に、しばらく心を癒やす時間が必要だ。それをするのはまだ早すぎる。俺たちはまだ悲しんでいて、受け入れるのにはしばらくかかるだろう」

JoeyはMURDERDOLLSとして『Women And Children Last』を8月25日に、そしてCoreyとJimは9月にSTONE SOURとして『Audio Secresy』をそれぞれRAODRUNNER JAPANよりリリース予定。