COLUMN
XMAS EILEEN Koji Uehara(XMAS EILEEN Vo.R/KOJI ZERO THREE/映画監督)"映画馬鹿一代" 第7回
連載させてもらってる映画コラム、やってみると中々面白い!アウトプットにもなるし!ありがとうございます!感謝してますよ(笑)
今回はどうしようかな??
あっ韓国映画行きましょう!
何で日本の映画と差が出たか?ってとこですね。前提として、もちろん日本映画にも素晴らしい作品はあります。素晴らしい役者さんもたくさんいる。なら何故?要は作る側の問題だと思っていてて、名監督、名プロデューサーが少ない。あとはシステムですね。
たまにありませんか?良い映画だなあと思ったらエンドロールの曲で冷めるとか、あれもそうで変なタイアップとかじゃあなく、作品の事を考えて本当にそれに見合う曲をあてはめる方がボクは好き。もちろん商業なんで色々な思惑があるのはわかるけど、それやってるうちは絶対に良くはならない。
ゴッドファーザーとか先に曲が出来てた?(笑)ってぐらい見事でしょ?(笑)映画と音楽は切り離せないものだからこそ先人達はこだわってたと思う。
ボクも日本で映画監督をやっている以上、この国の映画、エンタメ、本当に発展して欲しい。
その想いはすごく強い。ポテンシャルは高い国じゃないですか?役者さんとか本当に素晴らしい人いっぱいいますからね。
もちろんエンタメは勝ち負けではない。
セールスや話題だけで決めれるものではない。
音楽も映画も。それはわかってる。だからこそ作り手がそこに怯えずに正々堂々と良いものを作ればいい、日本人そんな馬鹿ばっかりじゃないから、必ず受け取ってくれるはず。そうだな、受けとる側を信じて作り手が進む。それが1番エンタメが発展するって事だと思う。
こんな話があったんです。フォロワー100万人いるインフルエンサーを映画に使いませんか?みたいな話。この人達は肝心な事が抜けてるんですよ。
「その100万人以外その映画観ない」
そこに全く気付けてない。意味わかりますかね?(笑)ボクと話した方は納得してくれてました。作品を作る時にゴールなんか決めたらダメ。
人が人生を生きるのにゴールなんか決めたらダメ。
なんか段々哲学の話になってきたけど(笑)
その想いでエンタメに向き合っていけば必ずもっと良くなる。
日本は本当に素晴らしい国だから。
ボクは2024年にまた新しい映画を作るのでお楽しみに!
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