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INTERVIEW

打首獄門同好会

2015.11.14UPDATE

2015年11月号掲載

打首獄門同好会

メンバー:大澤 敦史(Gt/Vo)

インタビュアー:荒金 良介

-今回のアーティスト写真もお米関係の方が喜びそうですけど、前作と連動した形で"米作りプロジェクト"もやりましたよね?

シングル出す前にはすでに、お米を作っちゃおう、と具体的に計画してたんですよ。事務所のスタッフで地元が米所の方に当たってもらったり、ファンの方に地元でやれるところがあるかどうか当たってもらいました。で、田植えが体験できるところに行って、こないだ収穫もさせてもらったんですよ。このアーティスト写真はそのときに撮ったものです。これが今回のアーティスト写真兼ジャケット写真ですね(笑)。来年のフェスに出た際は、ライナップ・ページにこのアーティスト写真が入り込むという。

-フッ! あっ、鼻水出ちゃった。

はははは。フェスのラインナップに農家が混ざってるよって。Twitterでこの写真をアップしたときも、笑いながら総ツッコミでしたからね。ファンの方もそういうものを求めているんだなと。

-大澤さん的にはこの状況を楽しもうと?

このアーティスト写真をポスターにしようと思ってます。なのでライヴハウス、CDショップに貼られることも楽しみで。

-(笑)話を戻しますが、"米作りプロジェクト"をやろうと思った動機は?

四国八十八ヶ所のお遍路の曲「88」のMVを作ったときは本当に回ったし、焼き鳥の曲(2013年リリースのアルバム『一生同好会します』収録の「ヤキトリズム」)は本当に焼き鳥を焼くし、二郎の曲(「私を二郎に連れてって」)のときは本当に食べ歩くし、歌うからにはとことん足を突っ込みたくて。それで、米の曲を歌うなら、自分で作りたいなと。自然と浮かんできました。お米は日ごろ食べてるし、今さらお米を食べて思いを深めるよりも、作った方がいいなと。去年からインターネット番組"10獄放送局"をやっているので、番組にしてしまう口実もできる。挙げ句の果てに米ができたら、欲しい人に売ればいいじゃないかと。

-(笑)

実際400kgぐらい穫れているので、打首獄門同好会ブランドとして、ファンのみなさまの食卓にお届けしようと。

-食べ物の曲を作って、実際の行動に移す人はあまりいないと思うんですが。

まあ、そうですよね。最初にお遍路を回るというのが"水曜どうでしょう"というテレビ番組の企画で四国を回ったことをモチーフにして、純粋に番組のファンとしてマネしたいという願望が強くて。非常に前向きな気持ちで1回目をやり、その映像を流したらバカ受けしちゃって。すごく手応えを感じたから、調子に乗ったんでしょうね(笑)。じゃあ、同じノリで米を作ろうと。基本、興味あること、好きなことばかりを歌にしているから、実際やることに関してはやぶさかではなくて。多分、今後もこういう動きはあるんだろうなって。

-ありそうですね(笑)。例えばミュージシャンによっては、米を作る時間があったら、曲を作る、練習した方がいいだろと考える人もいるかもしれないじゃないですか。

それこそ学生時代はガムシャラに練習してたんですよ。時間さえあれば音楽に集中する時代を経て、でも曲を作るというアイディアは練習で出てくるものではないということもだんだんわかってきて。アイディアが必要なときって、実は音楽とはまったく別のことをしている方が有効な場合もあると思うんですよ。自分が尊敬するミュージシャンは深い趣味を持ってることも多いです。釣りをしているときに曲のアイディアが生まれてきたり、音楽以外のことをやってる時間が音楽にいい形で還元される。要するに感性を磨くって、家に閉じこもって練習するだけじゃできないことなんですよ。我々は曲のテーマに沿ってることをやってるから、釣り以上に直接的なことをやってるわけで(笑)。そうすると曲に対する思い入れも深まるし、新しい体験をして刺激を得ることは、音楽をやるうえで財産になると思うんですよ。

-たしかにその通りとだと思います。

今となってはまったく無駄に感じないし、むしろどんどん遊ばないと、遊び心に溢れた歌は生まれないんじゃないかと。ファンの方も喜んでくれる遊びなら、大歓迎ですね。