INTERVIEW
DIAWOLF × THREE LIGHTS DOWN KINGS
2015.11.17UPDATE
Member：DIAWOLF：SHOW OHARA（Vo） THREE LIGHTS DOWN KINGS：u-ya（Scream/Gt/Prog）
Interviewer：村岡 俊介（DJ ムラオカ）
－2バンドのサウンドが同じように聴こえるわけではないんですが、近しい部分があるのかもしれないですね。
u-ya：新しいEPを聴いたら楽曲1曲通して足したり引いたりしていると感じられたんで、そこで共通するものがあるのかなと思いましたね。
SHOW：サンエルを聴いてて思ったんですけど、コード感とかメロディをわざと洋楽っぽくしないようにしてます？
u-ya：そうですね。あんまりマニアックな感じになりすぎちゃうと、スッと入ってこないのかなと。
SHOW：アプローチは洋楽的なんですけど、ちゃんと日本の音楽シーンにマッチするように計算されてるのかなと思いました。僕らもメロディは日本人らしくないと洋楽の猿真似になっちゃうなって考えてて。それはちょっと怖いというか、気をつけているところで、サンエルの曲を聴いてもそういう意図を感じたので、勝手にシンパシーを感じてます（笑）。
u-ya：（笑） ほんとにそうですね。
－（DIAWOLFの）最初のインタビュー時に、メロディは洋楽的にしないように気をつけてるっておっしゃってて、そのあたりサンエルと通じると実は思ってたんです。サンエルは特にアニメのタイアップにも向いてるような日本人好みのメロディ・ラインを得意としている音楽性ですし。
u-ya：そうですね。特に次のシングル曲「グロリアスデイズ」（12月2日リリース）は、まだ発売に至ってはないですが、アニメ"銀魂゜"のエンディングに使われていてすごく反響をいただいています。こういう方たちも含め、聴き入れやすいような音楽を作れているのかなって再確認できた気がします。
－SHOW さんもA9としてはタイアップをやってますよね？
SHOW：そうですね、やってました。
－DIAWOLFでもやってみたいですか？
SHOW：そうですね、縁があれば。もともと色物って見られやすい出方だと思うんで、まずは最初の1年、クオリティの高いことをしっかりやらないと。
－となるとライヴやツアーでしょうか？
SHOW：そうですね、地道にやろうかなと。
－DIAWOLFはラウド系のバンドとの対バンもかなり行っていますね？ 今度のツアーではMAKE MY DAY、LOKA、ALL OFFと。次はサンエルとの対バンもいいんじゃないですか（笑）。
SHOW：そうですね、いつか一緒にやらせていただければ......。
u-ya：ぜひぜひ！
－話は戻るんですが、共通点としてシンセやエレクトロ要素を挙げましたが、シンセ、エレクトロと一概に言ってもいろんなものがあるじゃないですか。それこそTHE PRODIGYなどのブレイクビーツから、80年代のディスコ・サウンド、最近のSKLLIREXのようなバキバキなEDMまであると思いますが、エレクトロ・サウンドを取り入れるにあたってのこだわりがありましたら教えてください。
SHOW：そうですね、僕はダブステップが1番好きですね。音の選び方で言うとKORNやSKLLIREXに近いと思います。僕は率先してマニピュレーションとかやってるわけではないのでそんなに語れはしないんですけど。u-yaさんはシンセのアレンジはなさってるんですか？
u-ya：そうですね、僕がトラックを作ってるんで。DIAWOLFの楽曲を聴いて、シンセ・サウンドの主張がすごく強いんで、何の機材を使っているのかなって気になってました。
SHOW：僕もちょいちょい入れてますが、ほぼNexusですね。
u-ya：あぁ、やっぱり！ 僕もNexus使ってるんで、もしかしたらNexusかなと思ってたんです。これってハードなのかソフトなのかどっちかなと思ってて。
SHOW：一部DJに足してもらってる部分もあるんですが、それはハードですね。スクラッチはうまいヤツにやってもらったりとか。
u-ya：スクラッチが効果的でメッチャかっこいいと思ってて。
SHOW：スクラッチ専門みたいな人を探してやってもらいました。
u-ya：いいですね！ 僕はスクラッチをやりたいとは思ってるんですけどできないんで。やっぱりあれってテクニックがすごくいるじゃないですか。
