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INTERVIEW

DIAWOLF

2015.05.20UPDATE

2015年05月号掲載

DIAWOLF

メンバー:SHOW OHARA (Vo)

インタビュアー:荒金 良介

-SHOW(OHARA/Vo)さんとTORA(AMANO/Gt)さんのプロジェクトであるDIAWOLFが7月に1st EP『REBELLION』をリリースします。今日はこのプロジェクトの概要を含めて、SHOWさんの音楽的ルーツを訊きたいと思ってます。まず、このDIAWOLFをやろうと思い立ったのはいつごろなんですか?

3年前からギターのTORAと一緒に何かやろうと話してたんですよ。今から12年前ぐらいの話になりますけど、もともと僕が最初にやってたバンドはSLIPKNOTのコピーから入って、お化粧してライヴをやってたんですよ。それからもっとヘヴィなバンドをやりたいと思い、その次に組んだバンドがAlice Nine(A9)の前のバンドなんですよ。当時はヘヴィでシャウトの応酬みたいなアプローチをするヴィジュアル系バンドが増え出して、そこに乗ってるように見えるのも嫌だなと。結果、フラットなバンドという意味でA9を組んだんですよ。そして、ふと10代のころにこういう音楽をやりたい!と思ったものを自分は100%やれてるのかなと。それでひとつの案として、10代のころに自分が純粋にやりたいと思った音楽を、何も考えずにやれる場があってもいいのかなと思ったのがきっかけですね。

-それがDIAWOLFの立ち上げに繋がるんですね。

はい。こうすれば認められるとかあまり気にせず、逆に笑われてもいいから、自分が純粋に楽しめる場所を作りたくて。それがこのDIAWOLFというプロジェクトです。

-根っこにある動機はものすごくピュアなんですね。

そうですね。世代的には中学生のころにヴィジュアル系が流行って、もともとLUNA SEAが好きで、JさんがKORNを薦めていたから聴いて、それからMUDVAYNE、STAIND、同時にTHE PRODIGY、NINE INCH NAILS、ATARI TEENAGE RIOTとか聴いて、そのあと山嵐やBRAHMANも聴いてました。

-山嵐にBRAHMANですか?

山嵐がMステに出たときはテレビの前で"キャー!"となってました。

-過去にMステは2回出てますからね。

僕の世代的にはそういう音楽がメインストリームだったから、すごく自然なんですよね。激ロックに出てるcoldrain、Crossfaithとかも自分が活動していたジャンルとは違ったけど、曲は聴いてましたからね。で、そこには成熟したシーンがあるというか、すでに盛り上がっているんだなと。一時期、ヘヴィな音楽は落ち着いたときがあったけど、遺伝子はちゃんと受け継がれているんだなと思いました。で、とにかくマーケティングせずに、TORAと曲を作って、デモを作り上げたのがDIAWOLFの第一歩ですね。

-TORAさんとも音楽的な趣味も合うんですか?

似てますね。TORAも本体のバンドでは、そんなに我を出さないような奴なんですよ。彼はヴィジュアル系にもあまり友達がいなくて、MAN WITH A MISSION、Crystal Lakeの人と飲んだりとか、そういう奴なので。

-DIAWOLFの音楽の方向性についてふたりで話し合ったりは?

あまり打ち合わせはしてないですね。それで今度出す音源は2、3曲あるよりも、5曲ぐらいあった方がいいかなと思って、EPという形で出せたらなと。僕が3曲、TORAが2曲作ったんですよ。それでどんなものかと思って、ショーケース的に渋谷で3ヶ月連続ブッキングして、TORAの友達バンドも呼んで、ライヴをやったんですけど、それも新鮮でした。

-これまで2回ライヴをやってますよね。デビュー作を出す前にライヴをやることに対して、不安はなかったですか?

やる側はナチュラルなんですよ。やっぱりふたりとはいえ、バンドですからね。バンドって音源を出す前にライヴをやるのが当たり前じゃないですか。だから、普通のことなのかなと。ただ、DIAWOLFというバンド名でも僕らことを知ってる人は観に来ますからね。今までの活動を見てきた人はリリースされてない曲をライヴでプレイすると、"?"と感じた人もいたかもしれないけど、それをどう扇動できるのか。そこは頑張らなきゃいけないですね。

-実際、ライヴでDIAWOLFの楽曲をやってみた感触は?

お客さんに"こういうものをやりたいんだ"、というのは伝えられたと思います。去年、A9で海外でもライヴをやったんですけど、ビートに対してお客さんが素直なんですよ。僕もジャンルを壊していきたいと思っているので、それが伝わり始めてるのかなと。1回目より、2回目のライヴでさらにそれを感じました。最初はバレないようにやろうと思ったんですけどね(笑)。

-えっ、そうなんですか?

それも礼儀に欠けるのかなと。新しいプロジェクトを立ち上げるなら、それをちゃんと伝える義務があるのかなと。もちろんそれに対しては否定、肯定あるだろうけど、それを全部受け入れてやろうと思ってます。

-根っこにある音楽ルーツは話してもらいましたが、このDIAWOLFとしてやろうと思った音楽は?

TORAが"DJを入れたい"と言ったので、アレンジはその人にも手伝ってもらってます。とにかく、自分は子供のときにやりたかった音楽で止まってるから。アメリカで新譜を出してるバンドを聴いても......例えばISSUESを聴いても新しさをあまり感じなくて。DIAWOLFでは自分たちのルーツに正直にやって、それが受け入れられるか受け入れられないか、わからないけど、それでいいかなと。僕的には古臭いものをやってるつもりなんだけど、「Rebellion」を今っぽいと言う人もいるので、それはDJの効果かなと。