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INTERVIEW

the GazettE

2016.04.26UPDATE

2016年05月号掲載

the GazettE

メンバー:RUKI(Vo) 麗(Gt) 葵(Gt) REITA(Ba) 戒(Dr)

インタビュアー:KAORU

-そうですね(笑)。そして通常盤のみ収録の「VACANT」(Track.3)についてですが、ここにも"忘れないで"という、「OMINOUS」に使われている歌詞がありますが、ここも一連の流れの中で関連性を持たせた象徴なのでしょうか?

RUKI:いや、それについてはたまたまですね。でも、歌詞のキャラ設定はそんな感じです。"永遠"とか"雲"とか。もうみんなお腹いっぱいでしょうけど(笑)。

-いやいやそんな(笑)。ギターについては、麗さと葵さんの絡みなのですか?

葵:あれはアルペジオで書いたとこですね。

麗:完全にバッキング的に弾いてますね。

RUKI:「虚無の終わり 箱詰めの黙示」(2008年リリースのシングル『紅蓮-Auditory Impression-』収録)に近いイメージですね。アルペジオとソロがあってという解釈です。

-では、「VACANT」のテーマについて詳しく教えてください。

RUKI:もともとメロウな感じにしたかったんですけど、"バンドの儚さ"っていうイメージで書き上げました。うちの事務所にKagrra,っていう先輩のバンドがいたんですけど、彼らに宛てた曲なんです。彼らは"和"とか"桜"をテーマにしたバンドだったんですけど、その解散ライヴが、バンドが散っていく感じですごく儚く見えて。たまたまスタジオに行くときに夕日を見てそのライヴのことを思い出したんですよ。そのイメージをもとに色を変えていったという感じですね。要はバンドというものは儚いものだということですね。なんか、ひとつの人生が終わる感じがしますよね。でも普段はそこまで考えないじゃないですか? 実感するのは、"大切なお知らせ"っていうツイートがあがったときだったりするし。あれは厳しいですよね。

-"不死"という意味を持つ「UNDYING」の歌詞のテーマについては、そもそも人の生死ではないとおっしゃっていましたが......。そこでふとお訊きしたくなったんですけど、今年の1月にDavid Bowieが亡くなったじゃないですか。David Bowieは特にヴィジュアル系の元祖的存在でもあると思うんですけど、みなさんは実際に聴いていましたか?

REITA:聴いてはないなかったですね。

葵:存在はもちろん存じておりましたけど。

RUKI:うーん、ファッションは好きでしたね。ちゃんと聴いたのは最近になってからなんですけど、「Rock 'N' Roll Suicide」って曲が好きで。これはLUNA SEAのJさんのラジオで流れていていたのがきっかけで知りました。MVも好きですね、あの歳であのイカれた感じというのは......。

-MVもすごいですよね。彼が亡くなる直前にリリースした実質的な遺作『★』は制作している段階で、自分が死ぬことがわかってたんですよね。それであれだけ尖った作品を残したっていうのは、David Bowieというアーティストの生き様、物語を見た感じもあって、その喪失感が個人的にも大きかったんですよ。それでお訊きしたいのですが、もしご自身が病気になったり、死ぬとわかったときに、どんな作品を作りたいと思いますか?

葵:ものすごいテーマ(笑)。

REITA:いい質問ですね(笑)。

麗:逆にそこで作風は変えたくないですし、たぶん変わらないと思う。クオリティに関してもそうですね、今まで手を抜いていたわけではないから。

RUKI:正直あんまり想像つかないですね。でも、そのときに旬なものを作るんでしょうね。やりたいことをただやるだけだと思います。でも死ぬってわかってたら、周りがお金を投下してくれそうですけどね(笑)。遺言託すから的な(笑)。

一同:(笑)

-David Bowieを影響源に生まれたニュー・ウェイヴを聴いたヴィジュアル系バンドの元祖となる人たちがいて、そういうバンドの系譜にthe GazettEがいてと、辿っていくと直接的な影響下にはないけど、ひいおじいちゃんみたいな存在なのかもしれないですね(笑)。

一同:なるほど(笑)。

RUKI:でもそもそもニュー・ウェイヴも聴かないですからね。まぁどちらかというと、80年代後期のGUNS N' ROSESあたりからの影響が大きいですね。

-そういえば代々木の1回目のアンコール終わりで、GUNS N' ROSESの「Knockin' On Heaven's Door」(※原曲はBob Dylan)が流れていましたし、あと開演前のSEではSKID ROWとかも流れていましたよね。あのアイディアはどこから生まれたのですか?

RUKI:あれは『NIL』(2006年リリース)というアルバムの最後が天国に向かっていく感じだから、"じゃあ、ガンズっしょ(笑)"っていう安易な発想で定着したんですよね。SKID ROWは完全に趣味ですね。

-他にもSEでMESHUGGAHとかLAMB OF GODあたりのメタルがかかってたのも胸熱でした。

RUKI:MESHUGGAHはみんな言ってきますね(笑)。(※メンバーに向かって)ブラストやるならMESHUGGAH聴いた方がいいよ(笑)。