DISC REVIEW
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2006年発売の前作は全米チャート4位を記録。SLIPKNOTというモンスター・バンドだけでなくSTONESOUR でもキッズの熱烈な支持を受け素晴らしい成績を収めた稀代のヴォーカリストCorey Taylor。そんな彼が"今まで俺がやりたかった全てがこのアルバムに集約されている"と語るようにヘヴィなものからメロディアスなもの、そしてアップテンポなものからバラードまでバラエティに富んだ楽曲たちを一枚に詰め込んでいる。幅広い楽曲群は場合によっては散漫な印象を聴き手に与えるがCorey のヴォーカリストとしての飛躍的な成長が、幅広い音楽性の共存をプラス方向に作用させアルバム全体に説得力を持たせている。中でもTrack.8「Hesitate」は覚醒的なメロディを歌い上げるCoreyのヴォーカルにとにかく圧倒される。 ムラオカ