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INTERVIEW

ゆくえしれずつれづれ

2018.02.28UPDATE

2018年03月号掲載

ゆくえしれずつれづれ

メンバー:◎屋しだれ まれ・A・小町 英艶奴 メイユイメイ

インタビュアー:吉羽 さおり

昨年10月に子子子が脱退し、今年2月からスタートしたツアー"BY THE AVANTGARDE TOUR"で新メンバー メイユイメイが加入して新体制の4人となった、ゆくえしれずつれづれ。この現体制での第1弾が、4thシングル『Paradise Lost』となる。カオティックなサウンドに、激情と叫び、不安定な心と涙でぐしゃぐしゃな曲で聴き手の心を抉ってきたつれづれ(ゆくえしれずつれづれ)による今回のシングルはダークネスではあるけれど、一方でポップで鮮烈な光や救いも描かれている。エモさは全開だが、キャッチーさが磨かれ、新たなリスナーを開拓できそうな曲だ。約半年ぶりとなる音源について、つれづれの今について、新メンバー含む4人に話を訊いた。

-新メンバーとして、メイユイメイさんが加入して、7都市ツアー"BY THE AVANTGARDE TOUR"の初日、2月3日の心斎橋FANJ twiceのステージが、メイユイメイさんの初ライヴとなりましたが、どうでしたか。

メイユイメイ:すごく緊張していたので、あまりどんなライヴだったのか覚えてないんです(笑)。

しだれ:出番の前までずっと練習していたのが印象的でしたね。

-ある程度できあがっているグループに、ひとりで入っていくのは相当プレッシャーがありますよね。

しだれ:しかも、1週間で何曲も覚えてもらう感じで、ギュッと詰め込んで教えちゃったので、さらに大変だったと思います。

-でも、それまでの子子子さんの穴を埋めるんじゃなく、新しくこの4人で構築していこうという感じでは、グループとしても変化があるんじゃないですか。

しだれ:誰かの代わりだと思ったことはまったくないですね。自分たちの気持ちとしては、ゼロからのイメージがすごく強いです。

艶奴:子子子が脱退して、3人でライヴをやった期間は、そんなに長くなくて、数回だったんです。やっぱり4人となると、そのぶん笑顔が増えるというか。

小町:良かった、良かった。

艶奴:メイユイメイがいるのを、微笑ましく見てました。

-子子子さんは昨年10月に脱退となりましたが、3人はどのくらい前にその脱退のことを知ったんですか。

しだれ:昨年の夏ごろだったかな。

艶奴:そのときは、具体的にいつが最後になるかは決まっていなかったんですけど、やめるっていう話は聞いていた感じですかね。

-そのころってもう、今回の4枚目のシングル・リリースも予定はされていましたよね。

しだれ:してましたし、リリースの発表もしていたんです。ただそれが延期になって......という感じで、今回半年ぶりにリリースが決まって。群青さん(※ゆくえしれずつれづれファンの呼称)を待たせてしまいました。でも"待っていてくれてありがとう"という想いもあります。

-みなさんとしては、この先どうなっていくのか不安はなかったんですか。

しだれ:脱退後のことに関して不安はなかったんです。また新たに始めていこうという気持ちで、逆に新しく地図が書けるなというイメージでした。でも、その以前はどうしたらいいかわからなくて、迷子だったことはありましたね。ただ、ファンのみなさまからしたらそういった内部事情はわからないわけで、新しい作品が出ないとか、ライヴ自体もそれほど多くなかったので、群青さんからどう見られているのかとか、離れてしまわないかとか、やる気がないと思われてしまわないかなという不安はありました。

小町:自分としては、また始まるっていうことしか考えていなかったんですけど。実際、今までにないタイプのメイユイメイという人物が入ってくれたので(笑)。今までにない雰囲気のゆくえしれずつれづれがこれから始まるんだなと思って。みんなに"お待たせしました!"と今のつれづれを見せたいですね。

-これまでにないタイプという話が出ましたが、みなさんからメイユイメイさんがどんな人なのか紹介してくれますか。もしかしたらまだまだ、みんなの前でも本性は出していないかもしれないですけど(笑)。

しだれ:たしかに(笑)。最初は、おとなしい子なのかなって思っていたんです。本人も人見知りだと言っていたんですけど、いざ加入してみたら、何が明るいのかわからないですけど、とにかく明るいんですよ。

メイユイメイ:ふふふ(笑)。

しだれ:明るい! っていうタイプでもないんだけど、場を和ませてくれる雰囲気があるというか。喋り方なのか性格によるものなのか、人懐こくてかわいらしいんです。

-メイユイメイさんはゆくえしれずつれづれのオーディションに応募してきたんですよね。それまでに、つれづれの活動を見ていたんですか。

メイユイメイ:もともとは知らなかったんです。オーディションがあるのを知って、YouTubeに上がっている動画もすべて観て、応募しようと決めたんです。なんていうか、絶望の中で生きてる感がすごくて......あ、これは、褒めてるんですけど(笑)。

小町:うん、わかるよ(笑)。

メイユイメイ:人ってこんなに感情的になれるんだなって思って、すごく惹かれたんです。

艶奴:へぇ~。そうなんだね。

しだれ:あ、一番感情的じゃない艶奴さんが反応してる。

メイユイメイ:わたしはもともと人と関わることがあまり好きではなくて、感情的になったりする場面もなくて。顔も"無表情だ"ってよく言われるんです。そういう自分が、つれづれのMVを観て、歌を聴いて、行動できたので。わたしも、こうして誰かを突き動かすような人間になりたいなっていう想いがありました。

しだれ:小町がすごく嬉しそうな顔してる。

小町:立派だなぁと。